◎攻めるトヨタ、守るトヨタ

【詰所談義】

 A 桜も満開になったが、メディアでもトヨタの話題が満開だね。
 B 15春闘で、利益日本1のトヨタのベア4000円が大きく報じられた。関連・下請けにどう広がるかが注目されている。
 A 日立など電機大手も、4000円―1000円=3000円で終わった。
 B トヨタのベアからの”引き算春闘”だよね。4月2日には、「政労使会議」が開かれ中小に賃上げを広げるために、「取引価格の適正化」を議論したという。うちの息子は、トヨタ関連で働いている。本腰入れて欲しいね。

 A ニューヨーク国際自動車ショーが4月1日開幕し、トヨタの新型サイオンが発表されたが、マツダのデミオがベースの「iA」というから驚いたよ。サイオンは、アメリカでの販売が3分の1ほどに減っているし…。
 B トヨタが開発せずに、ライバル社から買うなんて、守りの姿勢じゃないか? トヨタを批判する時の常套句の”退屈なクルマ”と書かれているのもあった。トヨタのデザインはどうなっているんだい?
 A トヨタにもとんがったデザインのクルマはあるよ。プリウスだって、空気抵抗を少なくするために、流線型のデザインを取り入れているが、街のなかであふれてくると普通のクルマになってしまうんだ。
 B そうかな? 昨年販売された富士重工のSUV車のXVを見たが、思わず見とれるほどの斬新さを感じたよ。若者に売れると思った。

桜 テクニカル


 A ホンダが3月30日に、軽自動車のスポーツカー「S660」を発表した。デザインといい、コンセプトいい、開発責任者が26歳という若さといい、衝撃的だったよ。
 B 確かに、今のトヨタでは開発できないクルマだよね。ホンダも、看板車のフィットが5回もリコールするなど、第2のソニーになりかねなかった。ホンダらしさを打ち出した起死回生のクルマになるのか?
 A トヨタと世界販売1位を争っているVWは、どのクルマも似たようなものが多いよ。
 B 今年はVWがトヨタを抜くともいわれている。世界1の中国市場でVWは1位だが、トヨタのシェアは4%ほどでさえない。

マークx (2)


 A 豊田章男社長が「意思ある踊り場」といって、新工場建設の3年間凍結を打ち出していたが、日経新聞(4月3日付)は、中国とメキシコに18~19年にかけて新工場をつくると書いている。
 B いよいよ投資に動き、攻めようというのだろうか?
 A 妊娠・育児中の事務・技術社員に、終日、自宅勤務が可能という制度を4月から始めた。1歳未満の子どもならば男性も可能だ。週に2時間だけ出社すればいいという。働き続けるためには、朗報だね。こういうことはトヨタが率先してやってほしい。
 B 春闘でも、非正規雇用の期間従業員の日給を300円アップした。背景には、労働人口の減少などで人が集まらないということもあるが、労働条件でも攻めて欲しいね。世界のトヨタらしく。
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未分類 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2015/04/03 13:09
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