◎新型プリウスを見た

 4代目となる新型プリウスが12月9日に発売になった。さっそくデーラーへ見に行った。大きな「IMPOSSIBLE」という標語。不可能を乗り越えた、ありえないクルマ、プリウスという意味か?

 一見して、実にスポーティーになったという印象だ。プリウス独特のトライアングル・シルエットは受け継ぎ、さらに後へ流れるようラインが美しい。低重心(3代目より全高が20mm低い)も売りだ。

 後方部へ回る。これまでの丸みを少しなくし、ライトの周りはとがっている。若者を意識したデザインだということがよくわかる。中高年のクルマから若者も乗れるクルマへと変化させたのだろう。

 プリウスの最大のセールスポイントは、燃費だ。世界のクルマで初めて1ℓ40kmの壁を超えて40・8kmになった。アクアを超えてトップになった。これはカタログ値で、実走は何kmになるのか? いまだに10km前後の燃費が多いなかで、ガソリン価格が下がっているとはいえ、魅力だろう。

プリウス4代目


 すでに5万台の予約が入っているという。生産工場は、これまでの堤工場に加え、高岡工場(2016年9月から生産開始)でも生産される。トヨタ車体富士松工場での生産は打ち切りになった。

 堤工場では、12月からフル生産になった。1直、2直の間を広げ、1直で1時間、2直で1・5時間の残業体制だ。休日出勤も続く。カローラに次ぐ量産車になったプリウスは、トヨタを左右するクルマになった。

 トヨタのあらたな経営戦略、TNGA、「TNGA(トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー=車種ごとの開発を改め、ユニットごとに開発して共通化するなどして原価低減をめざす=)」の第1号車としてつくられており、失敗を許されないクルマになっている。

 プリウスと車台を共通にした小型SUV車、「C-HR」が11月の東京モーターショーで披露された。プリウス派生車であり、一目で若者の心をつかみそうな激しいデザインだ。

 4代目は、3代目のように爆発的な売れ行きになるのだろうか。運転席でハンドルを握りながら、そう思った。
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トヨタ車 | コメント(2) | トラックバック(0) | 2015/12/20 09:16
コメント
あれっ?まだ直間拡大はされていないんだけど。
No title
1月からでした。 管理人

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