◎すべての新築の家に太陽光パネル

 この7月、所要で東京へ行き、神奈川県藤沢市に立ち寄った。藤沢市にあったパナソニックの工場が閉鎖され、その跡地にツタヤ書店が出店し、若者でにぎわっていると聞いたからだ。

 あいにくの雨の日の日曜日だったが、店内は若者と子連れの若い父親や母親でいっぱいだった。コーヒーを飲みながら、本を読んだり、パソコン、スマホをいじくったり…店内は活気に満ちていた。

 その余韻を引きずりながら道をへだてて建設中の住宅街を歩いた。パナソニックホームが建設しているもので、驚いたことにすべての住宅の屋根には太陽光パネルが設置してある。スマートハウスという。

藤沢2
(神奈川県藤沢市のパナソニック工場跡地に建てられた住宅には太陽光パネルが)

 パナソニックの戦略だろうが、太陽光発電が急速に普及する可能性を感じた。今、あちこちで太陽光パネルを見かけるようになった。住宅の屋根にはもちろん、休耕田になった農地やゴルフ場跡地など様々なところに急速に広がった。

 2011年3月の東日本大震災による東京電力福島第一原発事故以来の風景である。再生可能エネルギーへのシフトが、確実に広がっている。これに水を差すのが九州電力川内原発(鹿児島県)1号機の再稼働だ。

 今日8月11日午後11時ごろに核分裂反応が連続的に起きる臨界に達するという。福島第一原発の事故以来、全国の原発は停止し、関電大飯原発(福井県)の3、4号機が12年7月に一時的に再稼働したが、13年9月に停止。以後、1年11カ月、日本は原発ゼロが続いた。

 最需要期の14年夏も、この15年夏も電力不足にならず、原発ゼロで日本人の暮らしも産業も安定している。大企業の社長らが「6重苦」の1つに、電力不足をあげたが、当たらなかった。

 トヨタ自動車をはじめ、大企業は節電のための投資を行い、国民も積極的に節電に努めてきた。それに太陽光発電など再生可能エネルギーへのシフトが大きく前進した。だから原発ゼロでも、電力不足にならなかった。

川内原発 NHK
(川内原発=NHK、8月11日)

 鹿児島空港近くの縄文時代の遺跡、上野原遺跡(霧島市)から出土した竪穴式住居や土器は、9500年前のものと判明した。遺跡の土層は15層から成り、その7層目が桜島火山の爆発によって降った火山灰層(桜島P13)だったことがわかったからだ。

 上野原遺跡は、2層が桜島火山(4200年前)、4層が鬼界カルデラ(6300年前)、8層が桜島火山(1万1500年前)、11層が桜島火山(1万6000年前)、13~15層が姶良カルデラ(2万4000年前)と何度も火山の記録を残している。

 6400年前の鬼界カルデラから噴出したアカホヤ火山灰は、鹿児島県内はもちろん、遠くは東北地方や朝鮮半島まで分布している。火山の恐ろしさを見せつけている。

 川内原発周辺には、桜島をはじめ39の火山があり、気象庁火山噴火予知連絡会の藤井敏嗣会長も、「数十年先に起こる事象を正しく予測することは不可能」とのべている。

 そんな危険きわまりない原発を安倍政権と九州電力は、なぜ再稼働させるのか? 仮に爆発したら、福島第一原発以上になり、日本人は日本を脱失しなければならなくなる。どこから考えても再稼働は、日本を滅ぼすことになる。

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原発ゼロへ | コメント(1) | トラックバック(0) | 2015/08/11 09:55
コメント
稼働してなくても同じじゃないの?
廃炉にしても数十年はかかるじゃん

原発廃止を
一つ大きく進める方法があるよ!

産廃の場所を決めてこい、持ってこい、地権者を納得させた上で、反対反対反対反対反対言ってても前に進まんやろ。

言うだけなら簡単なんや何でも。

そーいう動きできたら一票投じるだ♪


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