◎知恵あり、段ボールベッド

 豊田市や名古屋市などの街は、ハナミズキが真っ盛りだ。白の清楚さもいいが、あでやかなピンクは目を強く惹く。しかし今年は、熊本地方はそれどころでなくなった。

 熊本地震発生(4月14日)から21日で1週間たったが、強い余震が続く。震度4以上は、実に92回を数える。避難する人は10万人近くになる。多くの人は、避難所ではなく自動車の中ですごしている。当然だろう。

 心配されるのが、足を延ばせないことからくる“エコノミークラス症候群”だ。そんななか、段ボール会社が考案した段ボールベッドが、避難所に配布され話題になっている。

段ボールベッド 共同
(段ボールベッド=共同から)

 高さ約35cmの段ボール箱6個を2列に並べ、上に約2m、横90cmの板状の段ボールを並べるというものだ。箱には仕切りを入れて補強する。段ボールシートは1分で350mの大量生産が可能というから、災害が発生すると作業を開始すればいい。

 現地で15~20分で組み立てられ、20人が乗っても大丈夫というから驚く。東日本大震災での人々の避難がヒントになったという。人間の知恵はすごい。地震列島・日本で活用できるのではないか。

プリウス 2人
(後部座席を倒したプリウス)

 自動車も“エコノミークラス症候群”にならない方法でもっと活用できないのか? ちなみにプリウスは、後部座席を倒せば大人2人が足を延ばしで寝ることができる。4人家族では、1台では無理だが。トヨタの技術者の知恵の出しどころではないか。

 日本共産党の志位和夫委員長は21日の記者会見で、震災関連死が増えている実態をふまえ4つの提言をした。

 それは、①テントを大規模に確保するために、官庁、自治体、自衛隊、スポーツ業界などに供出を依頼すること、②医療・保健態勢を抜本的に強めて、「エコノミークラス症候群」や感染症を防止する態勢をとること、③体を伸ばせる避難所を確保するために、熊本県内外の自治体の公営住宅などを、政府がイニシアチブを発揮して確保すること、④避難所で間仕切りをつくるなどの環境の改善――などである。

ハナミズキ
(ハナミズキ=名古屋市で)
スポンサーサイト
その他 | コメント(1) | トラックバック(0) | 2016/04/22 14:54
コメント
No title
支持母体である民医連に何の提言も無いどころか民医連のHPに言っても憲法や放射能や東北ばかりで
熊本という言葉は1ヶ所も出ていない状態。

他所に提言する以前に身内へ提言した方が良いんじゃないの?


まるで熊本で地震など起きていないかのような民医連HP
http://www.min-iren.gr.jp/

管理者のみに表示