◎プリウスPHV 受注開始

プリウスPHV
(プリウスPHV。手前のように家庭用電気から充電します)

 トヨタ自動車は11月29日、プリウス・プラグイン・ハイブリッド車の受注を始めると発表しました。販売は来年1月30日。家庭用電源で充電ができるもので、電気(EV)走行で26・4km、フル充電した際のガソリン1リットル当たり燃費はプリウスの約2倍の61kmといいます。

 価格は最安320万円から。政府の補助金(クリーンエネルギー自動車等導入促進対策費補助金=電気自動車とプラグイン・ハイブリッド車、クリーンディーゼル車への補助金)があるために実質約275万円になります。

 プリウスは12月19日にマイナーチェンジしますが、最低価格が205万円から217万円に引上げになります。PHVとの価格差は58万円です。日産の電気自動車の走行距離は最長200kmです。価格は、補助金を差し引いた実質価格が376~406万円。プリウスPHVとは約100万円の差があります。

 電気走行は、プリウスの26・4kmとリーフの200kmとは大きな開きがあります。トヨタは26・4kmについて、日常生活では十分であり、ガソリンとの併用で遠出ができて安心できるとしています。

 電気自動車は、価格は高額であり、充電施設も整っていないのが現状です。PHVは、電気自動車へのつなぎの車としての位置付けになります。消費者は、ハイブリッドにするか、PHVにするか、電気自動車にするか―迷うことになりそうです。

 プリウスPHVは、豊田市の堤工場で生産されます。同工場では、プリウスを生産してきましたが、プリウスαの大増産のために、プリウスの生産をトヨタ車体富士松工場(刈谷市)に大幅に移管しています。PHVの年間販売目標は日米欧で6万台です。

堤工場では、プリウスαの増産のために、1直、2直合わせて2時間30分の残業体制をしいています。さらにPHVの生産が加わり、いっそう多忙になりそうです。
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トヨタ車 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2011/11/30 09:37

◎勤続40年 記念品のニコンがくるのはいつ?

 トヨタ自動車に入社して勤続40年ということで、取締役社長の豊田章男さんから感謝状をいただいた。部ごとの昼食会では、20周年、30周年の方たちと想い出を語りあった。

 「あのころは、よう残業やったよなぁ」
 そう、1カ月で30~40時間は当たり前だった。
 「子どもが生まれるから年休をくれといったら、ダメだっていわれた。やっと定時で帰らしてもらえた」
 「たくさん入って(入社)きたけれど、たくさんやめていったね」

 それぞれの勤続年数に応じて記念品がもらえる。40周年は、32インチのテレビやカメラ、旅行などから選ぶ。私はニコンのカメラにした。さっそく、パソコンで申し込みをした。

 ところがニコンのカメラは、タイの洪水のために「納期が遅れます」と書いてあった。そうか、自動車だけじゃなかったね。近くのカメラ屋さんにいったら、ニコンンのカメラは棚に「納期未定」の札が置かれていた。

 ニコンは、カメラと交換レンズの9割以上をタイの現地法人「ニコンタイランド」で生産しているという。一眼レフカメラの販売台数は120万台程度の影響を受けると新聞に書いてあった。

トヨタのように、早く復旧してほしいね。

 職場では、1人500円の「タイ洪水の復旧支援カンパ」を集めていた。私もカンパした。

ニコンのカメラ

(ニコンの一眼レフカメラ。「MADE IN THAILAND」とある)
職場は今 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2011/11/29 07:34

◎岐阜県瑞浪市の超深地層研究所を見学

20111127 瑞浪2
(超深地層研究所)

 原子力発電所の使用済み核燃料を地中深く埋めるための研究を続けている、日本原子力開発研究機構超深地層研究所(このブログの8月13日、10月30日にくわしく説明)の見学ツアーが11月27日、行われた。

日本共産党の八田ひろ子・元参院議員や大村よしのり、根本みはる両豊田市議、もとむら伸子県くらし・環境対策委員長や豊田市民ら32人が参加。

豊田市から車で約1時間、岐阜県瑞浪市に着いた。紅葉の真っ盛りの山の中に、三角屋根の2つの立坑があった。

 最初に、隣接した国際地科学交流館で、地元の反対運動の活動家や市会議員の話を聞いた。「電源立地交付金」として、瑞浪市だけで毎年4億3500万円、関係自治体(豊田市小原町も含む)で毎年14億円が交付されている。

 地元市民の受け止め方は、使用済み核燃料の処分場になるのは困るが、交付金もなくなるのは困るという思いだそうだ。でも、最終的には処分場になるだろうという気分があるという。

 研究所側の説明は、地層の研究をしているだけで、処分場ではない、原子力政策を研究するところではない、とくり返していた。

 説明を聞いた後、ロッカールームでヘルメット、つなぎ服、長くつに着がえる。各自に1台ずつ館内用のPHSを渡された。ものものしい雰囲気になった。

 鳥かごのようなエレベーターで地下300mまで、毎分100mのスピードで降りる。わずか3分である。途中、気圧変化で耳がキーンとなる。エレベーターを降りたとたん、モア―とした湿気にカメラのレンズが曇る。

 100mくらいの横道を、先端まで案内してもらった。内部は、思ったより広い。現在、地下500mまで掘削しているという。

 地元の活動家が、「核廃棄物を持ちこませない事も大事だが、今一番重要なのは、原発をゼロにしてこれ以上核廃棄物を増やさないようにする事だ」と話していたのが心に残った。

20111127 瑞浪1
(研究所の係員=右端=から話を聞く=左から=八田ひろ子さん、もとむら伸子さん)
原発ゼロへ | コメント(0) | トラックバック(0) | 2011/11/28 14:49

◎内野博子さんからのメッセージ 『過労死…認定闘争から予防へ』 (下)

 (前日から続く)
ということで、2011年11月18日、衆議院第一議員会館にて院内集会を行いました。名付けて、『ストップ!過労死100万人署名スタート集会 & 「過労死防止基本法」制定をめざす実行委員会結成総会」』
http://www.stopkaroshi.net/

総会では、過労死防止基本法の三つの柱

(1)過労死はあってはならないことを国が宣言する
(2)過労死をなくすための国、自治体、事業主の責務を明確にする
(3)国は過労死に関する調査、研究を行うとともに、総合的な対策を行う

—を求めることを確認しました。
各政党の議員さんや秘書さんも来てくれて、ピカピカに建て替えられた議員会館で盛大な大会を開くことができました。

とにかく、家族会の会長である京都の寺西笑子さんのパワーがすごい!
そして、それを支える東京の中野さんと愛知の鈴木美穂さん。頭が下がります。実は、この大会に花を添えるように、11月10日(木)に、ある裁判がいい結果で判決を迎えました。

会長の寺西さんが原告の「過労死の企業名開示請求裁判」です。
2009年に寺西さんが、過労死などで社員が労災認定を受けた企業名の情報公開を請求したのですが、大阪労働局は不開示としたんです。

この大阪労働局の決定の適否が争われた訴訟の判決で大阪地裁は、
「公開しても社員のプライバシーや、企業の信用を傷つける恐れはなく、不開示は違法」と判断し、労働局の決定を取り消し、原告の完全勝訴という画期的な判決になりました!

弁護団も「企業側が社会的監視にさらされることで、過労死をなくす努力をより強く求められることになる」と評価しています。
寺西さんは判決後の記者会見で

「過労死を繰り返さない社会づくりに一歩前進した」と話しました。
最近の裁判官も頑張ってくれてますよね。

この裁判の控訴期限が11月24日でしたが、国は控訴してしまいました。大阪高裁にてもご支援下さい。

今後とも当事者である私たち「全国過労死を考える家族の会」と「過労死弁護団」は、過労死予防のために「過労死防止基本法の制定」に取り組みますので、皆さん応援して下さい。

”ストップ!過労死”実行委員会
 http://www.stopkaroshi.net/

 ※署名用紙はダウンロードできますので
   ”100万人署名運動”のご協力をお願いいたします。
内野博子

201111 内野博子さん3
(内野博子さん)
内野過労死認定 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2011/11/27 07:39

◎内野博子さんからのメッセージ 『過労死…認定闘争から予防へ』  (上)

 トヨタ自動車の堤工場で働き、過労死した内野健一さん(当時30歳)の妻、博子さん(41)は、2007年11月、名古屋地裁で夫の過労死認定を勝ち取りました(詳しくは、このブログの「内野過労死認定」を参照)。昨年(2010年)12月には、このブログに【過労死しないための三カ条】を寄稿してもらいました。今年もトヨタの社員のみなさんへのメッセージを寄せてもらいました。

皆さん、ご無沙汰してます。
内野博子です。
めっきり寒くなってきましたが、お元気でしょうか。
私は、冬は心まで寒くなるので、とーっても苦手ですが…。

実は、皆様にお知らせとお願いがあって、筆をとらせていただきました。(実際は携帯メールですが…(*^_^*))。
私は夫の過労死裁判が終わった後も、他にも大切な人を失った方々を、支援したい(自分を支援して下さった方々への恩返しの意味も含めて)、また、これ以上、過労死が起きて欲しくない!

と、いう思いで「過労死を考える家族の会」の一員として活動してきました。ところが、過労死、過労自死は減るどころか増えています。毎年11月の勤労感謝の日を前に、厚生労働省と公務災害基金本部に要請を行うので、18日の金曜日に行って来ましたが…、

今年も新たな過労死家族会の会員にたくさん会いました…。特に、20代の若い息子をうつ病による過労死自殺で亡くした、お父さんやお母さんの新たな悲痛な叫びを耳にし、心がつかまれる思いをすることとなりました。
やはり、家族会としても、このままではいけない! 未然に防ぐ方法はないだろうか。

そこで去年から、弁護士さんと会のみんなで相談をした結果、
「過労死防止基本法」
を作ったらどうか…という事になりました。

他にも肝炎対策基本法や、災害対策基本法などがあるように、過労死防止にも基本法があっていいはずだ!と。

私としても、いくら企業に残業を制限させようとしても、企業が利益を追求するために無理な事は分かってる。いくら夜勤をやめて欲しいと言ったところで、企業は効率を求める結果、そんな案は飲めない事は分かってる。

でも、過労や夜勤が身体に悪い事もみんな分かってるはず! じゃあ、法律で規制するしかないじゃん!

そう思いませんか?

日本人の国民性は真面目で辛抱強いこと。

でも、それを良しとして辛抱強く働くと身体や心がおかしくなるのは医学的にも分かっているんだから、

やはり基本的なルールを作らないと、日本の若者や子どもたちに未来も希望もなくなっちゃう!
(続く)

201111 内野博子さん
(内野博子さん)
内野過労死認定 | コメント(3) | トラックバック(0) | 2011/11/26 21:57

◎技術者に聞いてみよう 牛の糞尿と中古ガソリンエンジンで発電できる?

牛フンで発電 
(中古ガソリンエンジンで発電=トヨタシンポジウムでの井内教授のレジュメから)

 牛の糞尿と中古ガソリンエンジンでバイオガス発電をしている―ドイツの農家の自然エネルギー発電を名城大学の井内尚樹教授が第28回トヨタシンポジウム(11月13日)で報告しました。原発に頼らず、自然エネルギーをつくりだす、しかも中古のガソリンエンジンで。どんな方法?

 この農家は、4軒の農家の糞尿とみずからの牧草・トウモロコシを発酵させます。そこで生まれたガスを使います。メルセデスのトラックの中古エンジンを改良し、モーターを回して発電しています。

 井内教授は、「自然エネルギー設備は、日本では高価だというが、それは大企業のプラントメーカーが提供しているからだ」といいます。ドイツの農家の中古エンジンは、100万円程度と推定しています。しかも、メンテナンスも自分たちがするといいます。

こうした設備は、地域の中小企業の仕事になり、循環型地域経済を構築することになると井内教授は語ります。

 ところで、中古エンジンで発電ができるの? トヨタ自動車のエンジン開発に携わった技術者に聞いてみると―。

 「中古ガソリンエンジンを、ガスを燃料としたガスエンジンに改造することは十分可能です。日本では、LPGを燃料にしたガスエンジンがタクシーに、都市ガスを燃料にしたガスエンジンが発電と温水を利用するコージェネレーションシステムに使われています」

「燃料噴射装置(キャブレターやインジェクター)をガス用に変更すれば、ほぼそのままガソリンエンジンをガスエンジンに変えることが出来ます。バイオガスはメタンが主成分ですのでプロパンやブタンと比べれば出力が出ないのですが出力に合わせた発電機を選べば良いのです」

「原理は分かっても、いざ作るとなると大変だと思います。自分たちでガスエンジンに改造したり、ガス供給装置を作ったりしているのはすごいと思います。ディーゼルエンジン発祥の国、マイスターの国、家も自分で作る国の人達はすごいと思います」

プリウスエンジン
(プリウスのエンジン=トヨタ会館で)
原発ゼロへ | コメント(0) | トラックバック(0) | 2011/11/25 08:43

◎日本共産党を除く? 大震災復興の第3次補正に反対したわけ

 東日本大震災の復興のための第3次補正予算案。11月21日の参院本会議で日本共産党以外の各党の賛成多数で可決、成立しました。これを報道するニュースはいずれも、「日本共産党を除く」といって、何か日本共産党が悪いことをしているかのようないいまわしです。

 日本共産党が反対した最大の理由は、「復興の償還財源を所得税、個人住民税などの増税に求めている」ことです。一方で、不況のもとでも内部留保を増やし続けてきた大企業には、法人税減税を恒久的に5%引き下げた上で時限的に付加税を課すだけです。

 これだと、個人や中小企業には8・8兆円の大増税になりますが、法人税減税は25年間で20兆円にもなります。庶民には増税、大企業には減税だから日本共産党は反対したのです。

 日本共産党は、復興財源は法人税減税や証券優遇税制の中止、政党助成金や米軍への「思いやり予算」の廃止などで十分確保できると主張してきました。

 その3次補正の裏付けになる復興財源確保法案は22日の衆院財務金融委員会で可決され、きょう24日の衆院本会議に上程されます。同委員会で可決されたニュースの中で日本テレビ系(NNN)は、日本共産党の佐々木憲昭衆院議員の反対討論もきちんと放送した分かりやすいものでした。

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復興財源確保法案、衆院財務金融委で可決
日本テレビ系(NNN) 11月22日(火)

 東日本大震災からの復興財源の確保に関する法案が22日、衆議院財務金融委員会で民主党や自民党、公明党などの賛成多数で可決された。

 共産党・佐々木憲昭議員「給与総額は引き下げられています。内部留保もリーマンショック以後も積み上がっています。大企業にも負担能力はあると思うんですよね」
 野田首相「所得税で国民の皆さまに、法人においても3年間という形ではありますが、負担をお願いするということであります」

 この法案は、21日に成立した11年度第3次補正予算の裏付けとなる臨時増税などを定めたもの。所得税が13年1月から25年間、現在の納税額に2.1%分上乗せされ、法人税についても臨時に増税するが、恒久減税も実施することで負担が増えない形をとる。当初の法案にあった、10年の所得税の増税期間を25年とすることやたばこ税の増税を除外することなどの修正を、民主、自民、公明3党で行い、22日の財務金融委員会で可決された。

 法案は、24日の本会議で衆院を通過する見通し。

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分かりやすいと思いませんか? 「共産党を除く」というだけで終わらず、法案の中身をきちんと報道してもらいたいものです。

20111122 佐々木憲昭議員
(復興財源確保法案に反対する日本共産党の佐々木憲昭衆院議員=22日、ネットから)
日本共産党 | コメント(1) | トラックバック(0) | 2011/11/24 10:15

◎朝日新聞の「オピニオン」に志位さんが登場

ブルームバーグ マルクス
(「ブルームバーグ」から)

 朝日新聞の11月23日付で、日本共産党の志位和夫委員長が東大の宇野重規教授と対談をしています。欧州の財政危機、アメリカの格差反対デモ、日本の民主党政権のもとでの政治の低迷…世界と日本の現状と課題を話し合うというホッとな対談です。

 宇野教授が「資本主義の矛盾が噴き出しています」との問いに、志位さんが真っ先に取りあげたのが金融界の大御所と呼ばれるジョージ・マグナス氏の「マルクスに世界経済を救うチャンスを!」という論評です。

 志位さんは、マグナス氏は、『資本論』で語っているマルクスの次の言葉に注目していると指摘します。

「1つの極における富の蓄積は、同時にその対極における貧困の蓄積である」
「すべての現実の恐慌の究極の根拠は、一方では大衆の貧困、他方では生産力の無制限の発展を求める衝動にある」

 マグナス氏の論評は、「ブルームバーグ」(2011年8月29日)に掲載されたもの。次のブログで日本語訳が読めます。
http://ratio.sakura.ne.jp/archives/2011/10/18232418/それによると、マグナス氏は次のように語っています。

 「マルクスはまた、過剰生産と過少消費のパラドックスを指摘した。すなわち、貧困に落ち込む人々が増えれば増えるほど、ますます企業が生産する財貨やサービスをすべて消費することができなくなるだろうというパラドックスだ。1つの企業が儲けを増やすためにコストを削減するのは賢明だが、すべての企業がおこなえば、彼らは、自分たちが収益の基礎においている収入構造と有効需要を掘り崩してしまう」

 つまり、トヨタ自動車1社がコスト削減をするのは賢明だが、すべての企業がやれば貧困に落ち込む人を増やし、消費が減り続けて車は売れなくなる―わかりやすいですね。マルクスが語ったように、トヨタでも「生産力の無制限の発展を求める衝動」がありますね。

 今日は「勤労感謝の日」で祭日です(トヨタの工場では「トヨタカレンダー」によって働いていますが)。志位さんの対談を読んでみませんか? マグナス氏の論評に目を通してみませんか?

20111123 朝日新聞
(朝日新聞 2011年11月23日付)
未分類 | コメント(2) | トラックバック(0) | 2011/11/23 09:46

◎トヨタ タイ工場再開 国内工場も正常化へ


 タイ洪水で生産をストップ(10月10日)していたトヨタ・モーター・タイランドは11月21日、生産を再開しました。1カ月余りストップしていたことになります。ホンダの現地工場は浸水しましたが、タイランドの3工場は浸水をまぬがれていました。

タイからの部品調達が十分できないために、10月24日から生産を縮小していたトヨタ自動車の国内の工場も21日から生産が正常に戻りました。国内は、1カ月近く生産縮小になりました。

プリウスαの大増産をしていた堤工場は21日、1直は45分残業、2直は30分残業にとどまりました。洪水の影響が出る前は、1直が1時間、2直が1時間30分の残業をしていました。

 東日本大震災で3カ月近く、今回のタイ洪水で1カ月近くトヨタは生産がストップしたり、縮小しました。労働者は不安な日々を送りました。自然災害とはいえ、在庫を持たないというトヨタ生産方式のあり方が問われた4カ月です。

               ◆


 来年3月末で切れるエコカー減税について、政府・民主党が延長する方向で調整に入りました。トヨタは、4000人の期間従業員を募集しています。エコカー減税が打ち切りになると、期間従業員の契約期間も打ち切られるおそれがあるだけに、「延長もあるのではないか」との声が出ています。

201111 堤労働者
(出勤する堤工場の労働者)
職場は今 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2011/11/22 20:47

◎日本のうたごえ祭典 「トヨタ労働者うたう会」が過労死なくせと歌う

 2011年の日本のうたごえ祭典が11月18~20日まで千葉県で開かれ、千葉ポートアリーナに全国から5500人が集まりました。「トヨタ労働者うたう会」は、今年も参加しました。

 「うたう会」は、合唱発表会の職場の部とオリジナルコンサート(創作曲の発表会)で3曲歌いました。このうち創作曲は、「なくそうKAROSI(過労死)」と「この悲しみはいらない」の2曲です。

 ♪ 人の命は何より重い
   たった一度の人生を
   幸せ求め生きてきた
   なくそう なくそう こんなこと
   過労死なくそう 世界から

 2曲とも刈谷市職員だった倉田康弘さんの過労死を取り上げた歌です。妻の利奈さんの思いを聞く中で生まれた歌です。

 トヨタ車体の本社や工場などがあるトヨタの企業城下町・刈谷市。その市役所には、いまだに労働組合(市職労)がありません。そのためサービス残業が野放しにされている中で起きた事件です。

 今年の祭典は、3・11大震災以降、社会が大きく変わろうとしている中で開かれましたが、そのことがすべての発表の場で感じられるものでした。会場入り口には、不当解雇され裁判闘争中の日本航空(JAL)の機長やCAが制服姿で、署名活動をしていたのが目を引きました。

 大音楽会の最後には、日航労働者に連帯するステージがあり、支援のための創作曲「あの空へ帰ろう」を全員で歌いました。感動的でした。

 茨城県のグループ、ヒューマンファーマーズが「ふるさとを汚したのは誰」との曲を演奏しました。 ♪空を汚したのは誰! ♪土を汚したのは誰! ふるさとを汚したのは誰! こう歌うと会場からは「東電!」との声が返ってきます。

 被災地の東北からも250人が参加し、全国の人々と復興を誓い合いました。

歌声 201111
(「トヨタ労働者うたう会」の発表)
トヨタの街から | コメント(0) | トラックバック(0) | 2011/11/21 18:05
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