◎戦争法案 自衛隊の内部資料を暴露した小池質問の迫力

 「戦争法案」(安保法制)の参院審議が始まり、NHKが参院安保法制特別委員会の論戦のもようを生中継しています。テレビ、ラジオで見たり、聞いたりすることが可能です。

 自民、公明の与党は、衆院の論戦で与党、野党の質問比率が1対9だったことから、国民への説明不足として、質問時間を増やしています。

 ところが、なれ合い質問とあって戦争法案の焦点・本質からは程遠いものばかり。野党の中にも、迫力不足が目立つものもあります。

小池質問 写真 20150729
(質問する小池晃参院議員=7月29日、NHKテレビから)

 そんななかで、7月29日の日本共産党の小池晃副委員長(政策委員長)の質疑は迫力満点でした。憲法違反の戦争法案について、緻密な論点と独自に調べ上げた資料をもとに安倍首相に法案の廃案を迫りました。

 なかでも海上自衛隊幹部学校作戦法規研究室が作成した部内向け説明資料「平和安全法制案について」(6月)を入手して暴露したのは圧巻でした。「しんぶん赤旗」(30日付)から――。

……
 米軍ヘリが海自ヘリ空母の艦上で給油を受けながら対潜水艦作戦を行う―。海上自衛隊が戦争法案による米軍等への支援活動の拡大を前提に、このような事例を想定していたことが判明しました。

 中谷元・防衛相は当初、同資料について「(防衛省が)公表した資料ではない」と確認を拒否したものの、小池氏の追及を受け、「対潜水艦作戦における後方支援の一つをイメージとして表したもの」と認めました。

 資料では、重要影響事態法と国際平和支援法(海外派兵恒久法)の2法案の「実際の運用を踏まえたイメージ」として、米軍の対潜哨戒ヘリが敵潜水艦の探知・攻撃を行い、敵潜水艦の魚雷の射程外では海自のヘリ空母(DDH)が米軍ヘリに燃料補給で支援する図が描かれています。

小池質問 20150729
(小池議員が質問で明らかにした図)

 戦争法案でこのような共同作戦が可能になるかとの小池氏の質問に、防衛相は「魚雷等の攻撃を受けない安全な場所で活動を行う」と認めました。

 小池氏は、国会に一度も示されたことがない事例が自衛隊内で先取りで説明されていることについて「重大問題だ」と批判し、陸自、空自の資料とあわせて国会に提出するよう要求しました。

 さらに小池氏は、給油を受けた米軍ヘリが海自艦上から再び攻撃へ飛び立つことも可能かと追及。防衛相は「戦闘現場」以外での実施を否定しませんでした。

 小池氏は「世界中の誰が見ても、米軍と一緒に戦争をやっているとしかみえない。明白な憲法違反だ」と断じました。
……

 小池質問は、日本共産党のホームページで、動画で見ることができます。
https://www.youtube.com/watch?v=WfHiMLI-p3E&feature=youtu.be
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戦争と平和 | コメント(4) | トラックバック(0) | 2015/07/31 10:45
コメント
この件に関しては、徹底的に審議する
必要があると思います。
それと、これは極秘資料かと思われるので
それを共産党に流すポチが、国防に関わる防衛省にいることに、恐怖を感じます。
誰かスパイなのか徹底的に調査し、
厳しい処分を与えるべきです。
小池議員も、スパイに関して知っているはずなので、隠蔽に関して任意の事情聴取すべきです。
スパイ行為は、国によっては死刑になる
重罪です。それを自慢する共産党の感性
やはり共産党は、信用できません。
No title
防衛省が、わざと漏洩を黙認し、漏洩ルートを確認した可能性もあるでよ。極秘機密が流出したなら、サンケイが憂慮する記事を書くでしょう。
No title
ホントに意味わからんのだが
これは既に湾岸戦争の時もやってたよね?
何が問題なんだろう

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