◎原発事故からまもなく5年 フライデー・リポート

 2011年3月11日の福島第一原発事故から間もなく5年。豊田市では第2、第4金曜日に原発ゼロの行動が行われてきた。2月26日(金)夕方も、豊田駅前のマック広場で集会を開いた後、駅入り口でスタンデング行動をした。

 「福島は終わっていない、福島を忘れない!」の横断幕。「原発は今すぐゼロに」などのフライヤーを持ってリレートークし、帰宅を急ぐトヨタ自動車労働者らに訴えた。

豊田原発ゼロ1

豊田原発ゼロ2


 この日は、関西電力高浜原発(福井県高浜町)4号機が再稼働をする日だった。4号機は運転開始から30年余にもなる老朽化した原発だ。再稼働準備中の20日に放射性物質を含む水漏れ事故があった。配管のボルトが緩んでいたという考えられない事故だった。

 (この日の行動の3日後には、発電・送電の直後に原子炉が緊急停止した。関電は、緩みっぱなしだ)

豊田原発ゼロ3

豊田原発ゼロ4


 行動には、旧小原村から「おいでんバス」に乗って参加する高齢の女性がいる。同村は、岐阜県境に近い村で、全国約80カ所にある核廃棄物処理場の候補地にあげられている。

 豊田市は、原発の核廃棄物の地層処分研究に関係する「電源立地交付金」を、これまでに約4億円受け取っている。その女性は、その事を知ってからいても立ってもおれなくなり、原発ゼロの行動に参加しているという。とつとつと語る女性の発言を聞いて、もっと頑張らねばと思った。

豊田原発ゼロ5 女性
(旧小原村から参加した女性)

 事故を起した東電の勝俣恒久・元会長ら3人の幹部が2月29日に強制起訴された。検察は不起訴にしたが、11人の市民でつくる検察審査会が2度にわたって起訴の議決をしたからだ。

 5年にもなるのに、原発事故で約7万人もの人々が避難している。東電社内で15・7mの津波試算があったが勝俣元会長らは手を打たなかったという。地震で15・5mの津波が襲ったのだ。それなのに東電幹部の責任が何も問われないなんてことは想像を絶する。

 駅を行きかう人々のなかに、トヨタ本社で勤務する人が多いことに驚いた。愛知環状鉄道から名鉄に乗り換える人が急ぎ足で通り過ぎていく。「原発ゼロ」の訴えを続けた。

            ◇

 この記事は、3月2日にアップの予定でしたが、都合により前日にアップしました。


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原発ゼロへ | コメント(2) | トラックバック(0) | 2016/03/01 19:20
コメント
原発の事も大切です。
でももっと大切なことがあります。
それは労働環境です。
ブラック企業やブラックバイトが若者に定着しつつあります。
そして最近は鬱病への理解も広まりつつあります。
労働環境を良くしてください。
過労死ラインが月80時間っておかしくありませんか?
月40時間でも体が悲鳴ですよ。

今の議員って選挙のときの公約が高齢者向けで20代の私にはピンとこない。

次の日本を支えていく若い世代。
若い世代がなにを求めてるのか考えてください。

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