モーターショーへ行った (2)

 モーターショーでのトヨタのブースは、「TOYOTOWN」を再現したセットがあった。「TOYOTOWN」とは、ハイブリッドカーと街が一体になったコンセプトで、トヨタ車をアピールしようというものか?

モーターショー どこでもドア
(ドラえもんの「どこでもドア」)

 ドラえもんの「どこでもドア」の前で多くの人が記念写真を撮っていた。ブースのステージでは、コンセプトカーが次々に披露された。「FV2」「i-ROAD」「JPNタクシー」「FT―86」「FCV(昨日紹介)」などだ。

 英数字の頭文字ばかりで、名前だけではさっぱりわからない。「FV2」は、クルマというよりはバイクの感じだった。スノーボードのように、体重移動で操縦できるという。こんなクルマが将来、走るのか?

モーターショー FV2
(FV2)

 「i-ROAD」は、バイク感覚で操縦できる超小型車だという。前2輪、後1輪の3輪EV。来年、豊田市で実証実験するという。1人乗りの「コムス」(トヨタ車体で生産)が豊田市を走っているが、そうした1人用を進化させたものか?

モーターショー i-ROAD
(iーROAD)

 「JPNタクシー」は、超高齢化社会をみすえたタクシー専用車だという。電動で動く大きなドア、低床のフラットフロア、車いすで乗り込むことが可能…。クラウンは、タクシーの圧倒的なシェアを持つが、そうしたことを意識したクルマか?

モーターショー JPNタクシー
(JPNタクシー)

 「FT―86」は、スポーツカー「86」のオープンモデルだ。ときおり、さっそうと走るオープンカーを見る。春や秋に草原などを走れば気持ちいいだろうが、騒音と排気ガスの街のなかで走って、どんな気持ちなのかと考えてしまう。これは、金のないおじさんの気持か?

モーターショー FT-86
(FT-86)

 2年前のモーターショーは、リーマン・ショック後とあって、トヨタのブースではパンフレットは置いてなかった。今回は、いろいろなパンフレットをそろえている。2兆円を超える利益をあげる見通しだからか? たくさんもらってきた。
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未分類 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2013/11/30 11:19

◎モーターショーへ行った (1)

 第43回東京モーターショー(11月22~12月1日)へ行った。豊田市から会場の東京湾に面した東京ビックサイトへ。モーターショーは、前回(2年前)に次いで2回目だ。午前9時すぎに会場へ着いた。10時開場だが、平日にもかかわらず、すでに1000人ほど並んでいる。

 入場したのは11月26日だが、この日1日だけで入場者は7万4200人というから驚く。広い会場は、東館と西館に分かれている。トヨタマンにとっては、なんといってもトヨタのブースだ。

モーターショー 会場
(東京モーターショーの会場)

 今回のモーターショーで、もっとも注目されたのは、トヨタの燃料電池車(FCV)だろう。FCVは、水素を燃料に、空気中の酸素と反応させて電気をつくって走る。出すのは水だけで、究極のエコカーといわれる。

 世界の自動車メーカーが1990年代から本格的に研究・開発をすすめてきたが、1台1億から数億円ともいわれていた。ここにきて市販のメドがついたという。トヨタやホンダが外国のメーカーと提携し、開発にしのぎをけずっている。

 エコカーは、ハイブリッド(HV)か、電気自動車(EV)か、FCVか? 世界の自動車メーカーが“覇権争い”をしている。日産は、EVとみてリーフを市販しているが、苦戦している。トヨタは、EVのeQをリースにとどめている。

モーターショートヨタ FCV
(トヨタのFCV)

 トヨタは、2015年にFCVを市販することを明らかにしている。元町工場で生産する。今回のモーターショーで展示されたコンセプトカーは、実車に近い。4ドアーのクーペ風の斬新なスタイルだ。水をイメージしたのか、青い車体だ。

 フロントの両側には、空気を取り入れる部分があり、大きな目のようなデザインが印象的だ。独創的なスタイルになっている。全長4870mm、全幅1810mm。水素を満充填して航続距離は500km。リーフの航続距離の228kmを上回る。

 トヨタは、500万円くらいで市販するともいわれている。ホンダも2015年に市販することを明らかにしている。ホンダのブースで、「FCVは?」と聞くと、「ロサンゼルスモーターショーに展示しています」という。トヨタと比べられなくて残念だ。

モーターショー ピンク
(トヨタのピンクのクラウン)
トヨタ車 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2013/11/29 18:00

◎トヨタへの模擬原爆投下 史実への豊田英二氏の協力

 毎年夏に、豊田市で平和のための戦争展を開いている「豊田市平和をねがう戦争展実行委員会」(「豊田市平和を願い戦争を記録する会」など、広範な団体が参加)の代表委員である冨田好弘さんから、ブログ「トヨタで生きる」に投稿がありましたので、紹介します。

                ◇

パンプキン1
(パンフレト「わたしは模擬原子爆弾パンプキンをトヨタへ投下した」)

 豊田市の名誉市民であり、今年9月に100歳で亡くなられたトヨタ自動車最高顧問の豊田英二氏の「しのぶ献花式典」が11月25日に名古屋市と豊田市で行われました。私は豊田市の方に出席しました。

 なぜ参加したのかといえば、英二氏が米軍のトヨタへの模擬原爆の投下についての史実=正確な情報を、私たちの「会」に提供してくれたからです。

 アジア太平洋戦争の最後の日の1945年8月14日午後、米軍はトヨタ挙母工場(現在の本社工場)を爆撃しました。長崎に原爆を投下した部隊が、3機のB29で飛来し、3発の模擬原爆でトヨタを狙ったのです。

 1発は、トヨタ本社工場で爆発しました。工場の4分の1ほどがこわされましたが、午前中に機銃掃射があり、従業員は避難していて無事でした。

 英二氏は、このことについて『決断』(日経新聞社)に書いています。そのなかで「B29が3機来て、500キロか1トンぐらいの爆弾を1発ずつ落としていった」とあります。

 この『決断』を読んだのが、B29機の機長、フレデリック・C・ボック氏でした。ボック氏は、英二氏に「その一部についての誤解と追加情報を提供させていただきたい」と手紙を送りました。

 ボック氏は、爆弾は1万ポンド爆弾で、パンプキンと呼んでいたこと、その爆弾と同じ型の爆弾が長崎に投下されたこと、トヨタへはプルトニウムの代わりに通常の高性能爆薬を込めたものであることを明らかにしました。模擬原爆だったのです。

 英二氏は2003年、中日新聞の記事で「戦争展」のことを知り、「正確なトヨタ空襲の史実をトヨタ社史へ記述を」の立場から、秘書を通じてボック氏の手紙や資料、写真を「会」に提供してくれました。そして、それらすべてを公開することを了解されたのです。

 手紙や資料は、パンフレット「わたしは模擬原子爆弾パンプキンをトヨタへ投下した」(豊田市平和を願い戦争を記録する会・編)として2005年に出版されました。

 パンフレットは、「豊田市平和を願う戦争展」のホームページにも全文が掲載されています。「豊田市戦争展」で検索し、その中の「トヨタ爆撃の真相」をぜひお読みください。
http://www.hm8.aitai.ne.jp/~ponziran/index.html

パンプキン2
(トヨタ本社工場に落下し、炸裂するパンプキン=パンフレットから)

 戦争当時のトヨタは、自動車製造が軍部から禁止され、重役会議は解散。製造責任者に豊田喜一郎氏がさせられ、統括は陸軍大将の東条英機の傘下に置かれていました。製造していたのは飛行機のエンジン、水陸両用の軍用車でした。

 これらのことも、市民と多くのトヨタの労働者に知らされていません。多くの方に「トヨタと戦争の歴史的事実」を知ってほしいのです。「世界のトヨタ」と言われている現在、平和産業として存在するのか、今日的に問われる問題でもあるからです。

 労働者の実情をリアルに捉えて、的確な問題提起をされている貴ブログでも、トヨタおよびトヨタグル-プとアジア太平洋戦争とのかかわりについて正確に反映されることを願っています。
戦争と平和 | コメント(1) | トラックバック(0) | 2013/11/28 11:45

◎暴走する“安倍カー” 秘密保護法案

 登校中の10人の児童を死傷させた京都府亀岡市での交通事故死事件(2012年4月)。少年の暴走を思わせるような安倍内閣の暴走です。安倍首相が運転し、自民、公明、みんなの各党が乗った“安倍カー”は、11月26日、秘密保護法案を衆院で強行可決しました。

 世論を完全に敵にまわして。前日の福島での地方公聴会では、7人の公述人の全員が法案に反対したり、慎重な意見をのべたばかりでした。どの世論調査でも、7~8割の国民が反対・慎重審議を求めている、その矢先にです。

 わずか2週間余の審議だけで、採決を強行しました。この日、新聞各社の論説委員、編集委員が反対の集会を開いたのをはじめ、国会前と全国各地で反対集会が開かれ、自民党らの暴挙に抗議しました。

 日本ペンクラブは、「怒りを込めて抗議する」との声明を発表。浅田次郎会長は、「民意に反して強行に進めるのは未来に対する反逆」とのべました。

 安倍首相は、「この法案に対する国民の不安、懸念があることも承知している」といいながら強行したのです。なぜ、暴走するのか?

赤旗 秘密保護法案 強行
(「しんぶん赤旗」、11月27日付)

 元全国紙の編集委員だったジャーナリストは、暴走の背景について、「安倍首相は、集団的自衛権の行使は、憲法違反にあたらないという解釈改憲に突き進もうとしている。自衛隊が米軍といっしょに武力行使をするためだ。そのためにはアメリカと情報共有しなければならないので、秘密保護法がいるという理屈だ」と指摘します。

 憲法9条を変え、「国防軍」を設置し、「天皇を戴く国家」に変えようというのが安倍首相です。自民党は、7月の参院選で、安倍首相の顔入りの「日本を、取り戻す」のポスターを貼りました。

 東条内閣の閣僚だった祖父の故・岸信介元首相にかわいがられたという安倍首相。取り戻そうとしているのは、戦前のような日本なのでしょうか? そうだとするならば、暴走の先にあるのは、侵略戦争に突っ走った戦前の日本です。

 この日、衆院本会議で反対討論した日本共産党の赤嶺政賢衆院議員は、法案について、▽政府の恣意的判断で「特定秘密」が勝手に決められる、▽重刑で国民を監視し、取り締まる弾圧立法、▽国民の目、耳、口をふさいで、日本を「海外で戦争する国」につくりかえようとするもの――と主張しました。

 志位和夫委員長は記者会見で、国民の中では反対の声が急速に広がっていると強調し、国民多数の圧倒的世論で廃案に追い込みことに力をつくすと語りました。参院での審議は、きょう27日から始まります。廃案へのたたかいは、これからです。

戦争と平和 | コメント(3) | トラックバック(0) | 2013/11/27 11:05

◎賃上げ要求 1万7992円以上?

 このブログ「トヨタで生きる」に、「賃上げ、これだけは要求したい」を11月24日アップしたところ、次のようなメールが送られてきましたので紹介します。

             ◇

「賃上げ、これだけは要求したい」を見て、実際に試算してみました。

記事では、来年度より私達の生活に「新たに影響するもの」と、「生活向上分」を合わせた金額を要求しようと書かれていました。
------------------

 (a)消費税増税3%分
 (b)定年までに1000万円をためる(65歳まで働く)ために職能個人給から2750円を移行させる分
 (c)ガソリン代やパン代など物価上昇分
 (d)生活向上分——などです。

------------------
上記内容を全従業員平均のEX級、技能4等級で試算。生活向上分を考慮せず、今回から負担が増えるものだけで計算。bに関しては、将来への貯蓄ではありますが、既にローンを抱えている家庭では生活設計を変える一因にもなるので、あえて算入してみました。

 (a)8300円/月の負担増(みずほ総研)
 (b)2750円/月
 (c)6942円/月(日銀の物価上昇目標値2%を基準とした場合)

a、b、cだけで月に1万7992円の負担増です。
正直、驚きました。
こんなにまでも大きく賃金が目減りするのかと。

賃上げ要求 高岡


世間で賃上げ(ベースアップ)が大きな話題となるのは当然だと思いましたし、今回賃上げが絶対に必要だと強く感じました。

この数字から私が思ったことは、「組合の執行部は賃上げ要求をするも、その金額を抑えようとしている」ということです。

我々従業員にとって死活問題である賃金。こんなに簡単に目減りすることが試算できるのに、そういった周知活動は全く行っていない執行部。周知活動するだけで、従業員の声を簡単に大きくできることだと思いますが、組合の目的とは何なのでしょうか?
2014春闘 | コメント(3) | トラックバック(0) | 2013/11/26 06:42

◎トヨタシンポ 2兆円の利益を労働者、下請けに

 利益、内部留保日本1の大企業、トヨタ自動車は、社会的責任を果たすべきだ――トヨタ総行動実行委員会(愛知県労働組合総連合などで結成)は、11月24日、第30回トヨタシンポジウムを刈谷市内で開きました。

 主催者あいさつで榑松佐一実行委員長は、節目の30回目になったトヨタシンポジウムについて、研究者、労組、労働者、下請け、地域住民が「トヨタ」をキーワードに、トヨタ研究の最先端を担ってきたと強調しました。

 そのトヨタは、西三河のトヨタから、愛知のトヨタ、日本のトヨタ、世界のトヨタと多国籍企業となってきたこと。奥田碩・元会長が初代の日本経団連会長に就任、下請けへのコストダウンや製造業への派遣労働解禁、リーマン・ショック時の派遣労働者切りなどをすすめてきたことなどを告発しました。

 その上で、トヨタがどれだけ儲けても、トリクルダウンになっていないこと。円安でふたたび2兆円を超す利益をあげるトヨタに、労働者への賃上げや下請けへの単価改善などを実現させるために運動を強めようと呼びかけました。

トヨタシンポ 20131124


 シンポジウムでは、フリージャーナリストの林克明氏がトヨタや関連労働者の取材から、日本の労働問題はどうなるのかのテーマで講演。また、▽日本共産党トヨタ自動車委員会は、ブログ「トヨタで生きる」の3年余の経験について、▽豊田市の大村義則市議(日本共産党)は、市民のくらし・経済について、▽愛知県商工団体連合会は、消費税増税と中小企業への影響について――それぞれ報告しました。

 実行委員会事務局の吉良多喜夫氏は、「“アベノミクス”と対決! いっそうの共同をひろげよう」と題して問題提起。具体的な行動として、▽来年2月2日に名古屋市で「消費税増税反対、内部留保を活用しすべての労働者の賃上げを」(仮称)を開く、▽2月11日には、豊田市山之手公園でトヨタ総行動の集会を開き、デモ行進する、▽下請け中小企業アンケートに取り組む――などを提起しました。

トヨタシンポ・総行動 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2013/11/25 16:38

◎賃上げ、これだけは要求したい

 トヨタ自動車では、2009年から5年間、賃上げはありませんでした。内部留保ダントツの1位の14兆円、2014年3月期決算では2兆2000億円の営業利益を上げる見通しです。もちろん日本1です。

 株主には、この11月6日の第2四半期決算発表で、中間配当として前年前期の30円(1株当たり)の2倍以上の65円、総額2059億円を配当することを明らかにしました。

 トヨタ労組が、仮に1000円の賃上げを要求したとすると、1000円×6万3000人(組合員数)×12カ月=7億5600万円です。1万円なら、その10倍の約75億円です。

 配当総額に比べたらささやかなものです。どこから見ても、賃上げができないはずはありません。

高岡工場 出勤時


 私たちの具体的要求の根拠は、どのようなものになるでしょうか?
 (a)消費税増税3%分
 (b)定年までに1000万円をためる(65歳まで働く)ために職能個人給から2750円を移行させる分
 (c)ガソリン代やパン代など物価上昇分
 (d)生活向上分――などです。

 中高年労働者のAさんは、「2750円分は、将来の貯蓄という意見もあり、どう考えたらいいか? しかし、消費税の3%増税分は、最低限の要求です」と語ります。

 そして、「僕らだと月1万円くらいの増税になるというから、これだけは獲得したいよ。そうでないと、お母ちゃんから、“あんたの小遣い削るからね”といわれかねない」といいます。

 Aさんの要求は、最低1万円。みなさんは、どう考えますか? 私たちの基本賃金は、トヨタ労組が2013年春闘で、「EX級、技能4等級、技能職の賃金を34万7130円とする」としています。これで試算してみたらどうでしょうか。
2014春闘 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2013/11/24 08:50

◎長すぎる残業時間

 私たちトヨタ自動車の社員、組合員は、1年間、どれくらい働いているのでしょうか? 組合の大会議案書を見ても、そうしたデータは見当たりません。やっと見つけたのが、職場に配布される「評議会ニュース」です。

 No1090号の1(2013年5月7日発行)に、「労働時間」の項目があり、単月分と年度の累計分があります。それによると―。

           総労働時間      残業時間(内数)
 2012年度   1946・7時間   215・5時間
 2011年度   1914・2時間   199・6時間

 残業の年間360時間超えは、「評議会ニュース」No1091号(13年5月20日発行)にありました。

 2012年度 3078人(技能職239人、事務・技術職2839人)
 2011年度 3702人(技能職380人、事務・技術職3322人)

堤工場 出勤時間
(トヨタ堤工場と出勤する労働者)

 こうした数字は、日本の企業のなかで、どのような位置にあるのでしょうか? 厚生労働省が今年10月に発表した「平成25年度(2013年度)労働時間等総合実態調査結果」(1万1575事業場を対象に、13年4月1日時点の実態)と比較してみると―。

 「平均的な者」の1年間の残業時間
  大企業  120時間50分
  中小企業  64時間48分

 トヨタの12年度の残業時間は、215・5時間です。トヨタの社員、組合員は、これに比べて倍近い残業時間になります。中小企業の3倍になります。

 ドイツやフランスの労働者の年間総労働時間は、1500時間程度といわれています。トヨタの社員、組合員は、まだ500時間も長く働いています。

 短くする方法の1つが残業の規制です。日本には残業時間の上限を規制する法律がありません。36協定に反しても、なんら罰則はないために、青天井で残業ができるのです。実際、大日本印刷は月200時間の36協定を結んでいます。NHKの11月22日の報道では、月250時間の企業があるといいます。

 人間らしく働くためには、法律で残業時間を短くすることが必要です。たとえば、▽年間の残業時間を360時間以下にする、▽残業の割増率を、現行の25%増から50%増にし、深夜・休日出勤は100%増にする――日本共産党は、こうした提案をしています。

              ◇

 この記事は、11月23日にアップの予定でしたが、都合により前日にアップしました。
職場は今 | コメント(3) | トラックバック(0) | 2013/11/22 18:09

◎秘密保護法案 広がる廃案の声


 「秘密保護法案を廃案に」という声が広がっています。11月21日の夕方から、東京・日比谷野外音楽堂で集会が開かれ、外にはみだすほどの1万人が参加しました。法案に態度を表明していないNHKですが、午後7時のニュースで、同集会をヘリコプターから生中継しました。

 日本弁護士連合会、作家の落合恵子さん、新聞労連委員長、日本共産党、社民党、民主党の代表、国会議員らがあいさつしました。

 日本共産党の志位和夫委員長は、「秘密」を漏らした者への厳罰は、公務員だけではなく、原発反対の運動をする人などすべての国民が対象になっている、と指摘。「『米軍とともに海外で戦争をする国』をつくる、そのために国民の目と耳と口をふさぎ、情報を統制し、世論を誘導する。いつか来た道の再現を許すな。この声をつきつけようではありませんか」と訴えました。

日比谷野音 NHK
(東京・日比谷野外音楽堂で開かれた1万人集会、21日=NHK午後7時のニュースから)

 実際、与党の自民党・公明党と民主党との21日の修正協議では、与党側が「米当局から統一的な情報保全を求められている」(22日付朝日新聞)とのべるなど、アメリカの要求で、この法律をつくろうとしていることが改めて浮き彫りになりました。

 田原総一朗氏らメディア関係者が開いた総決起集会(20日)では、俳優の菅原文太さんが参加。「国民がこれ以上不幸になることは、国民1人ひとりが考えていかなきゃならん、と思ってこの場へ出てきました」とのべました。

菅原文太 
(秘密保護法案に反対の意見をのべる菅原文太さん=「しんぶん赤旗」22日付から)

 朝日新聞は22日付の1面トップで、与党と野党の維新、みんなの修正合意案について検証。秘密の「範囲」「期間」などを表にし、「問題点! 骨抜き」「問題点! 政府案より交代」などと赤字で表記するという異例の方法で、法案の危険性を警告しています。

 日経新聞は22日付の社説で、「秘密保護法のこの修正は評価に値しない」と修正案を酷評。維新、みんなの党について、「両党ともこのところ内紛が相次ぐ。執行部が求心力を取り戻す思惑含みで与党にすりよったと勘繰られてもしかたあるまい」と両党を厳しく批判しています。

 修正では、法案の本質は何も変わりません。廃案以外にないでしょう。
未分類 | コメント(1) | トラックバック(0) | 2013/11/22 10:18

◎賃上げを要求しよう! 堤工場前で訴え

 日本共産党のトヨタ自動車委員会と豊田市市議団(大村よしのり、根本みはるの両議員)は11月20日、トヨタ堤工場門前で、出勤する労働者に2014春闘の訴えなどを行った。

 工場門前の街路樹なども色づいてきた。2直(午後4時10分~午前1時)の出勤者が工場に向かう午後からは日差しが少なくなった。コートやジャンパー姿が増えるなど初冬の雰囲気になってきた。

 プリウスなどを生産している堤工場は、消費税増税(来年4月)を前にした駆け込み増産で大変、忙しくなっている。

堤工場訴え1 20131120
(堤工場門前で訴える大村よしのり=向こう側=と根本みはるの両豊田市議=11月20日)

 党委員会の代表は、「増税によって日本経済がますます冷え込み、私たちの生活も厳しいものになる。なんとしても増税をやめさせましょう。日本共産党は、4月からの実施の反対の1点で共同を呼びかけています」と訴えた。

 トヨタは、内部留保が14兆円もある日本最大の企業であり、今期の営業利益を2兆2000億円も上げる見通しであること。それなのに、この5年間はいっさい賃上げがなかったことにふれ、「トヨタは、14春闘で社員に大幅な賃上げをして、日本経済を回復させる責任があります」と強調した。

 国会では、日本共産党の小池晃参院議員が質疑で、内部留保を賃上げに使うよう日本経団連に求めるべきだ、と安倍首相に追及したこと。安倍首相も「私からもお願いをさせていただきたい」と答弁した、と訴えた。

堤工場訴え2 20131120
(出勤する堤工場の労働者。中央の右側は訴える宣伝カー)

 さらに、賃上げを実際に決めるのは、トヨタ労組と会社の交渉であること。「この4年間、労組は賃上げを要求しませんでした。要求しなければ、賃上げは実現できません。組合員1人ひとりが本音で要求を出し合いましょう。労働組合が大幅賃上げをかかげて会社とたたかうよう、職場から声をあげようではありませんか」と呼びかけた。

 具体的な要求として、消費税増分、定年までに1000万円をためる(65歳まで働く)ために職能個人給から2750円を移行させる分、物価上昇分、生活向上分などをふくめれば、数千円の賃上げ要求になるとの試算も示した。

 その上で、賃上げを実現するためには、「それぞれの職場から、少なくともこれぐらいは欲しい、という声を出し合いましょう」と訴えた。
2014春闘 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2013/11/21 10:42
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