◎復興予算が自民党に“還流”? トヨタの5140万円

 東日本大震災の復興予算が、「立地補助金」としてトヨタ自動車など大企業に支給されましたが、そうした大企業37社が自民党に献金していた額が2012、13年の2年間で3億3000万円余りになっていました。「しんぶん赤旗」(4月11日付)の調べて明らかになったものです。

 国民に増税してまかなわれた復興予算が、大企業を通じて自民党に“還流”していたことになります。国から補助金を受けた企業が閣僚らへ献金して問題になったばかりですが、自民党への税金の“還流”が問われます。

 「立地補助金」とは、「国内立地推進事業費補助金」(総額約3000億円)のこと。復興予算をトヨタ(愛知県、エコカー生産)や東芝(三重県、フラッシュメモリー生産)など被災地外の大企業に支給されました。

 13年に自民党の政治資金団体「国民政治協会」へ献金したのは、トヨタが5140万円、東芝と日立が4250万円、三菱電機が2730万円などです。

70 立地補助金 自民還流
(「しんぶん赤旗」、4月11日付)

 政治資金規正法は、国の補助金の交付決定から1年以内の寄付(献金)を原則禁止しています。交付の決定は、12年2月と7月の2回ですから、12、13年の献金は違法の疑いがあります。

 安倍首相は、補助金を受けた企業からの献金について、「知らなければ違法性はない」などとのべて逃れようとしています。トヨタは、毎年約5000万円もの献金を自民党にしている献金NO1企業です。

 お金に色は付いていないといいますが、12、13年に、トヨタが自民党に政治献金したのは、「立地補助金」からだと指摘されてもやむをえないでしょう。

 政治献金を禁止しなければならない理由は、ここにもあります。ましてや、私たちの税金でまかなわれる復興予算を使っての政治献金とは、とうてい許されないでしょう。
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その他 | コメント(1) | トラックバック(0) | 2015/04/12 16:29
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自由民主党を批判してるの?トヨタ自動車を批判しているの?

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