◎新型プリウス 販売好調 だが…

 トヨタ自動車は1月18日、4代目にあたる新型プリウスの発売(昨年12月9日)から1カ月余の受注が約10万台になった(1月17日時点)と発表しました。月販目標1万2000台の8倍を超える好調さだといいます。

 納車のメドハは、注文から3~4カ月としていますが、上級グレード車は4~7カ月かかるとしています。

 好調なスタートを切った形ですが、2009年5月に発売になった3代目は、1カ月間で約18万台の受注になっており、4代目はその勢いにはおよんでいません。

4代目プリウス


 3代目は、▽ホンダのハイブリッド車との競争で205万円という低価格に設定したこと、▽発売直後に25万円の国のエコカー補助金があり追い風となったこと、▽燃費が1ℓ当たり32・6km(JC08モード)と同程度のガソリン車と比べ抜群だったこと――などが理由です。

 しかし、現在は、▽アクアなどプリウス以外のハイブリッド車が増え、顧客の選択肢が増えたこと、▽3代目をまだ買い替えるほどではないこと、▽消費税の8%への増税と軽自動車への増税などで国内自動車市場が低迷していること(2015年の国内新車販売は、前年より9・3%減の約504万台)、▽原油安になったこと――などの要因がからみあっているとみられています。

 プリウスは、豊田章男社長が語るようにトヨタの屋台骨を支えるクルマであり、トヨタの新戦略・TNGAの第1号車です。どれだけ販売が伸びるかは、今後にかかっています。
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トヨタ車 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2016/01/19 09:43
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