◎トヨタ工場 19~22日、生産停止 熊本地震

 熊本や大分での大地震で、部品が調達できないとしてトヨタ自動車とグループの会社の生産ラインのほとんどが19(火)~22日(金)の間、停止になりました。

 今後の見通しについてトヨタは、20日(水)に明らかにするとしています。熊本での震度7の大地震(14日)によって、トヨタの関連部品会社、アイシン精機の子会社、アイシン九州(熊本市南区城南町舞原字西)などの工場が被災しました。

 震度6クラスの余震が頻発するために、工場の中に立ち入れない状態といいます。同工場では、ドアの開閉を調整する部品を生産しています。約3万点の部品からなる自動車は、1点の部品が調達できなくても組み立てることができません。

がらーん堤工場
(生産停止でがらーんとした堤工場)

 トヨタは、在庫を極力持たない“かんばん方式”を採用しています。これまでも東日本大震災など、地震のたびに生産がストップ。この2月には、関連会社の愛知製鋼の爆発事故で、6日間生産がストップしました。

 今回の熊本地震では、プリウスを生産している堤工場や高岡工場(以上、豊田市)、田原工場(愛知県田原市)が19日から、元町工場(豊田市)が20日から生産を停止します。

がらーん  高岡工場
(生産停止した高岡工場。門前には生産している車が展示してある)

 グループ会社でも、熊本県の隣のトヨタ九州(福岡県)が震災直後から停止しているのをはじめ、トヨタ東日本(岩手県、宮城県)やトヨタ車体(愛知県、三重県)、ダイハツ(京都府)、豊田自動織機(愛知県)、岐阜車体工業(岐阜県)の各工場が停止します。

 トヨタ自動車の工場では、労働者は19(火)、20(水)は“年休推奨”扱いになります。年休が少ない労働者は、出勤して清掃などを行います。21(木)、22(金)は、“一斉年休”で、年休が6・5日以下の労働者は特別休暇(賃金は90%)になります。

中日 トヨタの工場停止
(これまでのトヨタの生産停止=中日新聞、4月18日付)

 職場では、「今年は大変だ。前半だけでも愛知製鋼の爆発事故と合わせて2回も生産がストップした」「トヨタは緊急事態に弱い。1個の部品がなくてもつくれないのだから」などの声が上がっています。
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職場は今 | コメント(3) | トラックバック(0) | 2016/04/19 14:59
コメント
No title
23日は土曜日ですが・・・
No title
22日(金)のミスでした。申し訳ありませんでした。 管理人
No title
アイシンの工場火災の教訓で、部品は、全て、二社発注しにしたのではなかったのですか?

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