◎不安が倍になった 今年の漢字

 世相を漢字1字で表す「今年の漢字」に、「安」が選ばれたと主催者の日本漢字能力検定協会が発表しました。清水寺(京都市東山区)で12月15日、森清範貫主が揮毫(きごう)しました。

 安倍政権が強行した安保法制(戦争法)に、学者のほとんどが違憲と表明したり、シールズやママの会など新たな運動団体が生まれたことで国民の関心が集まったこと、パリなどでのテロなど、人々を不安にさせたことなどが理由です。

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(清水寺で森清範貫主が揮毫する「安」=ネットから)

 安倍首相は、国民の不安をよそに、「安心が倍で安倍となります」と上機嫌で官邸記者団にコメントしたといいます。憲法9条を踏みにじり、憲法違反の集団的自衛権行使を認めるなどして、アメリカ行う海外での戦争に自衛隊を送り出す戦争法が、なぜ安心というのでしょうか?

 学者やシールズ、ママの会と民主党、日本共産党、維新の党、社民党、生活の党など野党との意見交換会が開かれています。来年夏の参院選では、立憲主義を取り戻し、戦争法を廃止するために、野党統一候補を立てる動きが各地で生まれています。

 1人区の熊本県では、市民団体のイニシアチブで女性弁護士を野党で推すことで合意しました。日本共産党は、すでに候補者を発表していましたが取り下げました。

 全国32の1人区で、こうした動きが出ています。戦争法で、不安を倍にした安倍首相に、国民は“倍返し”しようと動き出しているのです。
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戦争と平和 | コメント(2) | トラックバック(0) | 2015/12/18 06:47
コメント
No title
それでも安倍内閣支持率は、上昇中で
あるという事実も、しっかりと受け止めてね。
No title

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