◎トヨタ中間決算 利益、過去最高を2年連続更新

 トヨタ自動車は11月5日、2016年3月期の中間決算(4~9月、連結)を発表しました。売上高は前年同期比8・9%増の14兆914億円でした。営業利益は、同17・1%増の1兆5834億円で、上半期としては、過去最高を2年連続で更新しました。

 世界での販売台数は、427万8000台で、前年同期より1万9900台減りましたが、前期よりドルが19円の円安になったのをはじめ、アメリカでの大型車販売増などで利益を増やしました。

 日本国内では、販売は前年同期より4万6000台減りましたが、円安や原価低減などで利益を2394億円増やしました。

 一方、通期の売上高予想は、8月時点より3000億円少ない27兆5000億円(前年比1・0%増)に下方修正しました。営業利益の予想は2兆8000億円(同1・8%増)に据え置きました。中国の景気の後退や新興国での販売減などを見込んでいます。

2015年3月期中間決算 世界販売 


 また、世界販売台数の見通し(ダイハツ、日野をふくむ)は、8月時点の1015万台より、15万台減らして1000万台に下方修正しました。前期の1016万8000台より減る見通しです。

 中間決算での営業利益、1兆5834億円は通期で計算すれば3兆円に届くという驚くべき利益です。日本で1兆円の営業利益を稼ぐのは1~2社ほどしかなく、「世界の製造業の中でも、4~9月期の営業利益でトヨタを上回るのは、米アップル(約3兆4000億円)ぐらい」(朝日新聞、6日付)というほどのばく大な利益です。

 内部留保の大きな部分を占める利益剰余金は、前年同期より8623億円増やして16兆4542億円になりました。ダントツの日本1です。

 中間株式配当は、前期より1株25円増やして100円としました。
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決算・経営計画 | コメント(1) | トラックバック(0) | 2015/11/06 09:11
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トヨタグループ各社には株主配当金(中間配当金を含む)の更成る増額(増配)を求めると共に株主優待制度の早期導入を求めます。併せて、株式分割(実質増配)実施を要求します。

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