◎2人の女性が過労死認定の支援訴え トヨタ総行動

 2016年の「トヨタ総行動」が行われた2月11日、トヨタと関連の職場で働き、過労死した夫の労災を認めて欲しいと2人の女性が訴えました。トヨタの職場では、いぜんとして過労死はなくなっていません。

 これは、豊田市内の山ノ手公園で開かれた集会での訴えです。1人は、三輪香織さん(38)です。夫の敏博さん(死亡当時37歳)は、トヨタテクノクラフト(本社・東京、トヨタが100%出資の子会社)の関連会社、テー・エス・シー(同社の100%出資の子会社)のチームリーダーでした。

 敏博さんは、トヨタテクノクラフトの愛知工場(東海市)で働いていました。おもな仕事は、トヨタの救急車の防振ベッドの組立・架装でしたが、連日、プリウスの試作現場へ応援に行くなど多忙をきわめていました。

 亡くなった2011年は、東日本大震災のばん回生産で、節電を理由にトヨタと関連会社は7~9月まで木金休み、土日出勤という変則勤務を実施していました。

 敏博さんの生活リズムは大きく崩れ、同年9月27日、虚血性心疾患で亡くなりました。香織さんは、参加者に訴えました。

 「夫は、土日出勤、木金休みで力つき、37歳の若さでなくなりました。やさしくまじめな夫でした。亡くなる1カ月前は、サービス残業をふくめて残業は100時間を超えていました。うつ病も発症していました。命を削って働いていたのです。名古屋地裁で3月16日に判決が出ます。みなさんの支援をお願いします」

三輪香織さんと内野博子さん
(訴える三輪香織さん。右は内野博子さん=2月11日、豊田市の山ノ手公園)

 もう1人の訴えは、匿名で名古屋地裁に訴えている妻のOさんの支援をしている内野博子さんです。博子さんはトヨタ堤工場で働いていた夫の過労死認定を、2007年に名古屋地裁で認めさせました。

 Oさんの夫(当時40歳)は、トヨタ本社所属で、三好工場で働いていましたが、過重な設計の仕事と上司のパワハラで2010年1月に自殺に追い込まれました。豊田労基署が労災と認めなかったために、昨年7月に名古屋地裁に提訴しました。

 内野さんは、「Oさんは体調不良です。3回目の口頭弁論が3月23日にあります。みなさんの傍聴をお願いします」と訴えました。

 トヨタ労組が加盟する労組の全国組織・連合は、「残業代ゼロより過労死ゼロ」のスローガンをかかげています。トヨタ労組は、「過労死ゼロ宣言」をしています。労組が、三輪さんやOさんの支援ができるように力を尽しましょう。
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過労死 | コメント(2) | トラックバック(0) | 2016/02/13 14:43
コメント
スバル(富士重工業株式会社)は期間従業員にIDカードを配布しないため出退勤の打刻ができない状態です。

会社はサービス残業や始業前の業務をさせても隠せる状態です。

ちなみにライン残業以外の残業を期間従業員にさせてるのに賃金が未払いになってる期間従業員もいます。
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スバルの期間従業員の方へ、メールアドレスの方へ連絡ください。秘密は厳守します。 管理人

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