◎甘利氏秘書 「蛇口」にたかる

 甘利明・前経済財政担当相と秘書の「口利き疑惑」で、東京地検特捜部の強制捜査(4月8日)を機に、底なしの金の動きがしだいに明らかになってきました。甘利氏は、政治家として説明責任を果たす義務があります。

 日経新聞(10日付)は、「甘利氏の元秘書が都市再生機構(UR)と補償交渉していた建設会社の総務担当者を『(金銭支払いの)蛇口』と呼び、頻繁に飲食接待を受けたり、現金を受け取ったりしていた」と伝えました。

 そして、「飲食代は総務担当者が負担し、会合後には元秘書に現金を渡したとされる。関係者によるとこうした形での現金授受は合わせて数十回、計数百万円に上ったという。現金の一部は別の元秘書にも渡ったとされる」といいます。

 その上で、「元秘書は総務担当者から500万円を受領。一部を献金として処理し、300万円は自らの遊興費などに使ったという。甘利氏も同年11月と14年2月に50万円ずつ受け取り、関連政治団体の政治資金収支報告書に寄付として記載した」としています。

甘利 テレビ朝日系
(テレビ朝日系、11日放送から)

 日経新聞はまた、10日付の社説「甘利氏は国会に出て説明せよ」で、「(甘利氏は)2カ月以上も国会に登院していない。公の場に姿をみせない状況が続くならば、衆院議員を名乗る資格はない」と厳しく批判しています。

 そして、「甘利氏の事務所は国会欠席の理由として衆院に医師の診断書を提出している。そこに書かれた『睡眠障害』がどういう病状なのかはよくわからないが、全く出歩けないほど重いのか。自民党の説明もあやふやである」と病気に対しも疑問を呈しています。

 その上で、「自ら出てこないならば、参考人招致や証人喚問も検討すべきである」と証人喚問などを主張しています。

 このブログ「トヨタでいきる」の「続・あまりにもひどい」を4月10日にアップしたところ、「まだ睡眠障害で悩み苦しむ人をに公の場で証言させて、命を削ろうとするなんて。やっぱり共産党は、人命を軽んじてますね。絶対に政権は任せられません」と日本共産党を批判するコメントが寄せられました。

 ブログでの主張と日経の社説は、基本的に同じです。政治家・甘利氏には説明責任があり、「睡眠障害」を理由に行わないことは政治家として許されないことです。日本共産党が甘利氏の「命を削る」ようなことをしようとしているのではないことは、日経の社説からも明らかでしょう。

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安倍政権 | コメント(2) | トラックバック(0) | 2016/04/11 08:41
コメント
日経の社説は全て正当なの?
あの意見は、あくまでも私の個人的見解です。
No title
自民党の中川昭一氏の不祥事の際に強烈に批判し
不眠症から最後は自殺にも追い込んだ実績がありましたね。

自衛隊基地のある町の地方議員なんかは急患輸送で深夜に自衛隊機を飛ばした際も
騒音公害だからこんな時間に飛ばすなといった趣旨の発言してたりしますし。

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