◎“まちがった戦争”といえなかった安倍首相 志位委員長と党首討論

 安倍首相は、ついに最後まで、「まちがった戦争」といえませんでした――5月20日、今国会で初めて党首討論が行われ、日本共産党の志位和夫委員長が安倍首相と、集団的自衛権行使などを盛り込んだ「戦争法」について論戦しました。

 日本共産党の党首討論は、昨年12月の衆院選で8議席から21議席へと躍進したことを受けて、11年ぶりの党首討論になりました。

志位・安倍 党首討論
(党首討論する志位和夫委員長=左側立っている=と安倍首相=5月20日、NHKテレビから)

 志位委員長は、まず戦後70年の節目の年にあたり、先の戦争についての安倍首相の認識をただしました。「村山談話」では、国策を誤り、まちがった戦争だったと認めていると指摘。安倍首相に、「まちがった戦争だったという認識はありますか?」とたずねました。

 安倍首相は、「全体として村山談話を受け継ぐ」などとのべるだけでした。志位委員長は、「善悪をお聞きしただけなのに、まったくお答えがなかった」と批判。その上で、日本がポツダム宣言を受諾して日本の戦後が始まったとのべ、「宣言」の6項、8項を取り上げました。

 志位委員長は、「2項とも日本の戦争を侵略と明瞭に規定した」と強調し、「この認識を認めないのですか?」と重ねてたずねました。

 安倍首相は、「ポツダム宣言を受諾して敗戦となりましたが、(6項、8項について)つまびらかに承知していない。読んでいない。ただちに論評することは控えたい」などとのべました。

 党首討論が行われた第1委員会室はシーンとなり、国会議員たちは成り行きを見守りました。志位委員長は、厳しく追及しました。

 「ポツダム宣言を認めるとおっしゃらない。非常に重大な発言だ。戦後の国際秩序は、日独伊3国の侵略戦争の判定の上に成り立っています。安倍首相のすすめようとしている集団的自衛権の行使は、アメリカの戦争に自衛隊を参戦させるものです。アメリカの戦争の善悪を判断できますか? できるわけじゃない。そうした首相に戦争法を出す資格はありません。撤回を強く求めます」

 (注)「ポツダム宣言」の6項と8項は、次の通りです。
6項 日本国民を欺いて世界征服に乗り出す過ちを犯させた勢力を除去する。無責任な軍国主義が世界から駆逐されるまでは、平和と安全と正義の新秩序も現れ得ないから。

 8項 カイロ宣言の条項は履行されるべき。又日本国の主権は本州、北海道、九州及び四国ならびに吾等の決定する諸小島に限られなければならない。
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戦争と平和 | コメント(2) | トラックバック(0) | 2015/05/20 19:54
コメント
No title
正しいし戦争と言うのを教えて下さい。
お願いします。日本共産党さん

〉安倍首相は、「全体として村山談話を受け継ぐ」などとあ のべるだけでした。志位委員長は、「善悪をお聞きしただ けなのに、まったくお答えがなかった」と批判。
いつも善悪をお聞きしているのですが、答えていただけませんね、日本共産党トヨタ自動車委員会さん
緊急車両スペースに停めるのを正しいと思ってる共産党。

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