◎寺西過労死家族の会代長が月刊『連合』に登場

 トヨタ自動車労組が加盟する労働組合の全国組織、連合の月刊誌『連合』3月号に、過労死を考える家族の会の寺西笑子代表が登場。インタビューに答え、安倍政権が今国会に提出する「残業代ゼロ法案」は、過労死を増やすものとして同法案に強く反対しています。

 同誌よると、和食店で働いていた寺西さんの夫は、1996年に49歳で過労自死しました。大規模店の店長として、達成困難な「成果」を求められてうつ病を発症。亡くなる1年前の年間労働時間は、実に4000時間を超えていました。

寺西さん 連合
(月間『連合』のインタビューに答える寺西笑子さん=『連合』3月号)

 「過労死110番」を知り、99年に労災申請。2年後に労災認定されました。しかし、会社は責任を認めなかったために、民事裁判を起こしました。そこで元社長は、傍聴席の寺西さん親子にこういいました。

 「自分もうつ病になり、思い悩んで自殺を考えたことがあるが、息子に励まされ自殺を思いとどまった。寺西さんは、なぜこういう親子関係が築けなかったのか、残念でならない」

 会社側の責任逃れの定番といわれる「女・カネ・家庭不和」を使ったのです。追加訴訟で元社長を訴え、06年に「過失相殺なし」の全面勝訴を勝ち取ったのです。

 寺西さんは、「残業代ゼロ法案」について、「私の夫がそうであったように、成果を求められるほど労働時間は際限なく長くなっていくんです。…いったん制度が導入されれば蟻の一穴で対象が拡大していくことは目に見えています」と語り、同法案に強く反対しています。

 その上で、寺西さんは、連合の加盟組合が「“過労死ゼロ”宣言」を出していることについて、「本当に心強いです」と強調。連合がすべての労働者を守ってくれることを「心から期待しています」と語っています。

 東京の連合本部には、寺西さんのインタビューをポスター大に拡大して掲示しているといいます。トヨタ自動車労組も、連合内で「“過労死ゼロ”宣言」をした8852組織の1つです。
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過労死 | コメント(3) | トラックバック(0) | 2015/03/22 11:38
コメント
No title
過労死の問題に対処してこなかった連合が、何故、今頃になって?、というのが、大多数のサラリーマンの思い出はないでしょうか?やるべきことをやってこなかったということは、違法・不当な会社側の労務管理への、不作為による幇助ではないでしょうか?過労死の問題が、安倍政権批判のネタで使えるから、取り上げたに過ぎないのでしょう。連合は、過労死の問題に取り組まなかったことを、反省するのが先でしょう。
TOYOTAがオリンピックのTOPパートナーになったことでブラックな部分が圧力で消されないか心配。
No title
既に圧力で消されとる。それがクソトヨタ

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