◎ふたたび、「豊田社長はバフェット氏になれないのか?」

 テレビ朝日系は3月22日、次のようなニュースを伝えました。

……
ニューヨーク州に住む約50人の富豪が、自分たちのような高所得者に対する増税を求める書簡を州知事に送りました。

 増税を提案したのは、ロックフェラー一族のスティーブン・ロックフェラー氏(79)やウォルト・ディズニー一族の映画監督、アビゲイル・ディズニー氏(56)ら約50人です。

 ニューヨーク州のクオモ知事に送った書簡のなかで、州の人口の1%にあたる年収約7500万円以上の高所得者への増税を求めました。その理由について、「子どもの貧困率が高く、8万人以上のホームレスがいる。あまりにも多くのニューヨーカーが経済的に苦しんでいる。我々には、さらに多くの税金を払う余裕がある」としています。
……
アメリカ富裕層 増税求める書簡
(テレビ朝日系が報じた、アメリカの富裕層の増税を求める書簡)

 このブログ「トヨタで生きる」は、4年前の2012年3月16日、「豊田社長はバフェット氏になれないのか?」をアップし、アメリカの富裕層がみずから増税を主張していることを掲載しました。
http://toyotaroudousya.blog135.fc2.com/blog-entry-586.html
……
 「私たち富裕層に課税強化を」というアメリカの投資家、ウオーレン・バフェット氏の主張は、アメリカ国民の64%が支持しています(3月13日、ロイター)。年収100万ドル(8000万円)以上の富裕層に最低課税30%をというものです(通称、バフェット税)。
……

 アメリカでは、バフェット氏をはじめ富裕層が、こうした主張をするのは珍しくなくなりました。大統領選挙の予備選挙が行われていますが、格差の是正を訴える民主党のサンダーズ氏の健闘が伝えられています。

 ひるがえって日本では、富裕層みずからが主張することは聞いたことがありません。ブログ「トヨタで生きる」(15年6月25日アップ)では、トヨタ自動車の豊田章男社長の14年度の報酬は、株配当をふくめて約12億円という高額だということを明らかにしてきました。
 http://toyotaroudousya.blog135.fc2.com/blog-entry-1820.html

 高額報酬で有名な日産自動車のカルロス・ゴーン社長より多いのです。日本も非正規労働者の割合が約4割を占めるように、格差の拡大は深刻になっています。

 日本でもアメリカのように、「我々には、さらに多くの税金を払う余裕がある」と主張する富裕層が出てこないのでしょうか?
スポンサーサイト
その他 | コメント(3) | トラックバック(0) | 2016/03/24 18:19
コメント
ゴーン氏の収入って日産から貰っている役員報酬だよね。同額をルノーからも貰っているので、実際は倍の収入がありますよ。

ついでに言うなら、年収の1%を党費として納め、毎月高額な赤旗購読料を払うくらいなら、そのお金を貧困層にあげた方が
愛される共産党になりますよ。
No title
共産党「(バフェット氏の資産が7兆円あることは都合が悪いから黙っておこ)」
共産党「(バフェット氏の資産が前より3.5兆円も増えてるのはもっと黙っておこ)」

共産党「(共産党の幹部と末端の職員の賃金格差拡大は黙っておく以上に隠さなきゃいかん)」
No title
バフェット氏のからくり

バフェット氏の持つ試算7兆円の大半を占めるバークシャー社は
「株主に配当しないで内部留保を完全溜め込み」
で有名です。

この会社は企業買収で色々と大きくなっていますが傘下の企業は年間何十億ドルの単位で配当を出しており
それらに課税をされていましたが買収後は配当ゼロになり配当金の課税もゼロ

バフェット氏の会社が平均的な米国企業と同等の配当金を出していればバフェット氏の配当金収入は
12億ドル以上(トヨタの社長の100倍以上)になり課税もそれに比例した高額になりますが、
配当金がゼロな以上課税のしようもありません。

管理者のみに表示