◎激動・沖縄2015③ 辺野古の海で

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(辺野古のテント村)

 年末の沖縄旅行は、最初は雨が続いたが12月26日(土)は、名護市の辺野古の海が輝くようないい天気になった。まず、海岸にあるテント村へ行った。「勝つ方法はあきらめないこと 知事と共にガンバロウ!」の看板があった。

 「毎年、来てくれる人ですね」とスタッフはおぼえていてくれた。今回で、8年目になるからだ。米軍の新基地を建設させない、と座り込んで4269日になるという看板もあった。

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 すでに10年を超える長いたたかいだ。防衛庁(当時)が辺野古のボーリング調査を始め、その阻止行動が始まったのは2004年4月。調査のためのやぐらを撤去させたのが05年9月だ。

 仲井真弘多・前沖縄県知事が、安倍首相の懐柔に屈し、県民を裏切って辺野古の海の埋め立て承認をしたのが13年12月だ。それから2年。辺野古の海では、安倍政権と沖縄県民のたたかいが続く。

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(辺野古の海でカヌーの練習をしています。向こうの白い建物が米軍・キャンプシュアブ)

 米軍キャンプシュワブの金網には、「翁長さんの勇気と行動 “オール日本”で支えよう」(静岡市平和委員会)との横断幕が掲げてあった。仲井真前知事に代わった翁長知事は、元沖縄自民党県連幹事長だったが、安倍政権の脅しに屈しない。

 テント村は、辺野古漁港にある。防波堤に立つと、紺碧の海にキャンプシュアブ基地が見える。沖合には、長島、平島が見える。その向こうの大浦湾側でボーリング調査が行われている。

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 漁港側からは、ボーリング調査は見えない。浜辺の近くでは、経験の浅いカヌー隊が練習をしていた。テレビでよく見る、ボーリング調査に対する抗議隊だ。美しい海に、カヌーが実によく似合う。

 突然、沖合から海上保安庁のゴムボートが近づいてきた。浅瀬まで来ると、数人の男女をおろしていた。おろされた人たちは、海中を歩いて浜辺へ向かって行く。

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(突然、現れた海上保安庁のボート。白い建物が米軍・キャンプシュアブ)

 大浦湾側で、抗議行動をしていたカヌー隊を拘束し、浜辺へまで連れてきたのだ。ゴムボートには、それぞれ5人ずつ乗っていた。大型の船外機(船舶の推進システム)を2基付けている。カヌーに比べると、問題にならないほど大きい。

 辺野古の海での海上保安庁の行動は、最近、かなり狂暴化しているとテント村のスタッフは語っていた。ユーチューブなどで、その様子が伝えられている。けが人も出ている。

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(海上保安庁のボート)

 沖縄の人々の新基地をつくらせない、美しい辺野古の海を守ろうという気概を感じる。沖縄の民意は、翁長知事を誕生させたことに現れている。それを権力で押しつぶそうとする安倍政権。しかし、県民は絶対に屈しないだろう。
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沖縄 | コメント(4) | トラックバック(0) | 2016/01/02 11:41
コメント
テント村の方も狂暴な人が多いよね。
周辺を清掃しようとしていた地元商工会の
人たちへの行為は、話し合いで解決にもって行こうと言う人たちの態度とは、到底思えなかった。
No title
反対運動の皆さん
こういう事http://nadesikorin0719.blogspot.jp/2015/12/blog-post_12.html
は、やっちゃダメでしょうが。
No title
憲法違反の集団的自衛権の行使を閣議決定したり、翁長知事の埋め立て取り消しに対し、私人しかできないのに、国土交通相が執行停止にするなど違法をくり返す安倍政権。ルールどころか、憲法も法律も守らないのが安倍政権ですよ。
 テント村に、右翼が乱入して破壊の限りを尽くしていることをご存じないですか? しかも警察は見て見ぬふりをする。権力はどんな手段を使っても、沖縄の民意をつぶそうとしています。
悲しいけど右左の争いは、仕方ないこと。
それより関係のない弱い立場の子どもにも危害を加えるなんて考えられない。

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