◎内部留保、積み上げ加速 共同通信

 共同通信が、トヨタ自動車など大企業30社の内部留保(2013年3月末)が急加速しているという記事を配信しています。東京新聞は、7月25日付けで報道しています。

 それによると―。
 1位 トヨタ自動車 12兆6892億円(12年3月末比6・5%増)
 2位 三菱UFJフィナンシャル・グループ 6兆2679億円(11・9%増)

 30社で総額77兆6435億円になり、これは前期より約6兆円(8・2%)増えたといいます。年平均2〜4%程度だった12年3月末までの3年間に比べて「突出した伸び」になったと指摘しています。

 30社だけでなく大企業の内部留保は、財務省の法人企業統計調査で、281兆円(2011年度)にのぼっています。

 問題は、麻生太郎財務相も認めているように、「たまった内部留保が賃金や配当、設備投資に回らず、じーっとしている(今の)状態は異常だ」(2月20日、日本共産党の大門実紀史参院議員の質問に対する答弁)ということです。

 日本共産党は参院選挙で、デフレ不況から脱出するためには、アベノミクスではなく、働く者の賃金を上げることこそが必要と主張。そのためには大企業がため込んだ内部留保を賃上げや安定した雇用に回るように、政治がイニシアティブを取るよう訴えました。

 これは、企業の内部に手をつっこんで取り出すというものではなく、今年の春闘で安倍首相が日本経団連などに報酬の引き上げを求めたことをはじめ、世論を大きく広げることです。

 トヨタは、ダントツの内部留保トップの企業です。トヨタ労組は、4年連続して賃上げを会社に求めませんでした。5年連続ベアゼロという異常事態です。個々の組合員は、定昇にあたる「賃金制度維持分」があるために、毎年、賃金が上がっているようにみえます。

 しかし、これでは日本経済が内需拡大の好循環に回ることはできないでしょう。この間の日本経済をみれば、内需不足であることを端的に示しています。

トヨタ労組が加盟する連合は、秋口から2014春闘の議論を始めます。財源はたっぷり。14春闘では、必ず賃上げを要求しましょう。

トヨタ本社 201307 2
(右奥の青い建物がトヨタ本社)
スポンサーサイト
内部留保 | コメント(5) | トラックバック(0) | 2013/07/31 10:20

◎トヨタ 世界販売2年連続世界1(上半期)

 トヨタ自動車は7月27日、6月と1~6月の国内、海外生産、国内販売、輸出実績などを発表しました。

 それによると、ダイハツ、日野を合わせたグループでの世界販売は、前年比1・2%減の491万台でした。同時期のGMは、3・9%増の485万台、VWは、5・6%増の470万台でした。

 トヨタは、上半期で2年連続世界1になりましたが、その差はわずかであり、後半期は世界1をめぐって激烈な争いになるといわれています。

 トヨタグループの国内販売は117万台で、前年同期の88・7%にとどまりました。エコカー補助金の終了(2747億円の予算を2012年9月に使いきる)にともなって、国内販売が大きく落ち込みました(トヨタ単体の国内販売は80万台、輸出は97万台)。

 また、グループの国内生産は217万台、海外生産は288万台で、合計505万台でした。海外生産比率は57・0%になりました。

 トヨタ単体の国内生産は171万台、海外生産は275万台で合計446万台でした。海外生産比率は61・6%になりました。海外生産は、加速する一方です。

トヨタ本社 201307
(トヨタ本社)
決算・経営計画 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2013/07/30 10:22

◎おいでんまつり 花火大会

花火2 20130728
(矢作川の堤防には、多くの見物客がつめかけた)

 第45回おいでんまつりは、2日目の7月28日、花火大会が開かれた。午後7時過ぎから矢作川河畔の白浜公園一帯で1万3000発が打ち上げられた。スターマインや仕掛花火、打上花火などに市民や県外からの観客が酔った。

 日本共産党豊田市後援会は、打上会場の目の前にある日の出町の市委員会事務所駐車場で、「花火をみる会」を行った。1週間前の参院選で党が躍進しただけに、英気を養う絶好の花火大会になった。

花火3 20130728
(日本共産党豊田市委員会の駐車場から花火を見る後援会員)

 明るいうちから後援会員が集まってきた。「しんぶん赤旗」日曜版に折り込んだチラシを見て、初めて参加した人もいた。一般参加者で、事務所のトイレを貸してほしいという人もいた。

花火4 20130728
(本村伸子さん)

 豊田市に在住し、愛知選挙区の候補者として大善戦した本村伸子さんもかけつけた。参加者と固い握手を交わしていた。

花火1 20130728


 後援会員が作ったトマトなどの野菜がふるまわれた。手作りのおにぎり、焼きそば、からあげ、えだまめなどがたくさんあった。今年は、風向きのせいか駐車場から花火が一段と美しく見えた。

花火5 20130728
トヨタの街から | コメント(0) | トラックバック(0) | 2013/07/29 15:10

◎おいでんまつりの季節がきた

おいでん1 2013


 第45回豊田おいでんまつりが7月27日(土)、始まった。最近は「OIDEN」まつりと表記される。豊田市最大のまつりだ。豊田市の駅前通りと竹生通りを閉鎖して行われた。

 企業や地域から選抜された踊り79連、2千数百人、Kids踊り40連、約2000人が通りを埋めた。派手な衣装に身をつつみ、自分たちでアレンジした踊りを披露していた。出店もいっぱいだ。

おいでん2 2013


 トヨタからは、ボデー生技(生産技術)やプレス生技などが参加。ピンクのクラウンを生産していることで話題の元町工場の「Re・Born」チームは、ピンクのTシャツで踊っていた。

おいでん3 2013
(ピンクのクラウンをイメージした元町工場の「Re・Born」チーム)

 2年前の2011年は、東日本大震災と浜岡原発停止で、“節電”を理由に、トヨタ自動車と関連会社が土日出勤、木金休みを実施。このため、労働者は参加できない事態になった。

おいでん4 2013


 ♪おいでん 見りん 踊ろまい (三河弁で、おいで、見て、踊ろうの意味)

 歴史のあるおいでんまつりも、近年は下火傾向にあるといわれている。踊り連の数もだんだん減っているようだ。会場をはずれると、街は閑散としていた。豊田市は、トヨタの企業城下町だから、トヨタの動きに左右される。おいでんまつりは、いつまでもにぎわってほしい。

 2日目の28日(日)は、花火大会だ。この大会は有名で、県外からも人がくる。楽しみだ。

おいでん5 2013
トヨタの街から | コメント(0) | トラックバック(0) | 2013/07/28 16:32

◎原発ゼロへさらに フライデー・リポート

関電前3 20130726

 原発ゼロをめざす関西電力東海支社(名古屋市東区)前での行動が7月26日、開かれた。参院選挙後では初めて。今回の選挙では、原発ゼロをかかげた日本共産党や無所属候補が躍進したり、当選した。

 この行動に欠かさず参加していた、日本共産党の愛知選挙区(定数3)候補の本村伸子さんは、惜しくも次点だった。多くの人たちからねぎらいと激励の言葉を受けていた。次には、必ず国会へ送りたいものだ。

関電前2 20130726
(本村伸子さん)

 東京の首相官邸前行動では、常連の日本共産党の吉良佳子さん(30歳)が、東京選挙区で、見事に3位で当選した。原発再稼働と輸出に執念を燃やす安倍首相とたたかってくれる若き議員の誕生に、会場は沸いたという。

関電前1 20130726


 関電前での行動は、始まる前にはすさまじい雷鳴とともに豪雨になった。大気は不安定だ。しかし、開始の前には、うそのように晴れた。よかったー。午後6時すぎには、いつものように始まった。

 ギター、ドラム、トロンボーンなどでにぎやかだった。小さな子どもを2人連れて参加していた若いお母さんもコールに加わっていた。参院選を力にガンバロー!

関電前4 20130726
原発ゼロへ | コメント(1) | トラックバック(0) | 2013/07/27 17:28

◎トヨタ 期間従業員に初回更新手当10万円

 トヨタ自動車は現在、期間従業員を募集していますが、8月に入社した人に限定して、初回の契約を更新すると10万円を支給するとしています。こうした手当は初めてです。

 トヨタの期間従業員の契約は、初回が3カ月。1回目の契約更新が3カ月で、2回目から5回目までが6カ月。6回目が5カ月で、最長2年11カ月です。

 今回、8月入社者限定で、初回の契約更新(1回目)をすると、10万円の「初回更新特別手当」を支給するというものです。

 8月に入社すると、まず8~10月まで働き、1回目の更新をすると11、12、2013年1月まで働くことになります。

 自民党、公明党、民主党は、消費税を来年4月から5%から8%へ、2015年10月からは10%にアップさせることで合意しています。8%へのアップを実施するかどうかについて、安倍首相は秋に判断するとしています。

 アップが決まれば、来年4月を前に車の販売の駆け込み需要が増える―増産になることが予想されます。

 またトヨタは、車の組立など期間従業員の仕事について、「仕事はキツイですか?」との質問に対し、「決して楽ではありません」とのべています。実際、期間従業員のなかには、仕事のキツサに、「1週間でやめた」「初回の3カ月契約満了を待たずにやめた」という人が相次いでいます。

 今回の「初回更新特別手当」は、こうした背景のなかで支給されるものです。

期間従業員 初回更新特別10万円

(トヨタの期間従業員募集ホームページから)
                           ◆

 この記事は7月26日にアップの予定でしたが、都合により前日にアップしました。
2013参院選挙 | コメント(7) | トラックバック(0) | 2013/07/25 20:57

◎豊田市 期日前投票の異常


 下の表は、参院選での期日前投票の数字です。

         有権者比率    投票者比率
 日本全体    12・4%    23・6%
 豊田市     25・7%    39・1%
 一宮市      8・8%    18・1%
 豊橋市      8・9%    17・3%

 豊田市の当日有権者数は32万6985人、投票者数は21万4668人、投票率は65・7%です。全国平均は、52・6%ですから、豊田市は13・1ポイントも上回っています。

 しかも、期日前投票率の高さは異常です。投票した人の約4割が期日前投票しています。なぜでしょうか? 自動車総連に加盟するトヨタ労組とその関連組合が、組合員と家族に、民主党候補の「支援する会」に加入することを強制しています。

 そのために、組合は1人ひとりの組合員、家族が期日前投票にいつ行くのかをチェックし、行ったら選挙管理委員会が発行する「投票済証」を組合員、家族全員から回収しているからです。組織まるごとの期日前投票で、こうした異常な事態になっています。

 期日前投票は本来、投票日当日が仕事や旅行などで行けない場合に行うものです。選管に提出する「宣誓書」にその旨を書き込まねばなりません。トヨタや関連労働者が投票日の7月21日に、これほど休日出勤したのでしょうか? 旅行などで投票できなかったのでしょうか?

 こうした組織ぐるみの期日前投票は、もうやめるべきではないでしょうか。

投票済証 参院選 (2)
(豊田市選管の投票済証)
未分類 | コメント(3) | トラックバック(0) | 2013/07/25 16:35

◎豊田市 民主票激減 共産票前進

 7月21日投票の参院選挙で、豊田市の票を見てみました。全国で惨敗した民主党の比例代表の票は、前回選挙の6割弱へと激減しています。一方、全国的に躍進した日本共産党の票は1・6倍に伸びています。

 豊田市は、トヨタ自動車の本社、工場、関連会社が集中するトヨタの企業城下町です。連合加盟のトヨタ労組(約6万2000人)は、上部団体の自動車総連(約76万人)が推す民主党の比例代表候補、磯崎哲史氏(日産労組出身)の「支援する会」へ組合員を強制加入させてきました。

 さらに、期日前投票へいつの日に行くかを、家族をふくめてチェックし、選挙管理委員会が発行する「投票済証」の全員回収を行ってきました。ポスター貼りや電話による支持確認など組織ぐるみで民主党選挙を行ってきました。

 民主党支持をこれほど組合員に強制しながら、豊田市の民主党票は、5万5093票でした(このうち磯崎氏の個人名得票は、2万443票)。3年前の9万3700票の58%程度に激減しました。

 磯崎氏は、全国で27万1553票(個人名投票分)を獲得し、連合の9候補(3候補が落選)のなかでトップでした。前回の20万7821票(直嶋正行氏)から伸ばしていますが、それでも自動車総連の組合員総数の36%程度にとどまりました。

 一方、日本共産党は豊田市で今回、9516票を獲得しました。3年前の5749票から3767票増え、1・6倍に前進しています。

 トヨタ労組の民主党ぐるみ選挙に、組合員の反発はこれまでになく強まりました。このブログ「トヨタで生きる」には、「今回、私もこっそり共産党に入れました。組合に対して少し罪悪感を感じましたが、これは私の正義です」とのコメントが寄せられました。

 豊田市での票を見てみると、国民・労働者を裏切った民主党政権への怒りが雪崩をうつ一方で、安倍政権との「自共対決」を打ち出し、国民の所得を増やして景気回復をはかるなど「4つの転換」を訴えた日本共産党に支持が広がったことを示しました。

テクニカルセンター前宣伝
(参院選公示前、トヨタ本社テクニカルセンター前で訴える日本共産党)
2013参院選挙 | コメント(2) | トラックバック(0) | 2013/07/24 11:43

◎“第3の躍進の波”の始まり

 参院選の開票が終わった7月22日、トヨタ自動車のある職場。社員が指でピースマークをつくり、「××さん、やったね!」と日本共産党後援会員に声をかけてきました。日本共産党が改選3議席から8議席へと躍進したからです。

 別の社員も、その後援会員に近づいてきて、「(日本共産党に)入れたよ。愛知は、惜しかったね」と語りかけてきました。愛知選挙区(定数3)で、日本共産党の本村伸子候補は4位の次点になりました。

 労組が民主党の支持を強要しているトヨタの職場で、日本共産党のことを話すのはタブーになっていますが、日本共産党の躍進を自分のことのように喜んでいます。

 日本共産党は22日、参院選の結果(改選3議席から8議席へ。比例代表の得票515万票、得票率9・68%)について、「6月の東京都議選につづく今回の躍進は、“第3の躍進の波”の始まりともいうべき歴史的意義をもつものです」などという声明を発表しました。

 日本共産党は、1970年代、90年代後半の2回にわたって国会の議席を大きく伸ばしましたが、これにつづくものになったからです。1998年の参院選挙では、819万票(得票率、14・6%)を獲得しています。

 今回の参院選挙では、首都・東京都の比例代表で、自民党(179万)につづく第2党の77万票を獲得しました。みんな(71万票)、公明党(68万票)、維新(63万票)、民主党(58万票)を上回りました。

 政治は激動しています。自民党は早くも集団的自衛権の行使について議論を始めようとしています。秋にも迫った消費税増税の判断、原発再稼働、憲法9条改定、TPP問題、米軍基地問題など、衆参で多数を占めた安倍内閣の暴走を許さないために、日本共産党は奮闘します。

新宿 20130722
(躍進を受けて東京・新宿で街頭演説をする=前列左から=、比例代表で当選した山下よしき書記局長代行、小池晃副委員長、東京選挙区で当選した吉良佳子さん=7月22日)
2013参院選挙 | コメント(2) | トラックバック(0) | 2013/07/23 10:28

◎日本共産党 8議席へ躍進

 参院選挙は7月21日、投開票され、日本共産党は改選3議席から、8議席へと躍進しました。比例区で5議席を確保し、選挙区でも東京、大阪、京都で議席を獲得しました。

 これで非改選の3議席と合わせ11議席となり、党首討論と議案提案権を得ました。

 日本共産党は、半年前に行われた総選挙の比例代表選挙区で獲得した票は369万票(得票率、6・13%)でしたが、今回は515万票(9・7%)へと146万票増やしました。

吉良佳子候補
(30歳で当選した東京選挙区の吉良佳子候補、NHKテレビから)

 わずか半年で、政治は激動しました。日本共産党の志位和夫委員長は、記者会見で次のように語りました。

             ◇

 私たち、国政選挙という点で言いますと、1998年の参院議員選挙で躍進を勝ち取って以降、なかなか難しい政党配置の状況が続いてきて苦労もしてまいりました。

 ですから、国政選挙という点では議席を伸ばしたのは15年ぶりということになりますが、今後のことを考えても大変大きな国政における反転攻勢の大きな足がかりを得た選挙になったといえると思っています。

 (一)、私たちは今度の選挙で自民党と正面から対決し、四つの転換ということを訴えて選挙戦をたたかいました。

 一つは国民の所得を増やして景気回復をはかる。二つ目は原発ゼロの日本を作ろう。三つ目は憲法を守り、生かした平和日本を。そして四つ目にアメリカいいなり政治をただそう―という四つの転換、四つのチェンジということを訴えてたたかいましたけれども、この訴えが国民のみなさんに全体として評価をしていただいたと考えています。

 (一)、全体として、今の状況の中で、自民党の政治にたいする、「これは危ないぞ」という危機感や不安感、これを少なくない国民の方がお持ちだと思うのですね。消費税の大増税の問題、憲法9条の改定の問題、原発再稼働の問題、こういう道を暴走するのは危ないぞという気持ちが少なくない国民のみなさんの中に広がっている、そういう中で、日本共産党が自民党と正面から対決して暴走にストップをかける頼りになる政党としておおいに力を発揮していきたいと決意しています。

               ◇

 このブログ「トヨタで生きる」でも、政治と選挙の問題をさまざまな形で発信させていただきました。今後も日本共産党へのコメントを寄せていただければと考えています。ご支援、ありがとうございました。

辰巳孝太郎候補
(36歳で当選した大阪選挙区の辰巳孝太郎候補、NHKテレビから)
2013参院選挙 | コメント(4) | トラックバック(0) | 2013/07/22 10:46
 | HOME | Next »