◎「いいや、あなたたちは知っていた」

 テレビ朝日系の「報道ステーション」から3月31日、古舘伊知郎氏がキャスターを降坂します。18日に放送した“ワイマール憲法からから学ぶ自民党憲法草案緊急事態条項の危うさ”は、出色の出来だと評判になっています。

 このなかで古舘キャスターは、ワイマール市のブンヘンヴァルト強制収容所跡地を訪ねます。25万人のユダヤ人が収容されていました。ドイツ共産党員も収容されました。

 人体解剖室、人間焼却炉…おもわず画面から目をそむけたくなります。ナチスを滅ぼしたアメリカ軍が、収容所に入り、言葉を失いました。腐敗した遺体、骨と皮だけになった生存者…。

 当時の映像をそのままテレビは、映し出しました。アメリカ兵は、ワイマール市民に収容所を見せました。女性は気を失い、男たちは顔をそむけました。

 「知らなかったんだ」と語る市民。

 「いいや、あなたたちは知っていた」と生き残った人々。

報道ステ
(報道ステーションから)

 この言葉が、ぐさりと刺さり、ある有名な言葉を思い起こしました。

……
 ナチスが共産主義者を攻撃したとき、自分はすこし不安であったが、とにかく自分は共産主義者でなかった。だからなにも行動にでなかった。次にナチスは社会主義者を攻撃した。自分はさらに不安を感じたが、社会主義者でなかったから何も行動にでなかった。

 それからナチスは学校、新聞、障害者、ユダヤ人等をどんどん攻撃し、そのたびに不安は増したが、それでもなお行動にでることはなかった。そしてナチスは教会を攻撃した。自分は牧師であったから行動にでた。しかし、そのとき自分のために声を上げてくれる者はいなかった。
……

 ナチスに抵抗したマルティン・ニーメラー牧師の言葉です。

 番組は、ユーチューブで見ることができます。
 https://www.youtube.com/watch?v=wLKaJje0bO0
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戦争と平和 | コメント(4) | トラックバック(0) | 2016/03/28 12:05
コメント
>ナチスに抵抗したマルティン・ニーメラー牧師の言葉です。

実はこれ、ニーメラー牧師の言葉ではありません。ニーメラー氏の言葉を聞いたドイツ人の教授から話を聞いたミルトン・マイヤー氏の言葉です。
ニーメラー牧師は1933年からナチス反対運動を開始し1937年に逮捕されており教会は攻撃されておらずユダヤ人弾圧もまだ低調な頃であり、ニーメラー財団の公式な詩では共産主義、社会民主主義、私という順での弾圧になっています。

ところでこのブンヘンヴァルト強制収容所ですが
戦後何に使われたと思いますか?

答えは「共産党によるドイツ人社会主義者の強制収容所」です。

ソ連共産党が共産党を優遇するために社会主義政党を弾圧。ドイツ全体で1950年までに12万人が収容され4万人が病死756人が処刑されました。東欧諸国では共産党が議席を取れない事態が続きその対処に他の政党を弾圧していたのです。
(演説の規制や新聞の紙面割当て規制なども共産党主導でやっていました。)

日本共産党はこの弾圧を知らない?
「いいや あなたたちは知っていた」
ですよね?
>18日に放送した“ワイマール憲法からから学ぶ自民党憲法草案緊急事態条項の危うさ”は、出色の出来だと評判になっています

いいえ、あなた方左翼の間では、の間違いです。
そして、こういう弾圧はあなた方左翼左翼共産党のお得意技ですが。
No title
スターリンのソ連共産党が崩壊して、”もろてをあげて万歳”したのは、日本共産党です。スターリンの弾圧について、不破哲三・元委員長が6巻もの本で詳細に分析していることを知っていますか? あなたの日本共産党攻撃は、日本共産党にとって何の痛痒にもなりません。
目の前の現実を逃避するために似たような連中に矛先を向けるのは本当に醜い

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