◎パラオと戦没者追悼の旅

 天皇夫妻は4月8日から、戦後70年目の節目に合わせて、太平洋戦争の激戦地だったパラオのペリリュー島での追悼と友好親善のために、同国を公式訪問しています。

 同島では、約1万人の日本兵がほぼ全滅、アメリカ軍も千数百人が犠牲になりました。天皇は、日本出発にあたって、「太平洋に浮かぶ美しい島々で、このような悲しい歴史があったことを、私どもは決して忘れてはならないと思います」とのべました。

パラオ パンフ
(パラオのパンフレット)

 天皇夫妻が追悼を主目的にした外国訪問は、戦後60年目(2005年)のサイパン以来、2度目です。夫妻はサイパンで、追いつめられた日本兵らが断崖絶壁から海へ“バンザイ”と叫んで飛びこんでいったバンザイ岬で追悼しました。

 実は、天皇夫妻が訪れる10年前の1995年に家族4人で夏休み旅行したことがあります。バンザイ岬へも行きました。当時小学4年生だった2女も、今は4カ月の長男の子育ての日々です。サイパン旅行の聞き書き記録があり、2女はこう語っていました。

……
 海にもぐったんだけど、日本の海とぜんぜんちがう。水がすきとっていて、上から泳いでいる魚が見えるんです。びっくりしたのは、海の底に大砲があったこと。でっかくて黒くて、こんなのが残っているなんて、すごいなぁと思いました。こんな海のきれいなところで戦争があったなんて、信じられないです。
……

 天皇は、美しい島々で悲しい歴史があったことを、決して忘れてはならないとのべていますが、幼い2女の心にもしっかり刻まれたような思いでした。しかし、戦後70年目の今年、ふたたび戦争の足音が迫っています。

パラオ 戦車
(ペリリュー島に残る旧日本軍の戦車=パラオのパンフレットから)

 安倍政権は、昨年7月に閣議決定した集団的自衛権行使の具体化のための立法化を、連休明けにも国会に提出しようとしています。「戦争をする国づくり」へと変えようというのが安倍政権です。

 第1に、アメリカが世界のどこであれ、戦争を始めたら、自衛隊がこれまでは「戦闘地域」にはいかないとされてきた場所まで行って、軍事支援ができるようにしようというものです。

 第2は、日本が攻撃されていなくても、集団的自衛権を発動して、自衛隊が海外での武力行使にのりだせるようにしようというものです。

 戦争の抑止力だった憲法9条を壊し、地球の裏側にまで行って戦争をしようというのが安倍政権であり、自民党、公明党の与党です。維新の党もこれに賛同しています。

 12日投票で行われるいっせい地方選挙は、地方自治体から「戦争する国づくり」ストップを示す重要な選挙です。日本共産党は、断固反対しています。安倍政権とそれを支える政党にノーの審判を下しましょう。
スポンサーサイト
戦争と平和 | コメント(6) | トラックバック(0) | 2015/04/09 09:58
コメント
No title
「天皇夫妻」って…。
何故普通に「天皇皇后両陛下」って言えないの?
ここまで意固地になると、すごい違和感を感じますね。
No title
皇族がご崩御されても、『死去』という表現で
すませるのが共産党ですからね。
No title
天皇制に反対しているならば、天皇皇后両陛下が何をなされようとも関係ないのでは?いちいち騒ぐあたりが、相も変わらず低能稚拙極まりない。

「ふたたび戦争の足音が迫っています」・・・???毎回、毎回、何故にそこまで論理が飛躍するのでしょうか???

はっきり言っておくが、戦争、戦争と国民を逆説的に煽っているのは、低能稚拙左翼である貴方達の方です。

・・・このばかちんっ!
No title
日本国憲法9条と良く吠えているが、日本国憲法を軽んじている共産党な何を言うか!この売国奴が!
No title
もし、あの侵略戦争に反対する党、人がいなかったら、日本はどうなっていたでしょうか? 故・加藤周一さんが「日本共産党は日本人の名誉を救った」とのべました。9条こそ、先人たちの命をかけた戦いの上に築かれたものです。日本共産党は、昔も今も、真の愛国者の党です。 管理人
No title
真の愛国者の党ね
共産主義国の真の愛国者の党ね
そうだね、よかったね。
でも日本国は共産主義国じゃないので、売国奴だ!

日本国憲法1条~8条を、どう思ってるか答えてみろ売国奴

管理者のみに表示