◎自動車がハッカーにねらわれる

 7月24日、朝のNHKテレビを見ていて驚いた。アメリカで高速道路を走っているクルマの映像が流れる。突然、ドライバーが何もしないのに、ラジオが大音響で鳴り、ワイパーが動く、急に減速する…。

 アメリカ人のハッカーが自動車専門誌といっしょにつくった映像だ。旧クライスラー(フィアット傘下に入りFCAUSに)車にインターネットで接続し、車をまるごと乗っ取る(ハッキング)実験だ。

車のハッキングの実験
(車のハッキングの映像から)

 車は鉄の塊からコンピューターの塊へと変化してきた。ネットを通じて渋滞情報や最近の地図情報などが取り込める。さらに自動ブレーキから自動運転へ…ネットに接続した車へと大きく変わろうとしている。

 科学の力で、事故ゼロめざす取り組みは重要だ。しかし、その一方でハッキングが襲う。

 コンピューター、インターネットも軍事研究、利用から始まり、今や日常の生活に溶け込み、なくてはならないものになってきた。パソコンやコンピューターがサイバー攻撃されて個人情報などが流失する被害は後をたたない。

 日経新聞(24日付)によると、旧クライスラーは、ハッキングを防ぐソフトを急いで開発し、顧客に更新するよう通知したという。BMWもソフトを更新したという。

 命にかかわる自動車がハッキングされないようにする対策は急務だ。アメリカ人ハッカーなどのハッキング実験映像は、次のアドレスで見ることができる。
https://www.youtube.com/watch?v=MK0SrxBC1xs&feature=youtu.be
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自動車技術 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2015/07/24 11:44
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