◎トヨタ 順次、生産再開

 熊本地震で、トヨタ自動車とグループ会社は、部品が調達できなくなったためにほとんどの工場で生産を停止していましたが、4月25日(月)から順次、再開しました。

 熊本地震(4月14日)で、トヨタの部品会社、アイシン精機の子会社のアイシン九州(熊本市)の工場が被災しました。レクサスなどを生産している関連会社のトヨタ九州(福岡県)の生産がストップしました。

 部品が滞ったために、19日(火)からは、プリウスを生産している堤工場(豊田市)など国内にある30本の生産ラインのうち26本のラインの稼働を順次、停止していました。

 このうち25日(月)からは、堤工場などのラインが再開。売れている車種を優先に18本のラインを順次稼働させる計画です。トヨタ九州やレクサスやクラウンなどを生産している元町工場(豊田市)は28日まで稼働停止で、再開は未定です。

生産再開 堤工場
(4月25日から生産が再開したトヨタ堤工場。右は展示してあるプリウス)

 29日からは、大型連休になるために工場によっては、約3週間、事実上、稼働がストップします。約8万台の生産が遅れる見通しです。生産停止になっても、部品を生産している部門や品質管理など間接部門の労働者は出勤しています。

 生産停止になった組立部門などの労働者は、「年休推奨日」や労働基準法39条の第5項(労使協定で5日を超える部分は年休取得日を特定できる)にもとづき、「年次有給休暇の計画的付与」などでした。

 2月に愛知製鋼の爆発事故で、1週間にわたってラインが止まりました。この時も「年休推奨日」や「年次有給休暇の計画的付与」であり、事故や災害とはいえ、労働者が自由に使える年休が減ってきています。

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 トヨタ自動車は4月27日、生産の再開が未定だったトヨタ元町工場(愛知県)をはじめ、グループのすべての工場の生産ラインを大型連休明けの5月6日(金)~14日(土)の間で、すべて再開すると発表しました。

 再開するラインは、トヨタ自動車元町工場の第1ラインとLFA工房、トヨタ自動車九州の宮田第1、2ライン(福岡県)、トヨタ車体のいなべ第1、2ライン(三重県)、岐阜車体(岐阜県)、日野自動車の羽村第1ライン(東京都)です。

 なお、4月29日(金)~5月5日(木)は、大型連休です。
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職場は今 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2016/04/27 20:22
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