◎障害者 戦争になれば排除されると徹夜で訴え
障害者が9月12日夕方、安倍政権の「戦争法案」(安保法制)に反対して、集会、デモ行進し、翌朝まで徹夜で廃案を訴えた。車いすや車輪付きベットで寝たままの障害者ら、ヘルパーの人もふくめ300人を超える人々が名古屋市栄で訴えた。
歌声で始まり、主催者あいさつ、リレートークと続く。戦争になれば、70年前のように真っ先に障害者が邪魔者として排除されていくこと、今でも障害者への予算が毎年のように削られていることなどを訴えた。

車輪付きベッドで参加している44歳の女性障害者は、のどにあけた穴からチューブで痰(たん)の吸引をしていた。医師から20歳まで生きられないといわれたという。まさに命がけで集会、デモに参加していた。デモにも最後まで参加した。

午後7時半からは名古屋駅西口で、翌朝の午前9時まで徹夜で行動する計画だ。新幹線のプラットホームが見えるところで、約70人の参加者は、列車が到着するたびに、横断幕やプラカードをかかげて廃案をアピールした。

17歳の高校生が飛び入りでトークする場面もあった。主催者になぜ、障害者が徹夜で行動するのかと聞いてみた。
「1999年に障害者支援法(障害者に応益負担を求め生存権を脅かす法律)が可決された時に、愛知県庁前で徹夜で座り込みをしたことがあります。今回は、それ以上の危機的な状況だと考え、もう1度やろうということになりました。近くのホテルに部屋を確保し、万全の態勢をとっています」

障害者の戦争法案への危機感を肌で感じた。安倍首相は、障害者のこの声を聞いているのか? 17日にも参院で強行採決の構えをみせているが、障害者の体を張った訴えに、何としても廃案に追い込まねばと思った。
集会、デモには日本共産党の本村伸子衆院議員、すやま初美参院愛知選挙区候補らが参加し、あいさつした。
歌声で始まり、主催者あいさつ、リレートークと続く。戦争になれば、70年前のように真っ先に障害者が邪魔者として排除されていくこと、今でも障害者への予算が毎年のように削られていることなどを訴えた。

車輪付きベッドで参加している44歳の女性障害者は、のどにあけた穴からチューブで痰(たん)の吸引をしていた。医師から20歳まで生きられないといわれたという。まさに命がけで集会、デモに参加していた。デモにも最後まで参加した。

午後7時半からは名古屋駅西口で、翌朝の午前9時まで徹夜で行動する計画だ。新幹線のプラットホームが見えるところで、約70人の参加者は、列車が到着するたびに、横断幕やプラカードをかかげて廃案をアピールした。

17歳の高校生が飛び入りでトークする場面もあった。主催者になぜ、障害者が徹夜で行動するのかと聞いてみた。
「1999年に障害者支援法(障害者に応益負担を求め生存権を脅かす法律)が可決された時に、愛知県庁前で徹夜で座り込みをしたことがあります。今回は、それ以上の危機的な状況だと考え、もう1度やろうということになりました。近くのホテルに部屋を確保し、万全の態勢をとっています」

障害者の戦争法案への危機感を肌で感じた。安倍首相は、障害者のこの声を聞いているのか? 17日にも参院で強行採決の構えをみせているが、障害者の体を張った訴えに、何としても廃案に追い込まねばと思った。
集会、デモには日本共産党の本村伸子衆院議員、すやま初美参院愛知選挙区候補らが参加し、あいさつした。
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コメント
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私も参加者の一人です。「戦争になると真っ先に障害者は非国民、足手まといといわれた。もうすでに戦争への準備は始まっている、福祉、医療、教育、予算が削られ、消費税増税、秘密保護法、等」スピーチした人の言葉がリアルに迫ってきた。彼らが命がけで反対する気持ちがりかいできた。