◎「基地があるがゆえの事件」 翁長沖縄県知事

 沖縄県うるま市の島袋里奈さん(20)が、アメリカの元海兵隊員によってレイプされて殺害され、遺体を捨てられた凶悪事件。翁長雄志沖縄県知事が、「基地があるがゆえの事件…怒りの持って行き場がない」と語ったように、くり返される米兵などの凶悪事件に県民の怒りは頂点に達しています。

 沖縄県警に5月19日に逮捕されたのは、シンザト・ケネフ・フランクリン容疑者(32)=同県与那原町=。沖縄・嘉手納基地の軍属で、ネット関係の仕事に携わっているといいます。元米海兵隊員でした。

嘉手納基地 201508
(米軍嘉手納基地=2015年8月)

 20日には、嘉手納基地ゲート前で県民約250人が「米軍基地を撤去せよ」と緊急の抗議行動を行いました。

 島袋さんは、4月28日から行方不明になっていました。シンザト容疑者の供述で、恩納村の県道104号沿いで島袋さんの遺体を発見しました。部分的に白骨化していたといいます。

 恩納村と聞いて沖縄の地図を広げました。昨年8月に普天間基地や嘉手納基地などをめぐる沖縄旅行へ行った時に、泊まったペンションがあるのが恩納村でした。県道104号は、ペンションからすぐ近くです。

恩納村の海 201508
(恩納村の美しい海。この近くには、米軍キャンプハンセンがある=2015年8月)

 ペンションの裏山は、米軍キャンプハンセン(第12海兵連隊)が広がっており、県道104号は基地に沿って伸びています。こんな寂しい県道沿いに島袋さんが捨てられていたかと思うと言葉がありません。

 沖縄県の本土復帰(1972年)後、2015年末まで、沖縄での米軍による凶悪犯罪の件数は、574件も発生しています。1995年に起きた米海兵隊員らによる少女暴行事件は、県民の基地への怒りが沸騰し、翌年には日米両政府は米軍普天間飛行場の返還で合意しました。

琉球新報 凶悪事件
(米軍による沖縄での凶悪事件=琉球新報から)

 しかし、日米両政府は名護市辺野古に普天間基地に代わる新基地の建設を強行しています。翁長知事のいうように、米軍基地があるがゆえに、おぞましい凶悪事件は後をたちません。

 日本共産党の志位和夫委員長は5月20日、次のように語りました。
 「基地があるゆえの犯罪、事件であり、基地のない平和な沖縄をつくることが米兵による犯罪、事件の防止にむけた最も有効な解決策です」
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沖縄 | コメント(1) | トラックバック(0) | 2016/05/21 10:37
コメント
No title
沖縄県民の犯罪発生率は米軍軍属の2倍以上という現実
公職選挙法違反を県知事やその支援する候補者が起こしても
立件せずに握り潰しをするなど警察も思いのまま。
沖縄は米軍以上に危険な存在になっているのではないか?

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