◎スマホ料金値下げ? おいしい話には裏がある

 毎月、スマホ料金の請求が来るたびに、なぜこんなに高い?

 ・電話料金(カケ放題)   定額2700円
 ・データ通信料(使い放題) 定額3800円
 ・端末分割支払金(2年間) 定額3690円

 この基本の3つだけで合計1万190円! ここから家族割りなどが引かれても9000円台という高額です。一方、通信3社の営業利益(15年3月期)は?

 ソフトバンク 9827億円(大企業で3位)
 KDDI    7412億円(  同 4位)
 ドコモ     6390億円(  同 7位)

 トップは、ダントツのトヨタ自動車の2兆7505億円。それにしても通信3社のもうけは、ぼろもうけの水準です。

 実際、1世帯当たりの通信料は、総務省の家計調査(14年)で、1万5873円です。生活になくてはならないインフラでは、電気代の1万2152円、ガス代の6190円、水道料金の5904円に比べ相当高くなっています。しかも通信料は、この10年間で家計支出に占める割合が2割アップしています。

スマホ


 そんな折、安倍首相の肝いりで、携帯電話の料金引き下げを求めるという総務省の有識者会議が10月19日、開かれました。▽端末を他社から乗り換えると、大幅に値引きし、その赤字を高い通信料で補っている、▽データ通信は、毎月7ギガバイトまでの高い料金コースの契約が多いが、実際の利用量は1ギガバイト未満が目立つ――などの問題点が出たといいます。

 有識者会議は、引き下げを強制する権限はありません。ある大学教官の評論家は、テレビ番組で、安保法制の強行採決などで安倍内閣の支持率が4割前後に落ちていること、来年夏には参院選があることなどをあげ、「おいしい話には裏がある」「まゆつばもの」と論評していました。

 安倍政権の思惑とは別に、通信3社が日本の大企業のなかで、もうけのトップ10にすべて入るとは、どう考えても異常です。スマホなどの高額な料金体系を改めさせるために、声をあげようではありませんか。
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その他 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2015/10/21 09:18
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