◎高浜原発再稼働を差し止め 福井地裁が仮処分決定

 福井地裁が4月14日、画期的な「決定」を出しました。関西電力高浜原発3、4号機(福井県高浜町)を、「運転してはならない」として再稼働を差し止める仮処分「決定」を出したのです。

 原発ゼロをめざす、毎週金曜日の関西電力東海支社(名古屋市東区)前での行動。関電ビルに向かって、再稼働反対のスピーチをくり返してきました。それだけに、裁判所に届いたといううれしさがこみあげてきます。

関電前2
(関西電力東海支社=名古屋市東区=前での金曜日行動から)

 東京・官邸前で、首都圏反原発連合が最初に行動をしたのは、3年あまり前の2012年3月27日。毎週、毎週、行動し、その日で142回を数えました。

 この運動に呼応して、全国に文字通り、燎原の火のように原発ゼロの運動が広がりました。関電東海支社前での行動もその1つです。今週の17日(金)の行動では、ともに喜び合うとともに原発ゼロの日まで運動を強めることを誓い合いたいと思います。

関電前1
(関西電力東海支社=名古屋市東区=前での金曜日行動から)

 「決定」の最大の意義は、原子力規制委員会の新規制基準にノーを下したことです。安倍政権は、「世界1厳しい基準」などといって、規制委員会を最大限に持ち上げて再稼働をすすめてきました。

 新規制基準ノーになれば、高浜原発3、4号機だけではなく、日本のすべての原発の再稼働が認められなくなるからです。福井地裁の「決定」を力に、さらに運動を強めていきたいと思います。

             ◇

 以下は、「しんぶん赤旗」の4月15日の記事です。

 関西電力高浜原発3、4号機(福井県高浜町)に対して福井地裁は14日、「運転してはならない」として再稼働を差し止める仮処分決定を下しました。日本共産党の小池晃政策委員長は、「画期的な決定」だとして、再稼働の断念を求める談話を発表しました。


 樋口英明裁判長は、原子力規制委員会が策定した原発の新規制基準について、「緩やかにすぎ、これに適合しても本件原発の安全性は確保されていない」「合理性を欠く」と指摘しました。関電は保全異議の申し立てや本裁判で決定を覆すことができなければ、法律上は再稼働できなくなりました。

 仮処分を申し立てていたのは、県内の3人と関西圏の6人の計9人で、いずれも原発から250キロ圏内の住民。うち4人は、住民側が昨年5月の一審(福井地裁)で勝利した大飯原発3、4号機再稼働差し止め訴訟の原告でもあります。

 決定では、原発の耐震設計で想定する最大の揺れである基準地震動を問題視。①この10年足らずの間に四つの原発で基準地震動を超えたケースが5回ある②過去の限られたデータから平均的な値を算出して策定している―として「実績のみならず、理論面でも信頼性を失っている」と指摘しました。

関電前3
(関西電力東海支社=名古屋市東区=前での金曜日行動から)

 また、関電が見直すたびに基準地震動を引き上げてきたことに対しても、「根本的な耐震補強工事がなされないまま」だと批判しました。

 そのうえで、新規制基準は適合すれば深刻な災害を引き起こす恐れがないと言える厳格な内容ではなく、「住民らが人格権を侵害される具体的危険性が認められる」と結論づけました。

 関電は再稼働の前提となる新規制基準への適合性審査を原子力規制委員会に申請しており、高浜3、4号機が「適合」したとされる審査書が決定されていました。
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原発ゼロへ | コメント(1) | トラックバック(0) | 2015/04/15 20:23
コメント
No title
子供くらいモザイク入れてやれよ

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