◎政治が動く 1人区で野党共闘次々

 夏の参院選めざし、政治が大きく動いています。戦後政治のなかでも画期的なことです。安倍政権打倒めざし、32ある1人区のうち、すでに5選挙区で5野党の共闘が成立しています。

 安倍首相は3月13日に開かれた自民党大会で、「自民党、公明党の連立政権対民主党、共産党の勢力とのたたかいになる。選挙のために何でもやる。こんな無責任な勢力に負けるわけにはいかない」と「自公対民共」論で、危機感を煽りました。

 日本共産党の志位和夫委員長は、同じ日に東京・新宿で行われた安保法制(戦争法)の廃止を求める学者の会と学生でつくるシールズの街頭での訴えで、ただちに反論しました。

新宿 20160313
(学者の会やシールズが開いた新宿での宣伝行動=3月13日、「しんぶん赤旗」から)

 「たたかいの構図は『自公対民共』ではなくて、『自公対5野党プラス市民・国民』ではないでしょうか」と訴え、3500人の参加者の拍手を受けました。安倍首相の“野合”論に対しても次のように反論しました。

 「自民党は、わざわざビラまでつくって、野党共闘を『野合』だと攻撃しています。しかし、野党5党は『安保法制廃止』と『立憲主義・民主主義の回復』という大義のもとに結束しているのです。これは、あれこれの政策とは次元の異なる、国の土台を再建する仕事です。まともな政策論争を行う土台を回復しようということです。これ以上の国民的大義はないではありませんか」

 昨年の戦争法とのたたかいでは、安倍政権と自民党、公明党が9月19日に強行採決して終わったわけではありません。学者の会やシールズ、ママの会などの市民・国民が「野党共闘」を強く求め、野党5党との懇談の場が継続して開かれてきました。

 そうした市民・国民の後押しで、野党共闘が揺るぎのないものになってきました。①安保法制の廃止と集団的自衛権行使容認の閣議決定撤回を共通の目標とする、②安倍政権の打倒を目指す、③国政選挙で現与党およびその補完勢力を少数に追い込む、④国会における対応や国政選挙などあらゆる場面でできる限りの協力を行う――で合意しています。

 これまでに、4月の衆院北海道5区補選での野党共闘を皮切りに、参院選1人区の熊本、宮城、長野、高知・徳島、沖縄の5選挙区で野党統一候補が実現しました。

 民主党の岡田克也代表は12日、野党の選挙協力について、「別に参院選に限っているわけではない。衆院選を含めて当然、対象になる」とのべました。

 野党統一候補になった宮城県では、戦争法だけではなく、「アベノミクスがもたらした格差の是正」「原発依存脱却」「不公平税制是正」「民意を踏みにじる米軍新基地に反対」などの政策協定も結ばれています。

 憲法をないがしろにし、自分の政権で憲法9条に手を付けようとする安倍政権。その包囲網が着実に敷かれ始めています。わくわくする情勢になってきました!

              ◇

 この記事は、3月15日にアップする予定でしたが、都合により前日にアップしました。
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戦争と平和 | コメント(1) | トラックバック(0) | 2016/03/14 16:36
コメント
シールズっていつも参加者の人数を盛ることで有名ですよねww



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