◎自動車総連・相原会長 「安保法案への反対を表明」

 トヨタ自動車労組出身の相原康伸・自動車総連会長が、安倍政権が参院で強行採決をねらう「戦争法案」(安保法制)について、「反対を表明」しています。9月3日に千葉市で開かれた自動車総連の大会あいさつでのべたものです。

 「しんぶん赤旗」(4日付)などが報じています。それによると相原会長は、「安保法案論議には、国民の不安と憤りが渦巻いている」と指摘。「立憲主義をゆるがせにし、国のあり様を極めて短期に、かつ、曖昧なまま、決定しかねない政府の対応に強い懸念と政府の安保法案への反対を表明しておきたい」などとのべたといいます。

 相原会長はまた、安倍政権がねらう労働者派遣法の改悪や残業代ゼロ法案などについても、「労働法制の改悪に断固反対する」と強い口調でのべました。

連合 8月23日 国会前
(連合の国会前行動、8月23日=連合ホームページから)

 相原会長は、労働組合の全国組織、連合の副会長でもあります。連合が8月23日に国会を1万4000人で包囲した行動には、全トヨタ労連や本田労連などの旗が並びました。連合のホームページは次のように伝えています。

……
 ●憲法学者 小林節さん(慶応大学名誉教授)
「安倍首相は、主権者である国民に対して憲法改正を提起すべきです。でも、もしかしたら、この国会で法案の採決を押し切るかもしれません。それでも闘いは続きます。彼らが議席を伸ばしたのは選挙制度のおかげであり、3割の得票で7割の議席を取ったから。ですから次の選挙では、ぜひ野党の皆さんは賢い棲み分けをして、4割の得票で8割の議席を取りかえすことで、安倍政権の暴挙をチャラにしてもらいたいと思います」。

●自動車総連の組合員
「戦後70年、日本は周辺国との平和を礎に、経済、文化、生活を発展させてきた。われわれが積み重ねてきた歴史の重みを踏まえ、自動車総連としても法案阻止を力強く訴えていきます」。

全トヨタ労連 8月23日
(全トヨタ労連の組合員ら=8月23日)

●SEALDs(法案に反対する大学生のグループ)奥田愛基さん
「私たちは毎週国会前で声を上げています。今日は全国64カ所で、デモや抗議を行います。 私たちは法案が憲法違反だということを言い続けています。憲法学者の方々もそうおっしゃっています。中学の公民の教科書にも立憲主義の説明として、憲法は権力者をしばるものだと書いてあります。権力者が憲法違反をしたら、政治家をお辞めになるしかないでしょう。 いま保守・革新、世代を超えて、声を上げる人が増えています。8月30日にも、国会を埋め尽くす大集会が行われます。これまでになかった動きをしていくことによって、この法案が本当に通ったらまずいぞ、という空気をつくっていきましょう」。
……

 安倍政権は、9月14日から始まる週に参院で強行採決する構えです。国会前では連日、抗議の集会、座り込みなどが予定されています。豊田市でも、トヨタ労組が連合、自動車総連の方針に沿って、反対の行動を組合員に呼びかけることが期待されています。
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戦争と平和 | コメント(2) | トラックバック(0) | 2015/09/08 12:03
コメント
安保法案反対に関しては、組合が署名を求めても、サインはしません。
No title
選挙の折には、優越的地位(ユニオンショップ)を利用して組合員の人権を侵している輩が何を言うか?

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