◎深刻! 期間従業員が集まらない これまでの3分の1に

 トヨタ自動車が深刻な人手不足になっていることが6月25日に開かれたトヨタとトヨタ労組との生産問題懇談会で明らかになりました。組合の「評議会ニュース」(7月2日号)が伝えています。

 それによると、期間従業員は、これまでに週200人程度採用していたものの、最近では週70人程度と3分の1に落ち込んでいること。10万円の特別手当を支給しても、厳しい状態である――と会社側は報告しました。

 このため、会社側は次のような手立てをとるとしています。

 ①期間従業員の採用拡大に向けて、必要に応じて手当面などの条件を見直す。定着率向上にも取り組む。
 ②例年夏に実施していた大卒の実習を、期末の生産増になる1-3月に時期を変更する。
 ③トヨタグループ間で、人員を最大限活用するため、ボデーメーカーと「要員調整会議」を新設する。

 さらに、消費増税駆け込み需要だった今年1~3月に行った、タクトダウンによる要員確保も状況によっては行いたいとのべました。

タウンワーク 6月30日号
(無料求人誌「TOWNWORK」の裏表紙。トヨタの期間従業員募集広告で、10万円の特別手当の支給をうたっています=6月30日号)

 トヨタは、14春闘で期間従業員の日給を、労組の要求通り満額の200円アップしました。その後、いすゞ(100円アップ)やトヨタグループの日野自動車(500円アップ)などでも期間従業員の賃上げが続いているため、さらに日給の引き上げが迫られているものです。

 グループ間での応援、受援は、すでにトヨタから日野自動車への応援などが始まっていますが、「要員調整会議」を新たに設け、毎月開くとしています。

 トヨタはこれまで、生産の調整弁としての期間従業員を、必要な時に、必要なだけ集めてきました。必要でないとみると、2008年のリーマン・ショック時のように6000人以上の期間従業員を雇い止めしました。

 期間従業員の募集にあたって、「仕事はキツイですか?」との質問に、「決して楽ではありません」と答えるなど、厳しい仕事の上に、最長でも2年11カ月で雇い止めされます。リーマン・ショック時にはわずか6カ月で雇い止めされた期間従業員もいました。

 今回の深刻な人手不足は、こうした非正規雇用労働者の使い捨ては、大きな曲がり角にたっていることを示しています。労働人口が減り続けるなか、「雇用は正社員が当たり前」の立場に立つことが必要でしょう。
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期間従業員 | コメント(5) | トラックバック(0) | 2014/07/03 09:20
コメント
企業倫理相談窓口や人事に相談した期間従業員を雇い止めするから集まらなくなるんです。
更新できるできないの判断をGLやCLが決めるのはおかしいです。

人手不足にしているのはトヨタ自動車です。
私はパワハラされて鬱になってもトヨタ自動車で頑張りたいと思ったから更新希望するにサインをして出しました。
なのに雇い止めをしたのはトヨタ自動車です。
期間従業員の定着率が悪いんじゃなくてトヨタ自動車が定着率を悪くしています。
トヨタ自動車は勘違いをしています。

人手不足でも社員だけで仕事できるでしょ?
仕事せずにタバコばかり吸って長々と休憩してる社員いるんだからさ!
No title
メグリアのメシがレストラン並みに高すぎるからです。
No title
私も、トヨタ自動車が定着率を悪くしている様に思います…。来ている人は、「トヨタはメーカーの中で最も軍隊に近い」と思って、ある程度は覚悟して来ているのですから…。


まず、1人工の基準が筋肉モリモリの若者に合わせている様で、厳し過ぎると思います。そして、基準に合わないとすぐ雇い止めするからでは…。
他のグループ会社もトヨタ基準に合わせているのでは…。


年齢層を広げて、女子も働ける様な環境が必要なのでは…。
No title
トヨタなんて、名前だけで選んだって結局は使い捨てじゃん。僕は東京住まいだけど、わざわざ愛知くんだり行って使い捨てされてりゃ世話ないね。バカバカしい。

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