◎トヨタ15年度 世界販売1位 VW抜く

 トヨタ自動車は4月26日、グループのダイハツ、日野自動車を含む15年度(15年4月~16年3月)の世界生産、販売を発表しました。世界販売は、1009万4000台(前年度比99・3%)で、3年連続1000万台を超えました。

 また、14年度でドイツのフォルクスワーゲン(VW)に抜かれ世界2位でしたが、VWの世界販売は995万1000台だったために、トヨタが1位に返り咲きました。

 VWが排ガス不正問題などで後半は販売を減らしたことで、トヨタが1位になりましたが、これからも1000万台での激しい争いになりそうです。

 トヨタの発表によると、トヨタ単体の世界販売は915万9000台(前年度比100・5%)、ダイハツ76万7000台(同86・2%)、日野16万8000台(同99・3%)でした。15年4月からの軽自動車の増税で、ダイハツの販売は落ち込みました。

 トヨタの販売のうち、国内販売は148万8679台(同101・5%)で、2年ぶりに前年度実績を上回りました。トヨタの国内市場でのシェア(軽自動車をのぞく)は、0・7ポイント増の46・8%になりました。

 このうちレクサスブランドの国内販売は5万2234台(同125・1%)で、富裕層向けの販売は大きく伸ばしました。

プリウスα
(プリウスα)

 一方、生産量では、トヨタ単体は世界で893万835台(同99・8%)でした。このうち国内生産は317万1757台で、海外生産は575万9078台でした。海外生産比率は、64・%にもなっています。

 豊田章男社長は常々、「国内300万生産で雇用を死守する」とのべています。

 以上は、年度で見ていますが、暦年(1~12月)では、トヨタの15年の世界販売は、1015万台(前年比0・8%減)で、4年連続世界1でした。2位のVWは、993万台(同2%減)で、3位のアメリカのゼネラル・モーターズ(GM)は横ばいの984万台でした。

 トヨタがGMを抜いて世界1になったのは、2007年。10年まで4年連続世界1でしたが、11年の東日本大震災で、大幅生産減になって3位に後退したものの、12年には1位に戻り、4年連続世界1になっています。

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決算・経営計画 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2016/04/29 14:09
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