◎どこが、“身を切る改革”なのか?

 参院選(7月10日投票)で、「おおさか維新の会」(代表、松井一郎大阪府知事)は盛んに「身を切る改革」を叫びました。選挙公報で――。

 「身を切る改革」で財源を生み出します。
 まずは政治家から!
 公務員数・議員定数・議員給与を30%削減!
 国・地方人件費を年間5兆円削減! など

40 おおさか維新の会 選挙公報


 威勢よくいっていますが、まったくふれていないのが政党助成金です。国民1人当たり250円、年間総額が320億円にもなる巨額な税金が政党助成金です。

 参院選の結果を受け、自民、公明、おおさか維新の各党に2016年に支給される政党助成金が増額されます。自民党は、3億600万円増の175億2700万円で、1995年の制度開始以降の過去最高額の見通しです。

 公明党は1億円(3・4%)増の30億7300万円。おおさか維新は2億1700万円(44・8%)増で、倍近い7億300万円となる見込みです。「身を切る改革」といいながら、ちゃっかりと政党助成金を受け取るのです。

 どこが「身を切る改革」というのでしょうか? これでは、「身を太らせる改革」といわれても仕方がないでしょう。公務員などに「身を切る改革」を迫り、自分は税金を懐にするでは、選挙公報に書いたことは嘘といわれても仕方がないものです。

 日本共産党は、政党が税金を山分けする政党助成金は、国民の思想・信条を侵し、政党の堕落をもたらすとして一貫して廃止を主張し、受け取りを拒否してきました。国会に政党助成法廃止法案を提出しています。

 党費や支持者らの個人カンパ、「しんぶん赤旗」の事業費などによって、政党助成金に頼らずとも、政党の運営ができることを示しています。

 「身を切る改革」というのなら、まず政党助成金の受け取りを拒否したらどうでしょうか? 「おおさか維新の会」のみなさん!
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2016参院選 | コメント(1) | トラックバック(0) | 2016/07/18 06:17

◎野党共闘 「得票上積み」 も

 国政選挙史上初めてとなった今回の参院選での野党共闘(民進、共産、社民、生活の4党)。3年前の参院選の2勝から11勝へと大きな成果を発揮しましたが、得票でも32選挙区のうち「27選挙区で上積み」(日経新聞、7月14日付)とメディアでは共闘効果を高く評価しています。

 日経は、4野党などの前回参院選の得票と今回の野党統一候補の得票を比較し、27選挙区で得票が増え、得票率も26選挙区で増えているといいます。

 特に東北での上積みは大きく、なかでも宮城県では20万票以上も集めたと指摘します。また比例代表選挙で野党4党が獲得した票数より、28選挙区で野党統一候補が上回っているといいます。特に山形県では、比例代表選挙の7割増になったといいます。

 宮城県では、安保法制(戦争法)廃止、立憲主義を取り戻すだけではなく、「アベノミクスがもたらした格差の是正」「原発依存脱却」「不公平税制是正」「民意を踏みにじる米軍新基地に反対」などの政策協定も結ばれています。

 毎日新聞も、「共闘『足し算』以上」(12日付)と報じるなど、野党共闘が大きな力を発揮したことを評価しています。

70 鳥越候補 新宿
(都知事選で野党統一候補になった鳥越俊太郎氏=中央=。右は応援するシールズの奥田愛基さん=7月14日、東京・新宿、ネットから)

 4野党は12日に書記局長・幹事長会談を開き、この後の共同記者会見で民進党の枝野幸男幹事長は、次のように語りました。

 「同じ政策を掲げたたかい勝ってきたわけなので、今後、国会内でしっかりと連携して共同して訴えてきたことについては進めていこうということ、あらゆる場面で協力するといっており、総選挙が想定されるもとで、どういう協力が可能かを今後、模索をしていこうということで一致した」

 日本共産党の小池晃書記局長は会談で、次のようにのべました。
 「国民の中に、野党共闘に対する期待が広がったということであり、一票を投じることで自民党の政治を変えることができるという希望を広げたという点で、歴史的な成果のある取り組みだった。総選挙については、さらに協力関係を発展させるように引き続き、選挙協力の協議を進めていこう」

 次の総選挙でも野党共闘をすすめていこうというのが共通の認識です。14日に告示された東京都知事選(7月31日投票)では、さっそく4野党統一候補としてジャーナリストの鳥越俊太郎氏を応援しています。
2016参院選 | コメント(3) | トラックバック(0) | 2016/07/15 14:03

◎野党統一、「一定効果があった」 連合会長

 トヨタ労組などが加盟している、労組の全国組織・連合は、参院選の結果を受けて7月11日、神津里季里会長が記者会見し、野党統一について、「1人区で3年前とは大幅に違った姿を実現できたということは一定効果があった」などとのべました。

 民進、共産、社民、生活の野党4党は、安倍政権が強行した安保法制(戦争法)の廃止と立憲主義を守ろう、と全国32の1人区で野党統一候補を擁立しました。福井県、鹿児島県では地方連合事務局長が野党統一候補になりました。香川県では日本共産党の候補が野党統一候補になりました。

 今回の参院選の1人区では、3年前の2勝から11勝へと大きく前進。神津会長はこうした野党統一を評価したものです。

30 参院選 連合候補
(表は、左から連合の単産、16年参院選の候補者と得票数、13年参院選の得票数、10年参院選の得票数=日経新聞、7月12日付から)

 一方、比例代表選挙ではトヨタ労組などが加わる自動車総連など連合の各単産から12人が立候補(いずれも民進党)しましたが、当選は8人でした。神津会長の出身の基幹労連の候補は、前回に続いて当選できませんでした。

 自動車総連は、トヨタ労組の元執行委員の浜口誠氏を擁し、27万票余りを得て連合候補のなかで2位でした。しかし、自動車総連の組織人員は約77万人ですから、組合員の半分以下しか投票していないことになります。

 自動車総連は、組合員に討議資料を配布。資料には、シールが添付してあり、身近なものに貼ること、期日前投票日をふくめ、投票に行く日にち、比例代表候補者の名前を書くことを求めていました。

 トヨタ労組は、投票に行って選挙管理委員会が発行する「投票済証」を、家族をふくめて提出することを求め、職場委員が1人ひとりのチェック表をつくっていました。

 労組が特定の政党の支持を組合員に押し付けるのは、思想・信条の自由をうたった憲法に反するものです。連合は、野党統一を評価する一方で、従来と同じように特定政党の支持を組合員に押し付けました。


東京駅 労働者
(東京駅前で)

 安倍政権が立憲主義を破壊し、さらに憲法9条を壊して日本を戦争する国にするために憲法改悪に突っ走ろうとするなか、立憲主義を守るたたかいはいっそう重要になっています。

 安倍政権はまた、いくら働かせても残業代を支払わない「残業代ゼロ」法案の成立をねらっています。歴代自民党政権のもとで、非正規労働者は約4割にもなっています。非正規から正規への流れをつくるためには、派遣労働は臨時的・一時的業務に限定する労働者派遣法を抜本改正することなどが喫緊の課題になっています。

 特定政党支持の押し付けという弱点をいまこそ克服し、安倍政権を包囲するたたかいを、連合やもう1つの労組の全国組織・全労連などとともに労組のわくを超えてさらに大きくすることが求められています。
2016参院選 | コメント(1) | トラックバック(0) | 2016/07/12 10:24

◎参院選 日本共産党6議席 野党統一候補11議席

 参院選は7月10日(日)投開票され、日本共産党は比例代表で5議席、東京選挙区(定数6)で山添拓候補=弁護士=が4位に入り、合わせて6議席を獲得しました。

 6年前の比例代表だけの3議席から倍増しました。躍進した3年前の比例代表5議席、選挙区3議席(東京、大阪、京都)には及びませんでしたが、得票数は601万票で、3年前の606万票とほぼ同じ票を得ました。

 比例代表では、信越地方や中部地方を活動地域にした武田良介候補(36)=長野県委員会常任委員=が新人議員になりました。武田新議員は、5月13日に愛知選挙区(定数4)の須山初美候補=5位で次点=とともに、トヨタ自動車堤工場前で訴えました。

武田新議員 堤前1
(比例代表で新人議員になった武田良介さん。写真はトヨタ堤工場前で訴える武田さん=5月13日)

 日本共産党は、参院では非改選と合わせて11議席になり、引き続き自民、民進、公明に次ぐ第4党になっています。

 今回の参院選では、民進、共産、社民、生活の野党4党による32の1人区すべてで野党統一候補が実現。このうち、青森、岩手、宮城、福島、山形、新潟、長野、山梨、三重、大分、沖縄の11県で自公を破って勝利しました。

 3年前は、野党が1人区でわずか2議席しか獲得できませんでした。民進党の岡田克也代表は、「(野党共闘は)非常に役に立った」と高く評価。日本共産党の志位和夫委員長は、「最初のチャレンジとしては大きな成果。第2、第3の段階に発展させていきたい」と語りました。

 政党の実力を示す比例代表選挙での得票は、自民党が2010万票(得票率35・9%)、民進党が1173万票(同、21・0%)、公明党が757万票(同、13・5%)、日本共産党が601万票(同、10・7%)、おおさか維新の会が515万票(同、9・2%)などでした。

武田新議員 堤前2
(トヨタ堤工場前で訴える日本共産党=5月13日)

 自民党は、3分の1強をとったにすぎません。衆院に続いて参院で改憲勢力が3分の2となって憲法改正の発議が可能になりました。しかし、安倍首相は選挙戦ではアベノミクス1本槍で、憲法についてまったく語らず、“憲法隠し”に終始しました。

 「私の在任中に(憲法改正を)成し遂げたい」(3月2日の参院予算委員会)などとのべながら、選挙になると民意を恐れて黙り込むなどとは1国の首相のやるべきことでしょうか。

 もし憲法9条に手を付けて、自衛隊を国防軍にし、憲法の上でも日本を戦争できる国にしようとすれば、昨年の戦争法(安保法制)以上の反撃を国民から受けるでしょう。
2016参院選 | コメント(1) | トラックバック(0) | 2016/07/11 12:07

◎ノーベル賞受賞者、益川さんらが日本共産党へ期待

 参院選は、7月10日の投票日まで残るところ2日。8日付の新聞各紙に、日本共産党の1ページ広告が掲載されました。政党助成金を受け取らない日本共産党は、もちろん党費や支持者からのカンパによるものです。

 このなかで、ノーベル物理学賞受賞者の益川敏英さんらが日本共産党への期待を語っています。

 「絶対阻止しなければ 軍事研究の危険」(益川氏)、
 「銃を持たない平和が本当の平和」(大林宣彦・映画監督)
 「与党議員にはバッジを返してもらうとき」(京大院生、西郷南海子さん)
 「戦後最大の改憲の危機」(上智大学の中野晃一教授)
 「野党共闘は民主主義の本道を実践」(神戸学院大学の内田樹名誉教授)

80 参院選 日本共産党新聞広告


 また、家計をささえる「3つのチェンジ」として、税金の集め方、その使い方、働き方を変える政策を提起しています。その1つが「税金の集め方」は「富裕層と大企業に応分の負担を」と主張しています。

 トヨタなど大企業が15年度に支払った法人3税の負担率は、わずか16・7%にすぎません。研究開発減税や受取配当金不算入などの大企業優遇税制で、法定税率の32・11%の半分にすぎません。

 では、支払わなかった法人税はどこへ行ったのか? この2年で大企業の内部留保は急増していますが、設備投資などに有効活用されず、たまる一方です。トヨタの場合、14年度からわずか1年間で1兆2000億円を超える内部留保が増え、18兆2473億円にも達しています。2位の三菱UFJの10兆3980億円を大きく上回っています。

 こうした大企業への優遇税制をあらためるだけで、4兆円の新たな財源が生まれます。「能力に応じた負担」の原則に立って、「税金の集め方」を抜本的に改革すれば、公共事業や軍事費などの歳出の浪費をなくすこととあわせて、20兆円以上の財源を確保できます。消費税に頼らなくても財源はあるのです。

井上さとし参院議員ら豊田市で
(豊田市内で訴える井上さとし参院議員ら=7月7日)

 トヨタの本社、工場が集中する愛知県豊田市へは7月7日(木)、日本共産党の井上さとし参院議員らが、名鉄猿投駅前など2か所で比例代表カーから、「3つのチェンジ」などの政策を訴えました。

 35度という真夏の日差しのなか、後援会員ら約20人がプラスターや横断幕をもってにぎやかに日本共産党への支持を訴えました。駅やバス停で多くの市民が耳を傾けてくれました。
2016参院選 | コメント(2) | トラックバック(0) | 2016/07/08 10:51

◎東京・池袋に1万2000人 志位、奥田氏ら訴え

 参院選(7月10日投票)のさなか、東京へ行く機会があった。池袋駅前で日本共産党の街頭演説会が開かれた(7月4日、月曜日)ので聞きに行った。志位和夫委員長や候補者のほかに、学生たちでつくるシールズから2人が応援演説するという。

 午後6時開会というので30分前に行ったが、街宣車の前はすでに人でいっぱい。信号で行きかう人でごったがえす。ロープが張られたなかに、かろうじて立った。すごい人だ。

 街宣車の上からシールズの奥田愛基さんが、「めっちゃすごい人ですね。共産党本気出しすぎです。どちらを向いて話したらいいのですか」というくらいだった。約1万2000人が集まったという。

 全国32の1人区のすべてで野党共闘が実現したが、共闘に力を尽くしてきた日本共産党への期待が表れているのだろう。野党共闘がここまで広がったのは、なにしろ日本の政治史上、初めてだからだ。

50 池袋 奥田1
(応援演説するシールズの奥田愛基さん=中央=、その左は志位和夫委員長。東京・池袋、7月4日)

 比例代表候補の田村智子副委員長は、「この選挙で戦争法を強行した勢力を退場させなくてどうするのかという思いでいっぱいです。国民と力をあわせ共同の力で新しい政治を開く日本共産党を伸ばしてください」と訴える。

 31歳の弁護士、東京選挙区(定数6)の山添拓候補は、安倍首相が改憲勢力で3分の2をとって、9条を壊そうとしていることを批判。「若い世代の力で、政治の新しい時代を切り開きたい」と語る。

 志位委員長は、野党共闘を前進させるために日本共産党は、①戦争法(安保法制)成立(2015年9月19日)直後に「国民連合政府」構想を提唱した、②「安保法制廃止で選挙協力する」との5野党党首合意を受けた「参院1人区で思い切った対応(党候補を降ろす)を行う」という“二つの決断”について語った。

 「こういう仕事を共産党ができるのは、2013年の参院選、14年の総選挙で躍進した力があったからこそです。日本共産党をもっと躍進させることが、野党と市民の共闘をもっと発展させ、日本の政治を変える確かな力になります」と訴えると、聴衆から大きな声援と拍手が起きた。

 3年前の参院選では、1人区は自民が29勝2敗だった。それが、朝日新聞の世論調査(7日付)では、12選挙区で与野党が競り合っているという。しかし、投票行動を明らかにしていないのは選挙区で5割、比例区で4割いるという。

50 池袋2


 最終番の7~9日の3日間で、情勢が変わるのはこれまでの選挙でもくり返してきた。参院選はこれからだ。安倍政権を退陣に追い込むために、野党共闘で力を発揮するとともに、比例代表9候補と愛知県や東京など複数区での日本共産党の必勝へ頑張るぞ!

 シールズの奥田さんの応援演説の動画は、次のアドレスで見ることができます。
https://www.youtube.com/watch?v=DAHcwL-OgzY

2016参院選 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2016/07/07 10:14

◎安保法案 自民公約の“271番目”

 安倍政権と自民党は、これまでの国政選挙で、“アベノミクス”など経済を選挙の争点にしながら、選挙が終わると秘密保護法や戦争法(安保法制)など戦争をする国づくりへの政治を強行してきました。

 過去2回の国政選挙の参院選(13年7月)、衆院選(14年12月)で使ってきた手法です。14年の衆院選では、安保法制は実に公約の271番目にしかありませんでした。

 「271番目」というのは、昨年の参院での安保法制の審議のさなかの8月24日に東京新聞が掲載したものです。あらためて安倍政権の姑息な手法に目を付けておかねばならないでしょう。

80 安保法案 公約271番目
(東京新聞、2015年8月24日付から)

 東京新聞は、次のように指摘していました。

 「安倍晋三首相が『法整備を選挙で明確に公約として掲げ、国民から支持を頂いた』と繰り返している。法案内容に国民の反対が根強いことへの反論の一環だ。しかし、昨年衆院選の自民党公約では、安保法案の説明はごくわずかしかない。解散時は経済政策を前面に押し出し、安保法案は公約の全296項目の中で、271番目の一項目にすぎない」

 このブログ「トヨタで生きる」(6月9日アップ)では、「自民党の参院政策の『政策BANK』には、11ページの詳細な政策がありますが憲法については、『各党との連携を図り、合わせて国民の合意形成に努め、憲法改正を目指します』などと最後に10行ふれているだけです」と指摘してきました。

 安倍首相は、全国各地の街頭などで破たんした“アベノミクス”をつくろう演説をしていますが、憲法についてはまったくふれていません。7月3日の千葉市での演説(18分30秒)では、経済政策32%、地方創成15%、一億総活躍社会17%、民主・共産批判19%などで、憲法についてはまったく国民に語っていません(朝日新聞4日付)。

 「私の在任中に(憲法改正を)成し遂げたい」(3月2日の参院予算委員会)などとのべたことなど忘れたかのようです。自民党は改憲草案で、憲法9条2項の全面削除や「国防軍」の明記などを盛り込んでいます。安倍首相が憲法9条の改悪に最大の執念を持っていることは、周知の事実です。

 参院選では黙して語らずで、公約でも目立たない位置にそっと忍ばせておきながら、選挙が終わると国政の最大の問題かのように持ち出す手法は、絶対に許さないようにしましょう。
2016参院選 | コメント(2) | トラックバック(0) | 2016/07/06 06:55

◎参院選 メガホンで訴え

 参院選(7月10日投票)が終盤に入った7月3日(日)、日本共産党豊田市後援会は豊田駅前で、メガホン宣伝を行った。20人の後援会員が参加し、元気よくコールした。

 自民党政治のもとで公職選挙法が相次いで改悪され、スピーカーを使った政策の訴えが、選挙が始まると途端にできなくなる。街は、選挙が行われているとは思えないほど静かになる。


メガホン1

 人の肉声で、大村よしのり市議のコールに合わせて訴えた。

 アベノミクスは失敗 庶民にお金は回らない 消費税増税ありえない 暮らしを壊す内閣いらない みんなの暮らしに税金使おう 庶民のふところ温めよう

 安保法は廃止 戦争できる法律いらない 憲法壊す政治家いらない 憲法守ろう 命を守ろう 子どもを守ろう

 貧困なくす共産党 働くルール作ります ブラック企業は禁止 長時間労働規制する 働くルールを作りましょう みんなの暮らしに税金使おう 庶民のところ温めて 景気の回復をめざします 年金あげて 学費下げて 保育所を作って 賃金あげて 格差社会をなくそう


メガホン2

 比例代表は日本共産党 選挙区は、すやま初美

 元気な訴えに、通行人はみな振り返って見ていく。注目を集めた。のぼりや横断幕を多数使い、見た目にも派手だった。
2016参院選 | コメント(1) | トラックバック(0) | 2016/07/05 09:28

◎カラフルな、すやまカーが豊田に来た

 参院選(7月10日投票)で、日本共産党の愛知選挙区の、すやま初美候補(37)の候補者カーが7月2日(土)の午後、豊田市に来た。市営東山住宅前、市営京ケ峰住宅前、えぷろん渋谷店前の3か所ですやま候補が訴えた。

 18日間の選挙戦で、豊田市にすやまカーが入るのは1度だけ。愛知県は実に広い。このうち、えぷろん渋谷店前には約50人の支持者、聴衆が集まった。

 「安保法制(戦争法)に反対するママの会」のママは、「GO VOTE」(選挙に行こう)のプラカードを持って、聞き入っていた。

すやま1


 すやまカーは、実にカラフルだ。すやま候補がマイクを握った大きな写真に、「ブラック企業規制を」「最低賃金1500円に」「給付型の奨学金制度を」など青年の切実な政策が書き込まれている。

 すやま候補は、広告会社のデザイナーとして10年間働いてきた。毎日の長時間労働で、同僚や後輩が体や心を壊して会社を去っていった。それだけに若者を使い捨てにするブラック企業のいっそうへ全力をあげることを訴えている。

すやま2


 えぷろん渋谷店前ですやま候補は、破たんした「アベノミクス」に代わる日本共産党の経済政策「3つのチェンジ」を訴えた。税金の集め方や使い方を変えるなどというもので、国民のふところを温めてこそ、えぷろんで安心して買い物もできる、トヨタの車も売れると力をこめて訴えた。

 この日は、日差しも強く真夏のような暑さだった。えぷろんの買い物客やひっきりなしに通る車から声援が送られるなど、街頭演説は盛り上がった。


すやま3
2016参院選 | コメント(1) | トラックバック(0) | 2016/07/03 11:17

◎「投票済証」 組合は提出を求めるが

 参院選(7月10日投票)で、トヨタ自動車労組は、組合員とその家族に、期日前投票に行き、選挙管理委員会が発行する「投票済証」を、組合に提出することを求めています。

 しかも、7月2日(土)、3日(日)の休日が、期日前投票の“推奨日”です。4日(月)の出勤日に、「投票済証」を職場委員に提出することを求めています。選挙のたびにくり返されものです。

 事前に、期日前投票にいつ行くかを聞かれ、組合は一覧表をつくり、「投票済証」の提出で投票したかどうかを確認しています。期日前投票の推奨日の2、3日は選管が発行する選挙公報が自宅に届いていない可能性があります。

写真 投票済証


 選挙公報は、政党、候補者の政策、公約が記載されており、有権者としては、じっくり読んで検討することが必要です。

 豊田市選管は、「選挙公報は、公選法で投票日2日前までに届けばいいことになっている。4日までには自治区に届けるようにする」といいます。この2日、3日の期日前投票では、政党、候補者の政策、公約がわからないままでの投票になります。

 トヨタ労組は、元執行委員を比例代表選挙の組織内候補者とし、その候補者の後援会員にあたる「メンバーズカード」を作成。組合員に候補者の名前を書かせ、携帯することを求めています。

メンバーズカード
(メンバーズカード)

 比例代表選挙は、政党名と候補者名のどちらで書いてもいいことになっています。政党のなかで候補者名が多い順に当選が決まります。トヨタ労組が加わる上部団体の連合からは、各単産が推す12人の候補者が立候補しています。政党名を記入しても当選はできないことから、候補者名を忘れないようにするためです。

 「投票済証」の提出は、確実に組合の推薦する候補者へ誘導する方法です。特定の政党、候補者を組合員に押し付けるのは思想・信条の自由を保障した憲法に違反するものです。期日前投票にいつ行くかとか、「投票済証」の提出を求めることはやめるべきではないでしょうか。
2016参院選 | コメント(6) | トラックバック(0) | 2016/07/02 15:56

◎堤工場で訴え 本村衆院議員ら「3つのチェンジ」

 参院選(7月10日投票)は、中盤に入った6月30日(木)、日本共産党の比例代表カーが1日中、豊田市を駆け巡った。午後3時30分過ぎには、トヨタ自動車堤工場の門前に来た。

 地元の豊田市在住の衆院議員・本村伸子さんや大村よしのり、根本みはるの両豊田市議、地元の後援会員ら10人が、出退勤するトヨタ労働者に日本共産党への支援を呼びかけた。

 門前では、会社の交通安全立哨活動が行われていた。朝から曇り空で、時折雨がぽつりぽつりと落ちてきたが、本降りにならずにすんだ。

堤3

(トヨタ堤工場門前で、比例代表カーの上から訴える本村伸子衆院議員=中央=ら)

 本村議員らは、日本共産党の参院政策「力あわせ、未来をひらく」を紹介。このなかで、「3つのチェンジ」を訴えた。①税金の集め方を変える、②税金の使い方を変える、③働き方を変える――の3つだ。

 比例代表選挙では850万票と9議席をめざす。愛知選挙区(定数4)では、すやま初美候補の勝利だ。いずれもはげしい競い合いが続いている。本村議員らは、民進党など4野党共闘をすすめる日本共産党への支持を訴えた。

 最近、トヨタを定年退職した労働者は、時給800円台で働いている。
 「トヨタは、アベノミクスの円安でおおもうけしたが、まわりに恩恵はない人ばかりですよ。年金は切り下げられるし、反対に介護保険料は引き上げられる。安倍首相が憲法を変えようとしていることも知っていますよ。共産党が頑張らないとね」

堤2
(堤工場.。右端が比例代表カー)

 「週刊現代」で20年以上、コラムを書き続けてきた元司会者の大橋巨泉氏が最終回(7月9日号)で語っている。がんのため集中治療室に入っているという。

 「最後の遺言として1つだけは書いておきたい。安倍晋三の野望は恐ろしいものです。選挙民をナメている安倍晋三に一泡吹かせて下さい。7月の参院選、野党に投票して下さい。最後のお願いです」

 「野望」とは、憲法9条を変えるということだろう。巨泉氏の最後のお願いにこたえたいと思う。
2016参院選 | コメント(4) | トラックバック(0) | 2016/07/01 19:12

◎びっくり、199円弁当

 先日、トヨタ自動車の独身寮が立ち並ぶ豊田市田中町に行きました。そばを東名高速道路が走っています。そこに最近、新しい超格安スーパーが出店しました。このスーパー、豊田市で相次いで店を出しています。

 既存のスーパーと違って、品数はシンプルです。弁当売り場で、何と199円(消費税は別)弁当を見つけました。びっくりです。寿司弁当は299円などと確かに超格安です。食パンは1斤69円…。

199円弁当
(超格安スーパーの199円弁当。この日は、さらに20%引き)

 このスーパー、かつてこのブログ「トヨタで生きる」(2012年12月22日アップ)で紹介したコーヒー店の跡地などに出店してきたものです。ブログでは、びっくりランチとして紹介しました。

 ロース肉、ブリ、卵焼き、マグロ、カボチャ、茶碗蒸し、味噌汁…などと品数はお膳からあふれほどで、ご飯の量は特盛り。これで850円でした。
 http://toyotaroudousya.blog135.fc2.com/blog-entry-883.html

 トヨタの独身寮が近くとあって、よくトヨタマンや期間従業員がランチを食べていました。その店が4年ほど前に閉店になり、超格安スーパーが出店してきたのです。

 199円弁当を食べながら考えさせられました。2兆8000億円を超える営業利益をあげるトヨタ自動車の企業城下町・豊田市でも貧困と格差は確実に広がっていることを。

 日本の労働者の中の非正規労働者の割合は約4割にもなりました。トヨタ自動車や関連会社、下請けにも非正規雇用の期間従業員や派遣労働者、パート労働者がたくさん働いています。

びっくりランチ
(かつてのコーヒー店のびっくりランチ)

 安倍政権の“アベノミクス”と日本銀行の異次元の金融緩和で、トヨタなど大企業や一部の大金持ちは、円安と株高で大きな利益を手に入れました。トヨタなどで3年連続賃上げはあったものの、非正規労働者の増加と下請けに賃上げが広がらず、実質賃金は5年連続してマイナスになりました。

 その結果、個人消費は2年連続のマイナスです。これでは、サイフのひもをゆるめないでしょう。豊田市で、超格安スーパーが相次いで出店する背景には、こうしたことがあるのではないでしょうか。

 豊田市だけではありません。名古屋駅前でも「300円弁当に行列」(中日新聞、6月29日付)の記事が載りました。貧困と格差を広げた“アベノミクス”の破たんは明白です。参院選では、“アベノミクス”にノーを突きつけましょう。
2016参院選 | コメント(1) | トラックバック(0) | 2016/06/30 10:46

◎♪この道は、いつか来た道

 参院選(7月10日投票)で自民党は、安倍首相の大きな顔とともに、「この道を。力強く、前へ」のスローガンを書いたポスターを張っています。「この道」?と聞けば、北原白秋作詞、山田耕筰作曲の童謡を思い起こします。

 ♪この道はいつか来た道

 安倍首相が「この道」と言うと、戦前の侵略戦争と重なってしかたがありません。東条内閣の大臣だった祖父の岸信介・元首相を敬愛してやまない安倍首相は、集団的自衛権の行使などを盛り込んだ戦争法(安保法制)を、昨年9月19日に強行しました。

 集団的自衛権の行使は、ほとんどの憲法学者が違憲だと断定しています。立憲主義を平気で壊してしまいました。さらに、「私の在任中に(憲法改正を)成し遂げたい」(3月2日の参院予算委員会)と主張しています。

 しかも、「わが党は、既に9条の改正案を示している」(2月3日の参院予算委員会)とのべているように、自民党の改憲草案(12年4月)に沿って改憲しようとしています。

自民ポスター この道を


 改憲草案では、9条2項(戦力の不保持)を全面削除したうえで、自衛隊を「国防軍」にし、これ明記しようというものです。9条を完全に壊し、日本を憲法の上でも戦争できる国にするものです。

 安倍首相は、『この国を守る決意』(2004年、扶桑社)という著書で、日米安保条約に触れながら、「軍事同盟というのは、“血の同盟”です」とのべています。戦前を想起させるような恐ろしい言葉です。

 その安倍首相、「首相は参院選に向けた遊説を始めた3日以降、街頭演説で一度も改憲に言及していない」(日経新聞、6月28日付)といいます。9条を壊すことをひた隠しにしながら、ポスターには「この道を。力強く、前へ」とつづっています。

 日本共産党の志位和夫委員長は、参院選公示前日(6月21日)のテレビ朝日系「報道ステーション」の党首討論に出席。「この前の民放の番組で安倍さんに、9条に手を付けることはないんですか、と聞いたんですが、『付けない』とはおっしゃらない」と指摘しました。

 参院選では、国民向けには黙りこんでいますが、憲法は大争点です。戦前のような「この道」に、日本をふたたび歩ませてはならないからです。
2016参院選 | コメント(3) | トラックバック(0) | 2016/06/29 17:21

◎トヨタさん、余分に税金を払って欲しいと言うのではありません

 参院選(7月10日)で、日本共産党は破たんした「アベノミクス」に代わって「格差をただし、経済に民主主義を――3つのチェンジを訴えます」との経済政策をかかげています。

 その「第1のチェンジ」が、「税金の集め方を変える」というものです。表1を見て下さい。大企業の法人税の実質負担率は12%で、巨大企業が使っている連結納税法人になると6・3%にすぎません。

80 法人税 中小企業の方が高い
(【表1】中小企業より低い大企業の法人税負担=日本共産党の参院政策から)

 一方、資本金100万円から5000万円までの中堅・中小企業は、20%前後です。法人税の実質負担は、中堅・中小企業が高く、大企業が低いことが一目瞭然です。

 なぜか? 研究開発減税、受取配当益金不算入、連結納税など、もっぱら大企業しか利用できない優遇税制があるからです。トヨタで見ると、2005年度~12年度の法人税の実質負担率は、26・1%にすぎません(表2)。

大企業の法人税
(【表2】「しんぶん赤旗」、2013年7月10日付から)


 トヨタは、2016年3月期決算で試算すると、約5500億円もの減税の恩恵を受けています。
 http://toyotaroudousya.blog135.fc2.com/blog-entry-2159.html

 日本共産党は「第1のチェンジ」で、大企業への優遇税制をただし、中堅・中小企業並みの税負担を求めています。安倍政権が行った法人税減税を元に戻す(中小企業を除く)などすれば6兆円の財源が生まれます。

 トヨタさん、余分に法人税を払って欲しいと言っているわけではなく、せめて中堅・中小企業並みに法人税を支払ってもらえばいいのです。
2016参院選 | コメント(2) | トラックバック(0) | 2016/06/28 09:04

◎英のEU離脱問題など 名古屋・栄で志位委員長が訴え

 参院選(7月10日投票)は、梅雨の中休みになった6月26日(日)の午後2時、名古屋・栄で日本共産党の志位和夫委員長が街頭演説しました。オアシス21前広場は、強い日差しで汗が止まらないほどでしたが、聴衆でいっぱいに。人の輪は宣伝カー前から日陰のなかへと広がりました。

 志位委員長は、序盤の新聞報道などで、「野党共闘が効果を発揮しつつある」とのべ、「全国のどこでも野党と市民が結束したたたかいが行われています」と安倍政権を追い詰めていることを強調しました。

志位 栄1
(志位委員長の演説を聞こうと栄のオアシス21前広場は聴衆でいっぱいに=6月26日)

 そして、安倍首相や自民党、公明党が盛んに持ち上げる「アベノミクス」が完全に破たんしたことを、英国のEU離脱で、日本で円急騰、株大暴落になっていることについて次のように解明しました。

 「『アベノミクス』が日本経済をたいへんもろくしてしまった結果です。金融頼み・投機マネー頼みの経済政策から、内需主導、家計を応援する経済政策に転換してこそ、本当の意味で強い経済をつくれます」

 その上で、日本共産党の抜本的対案――「格差をただし、経済に民主主義を確立する三つのチェンジ」を詳しく語りました。

 志位委員長は、「世界経済が不安定になるもとで、家計を応援し、内需を良くして経済を立て直す、『三つのチェンジ』がいよいよ重要になっています」と強調。参院選での日本共産党の躍進を呼びかけました。

志位 栄2
(聴衆の声援に応える=左から=たけだ良介比例候補、志位委員長、愛知選挙区の、すやま初美候補)

 演説には、しばしば拍手と声援が起きるなど熱気につつまれました。宣伝カーの前には、安保法制に反対するママの会や市民連合などのメンバーが色とりどりの風船を持って参加。ママの会@愛知の天野光子さんとシールズの諏訪原健さんが応援スピーチに立ちました。

 愛知選挙区の、すやま初美候補は、「この国に立憲主義と民主主義を取り戻すために、私とたたかってください」と訴え。たけだ良介比例候補は「ぶれずに頑張る共産党が伸びてこそ、必ず政治は変えられます」と呼びかけました。

 諏訪原さんはスピーチ後、ツイッターで「圧倒されるような熱気でした」と発信しました。

志位 栄3
2016参院選 | コメント(2) | トラックバック(0) | 2016/06/27 11:39

◎新鮮 比例ポスター

 参院選での、日本共産党の比例代表選挙のポスターが、新鮮で好評です。川にかかった橋と青い空、3人の青年の後ろ姿、「野党共闘でチェンジ!」とシンプルな訴え…。

 この写真、日本共産党が今年5月に出した小冊子「JCP magazine」の表紙です。「JCP」とは、ジャパニーズ・コミュニスト・パーティの略。青年向けのマガジンで、20ページ。写真とグラフ、イラストをふんだんに使っています。

比例ポスター


 コンテンツは、「18の春はなぜツライ」「モノ扱いやめて」「戦争は絶対イヤ」「不公正な社会にウンザリ」「キミは選挙に行くか」です。

 自民党政治のもとで、非正規労働者が青年の半分になったり、ブラック企業、ブラックバイト、返済が重くのしかかる奨学金、戦争法の強行…など青年を取り巻く現実と、それをどう変えるを共に考えようというものです。

 参院選公示前には、街頭で、大学で、店頭で、大企業職場などで、青年労働者らに配布し、対話がはずんだものです。

JCPマガジン1

JCPマガジン2
(写真の上、下とも「JCP magazine」から)

 マガジンの最後では、「夏の選挙は、政治を変えるチャンス」「いま野党共闘が熱い!」と呼びかけ、5野党(現在は4野党)党首会談での確認事項を紹介しています。①安保法制の廃止、②安倍政権の打倒をめざす、③国政選挙で与党とその補完勢力を少数に追い込む、④国会や国政選挙などで協力を行う――などです。

 その好評のマガジンの表紙が、比例代表選挙のポスターとしてお目見えしたのです。

             ◇

 この記事は、6月26日にアップの予定でしたが、都合により前日にアップしました。
2016参院選 | コメント(3) | トラックバック(0) | 2016/06/25 18:27

◎野党共闘の前進で長時間労働規制へ

 参院選(7月10日投票)では、日本共産党、民進党、社民党、生活の党の野党4党が、全国32ある1人区で野党統一候補をたてています。比例区や愛知県など選挙区の複数区では、競い合って安倍政権の打倒をめざしています。その野党4党は、共通政策を持っており、長時間労働規制もその1つです。

 野党4党は通常国会が開かれていた4月19日、衆議院に長時間労働規制法案(労働基準法の1部改正案)を提出しました。この法案の主な内容は、残業の上限規制を設けるというものです。

 残業時間に上限を設定することは、長時間労働を是正する最も有効な方法です。野党共同案は、「労使協定」(労働基準法36条に基づく「36協定」)で残業時間を決める際に、「厚生労働省令で定める時間を超えない範囲」とする規定を盛り込むとしています。

 「36協定」を結べば労働者に無制限の残業を命じることができます。しかし、1998年の労働省告示(大臣告示)は、残業は「週15時間」「月45時間」「年360時間」という限度基準を設けています。

 しかし、この基準は法的拘束力がなく、さらに「特別条項」によって、これを超えてもいいとされているために、青天井の残業時間になっています。日本経団連会長会社の東レなどは、月100時間の協定を結んでいます。約8割の大企業は、厚労省が「過労死ライン」という「月80時間」を超えています。

トヨタの36協定


 「厚生労働省令で定める時間を超えない範囲」としている上限時間については、労働組合の全国組織の連合や全労連なども当面の目標としており、「大臣告示」の法定化も一致しています。野党4党がこれで合意できれば、残業は「月45時間」までになるでしょう。

 私たちが働くトヨタ自動車では、トヨタ労組が「36協定」で、年600時間(月当たり50時間)、年720時間(同、60時間)という「絶対限度時間」を設けていることについて、これを引き下げるよう会社と2014、15年に交渉しました。

 しかし会社側は、13年度で残業が「(年間)500時間を超えている者が相当数に上がった。今年度(14年度)も同様の負荷が見込まれている」と応じませんでした。

すやま個人演説会 豊田市 20160624
(労働者の長時間労働の規制などを訴える日本共産党のすまや初美愛知選挙区候補。写真は6月24日に豊田市で開かれた個人演説会)

 日本共産党の志位和夫委員長は、昨年2月の衆院予算委員会基本的質疑で、「月45時間」について取り上げ、厚労省の通達でも「月45時間」を超えると健康障害のリスクが徐々に高まり、「月80時間」を超えると「過労死ライン」になると指摘しました。

 その上で、「月45時間」の法制化を求めましたが、安倍首相は「慎重に検討すべきだ」として応じませんでした。その一方で、長時間のただ働きを促進する「残業代ゼロ」法案(「高度プロフェッショナル制度」)を国会で通そうとしています。

 厚労省や裁判所は、労働者が亡くなる1カ月前に「おおむね100時間」の残業をしていたことを、過労死認定の目安にしています。トヨタでは、これまでわかっているだけでも5件の過労死認定事件があります。

 「月45時間」の法制化が実現していたなら、これらの労働者が過労死しなかったはずです。参院選で野党4党が前進すれば、残業は「月45時間」までとする展望がひらけ、「残業代ゼロ」ではなく、「過労死ゼロ」の日本を実現できる可能性が出てくるでしょう。
2016参院選 | コメント(4) | トラックバック(0) | 2016/06/25 11:32

◎安倍政権の陰に改憲団体「日本会議」

 「週刊朝日」(6月24日号)が、「参院選後の改憲目指す 日本の右傾化を進める“陰の組織” 日本会議と安倍首相」との特集を組んでいます。「日本会議」については、これまで「しんぶん赤旗」がしばしば取り上げてきました。

 「週刊朝日」は、5月末の伊勢志摩サミットで、日本のメディアがほとんど取り上げなかった安倍首相の案内による伊勢神宮訪問問題について、海外メディアが取り上げたと報じています。

……
 「安倍政権が進める神道復権の中心にある伊勢神宮の役割を考えると、G7首脳の訪問は太古の森と清流を気楽に散策する以上の意味を持つ」(英国ガーディアン)

 「伊勢神宮訪問はいくつかの批判も呼んでいる。神道は日本の神話と歴史を国家主義と不可分に結びついた宗教に一体化させており、世界のリーダーが訪問するには不適切」(AFP通信)
……

 その上で安倍首相は、「日本会議国会議員懇談会」の特別顧問であり、G7首脳を迎えた伊勢神宮の高司尚武大宮司は、「日本会議」顧問だと指摘します。では、「日本会議」とは?

週刊朝日 日本会議
(「週刊朝日」6月24日号の特集)

 同会議のホームページによると、2つの団体を1997年に統合して結成したもので、元号法制化の実現、皇室奉祝運動、伝統に基づく国家理念を提唱した新憲法の提唱などを展開してきた、といいます。

 実際、同会議は、戦前の侵略戦争を「アジア解放」の「正義の戦争」と美化する靖国神社への「20万人参拝運動」を展開したり、憲法9条への攻撃と改憲を主張する右翼団体なのです。

 第3次安倍内閣には、20人中13人が「日本会議国会議員懇談会」に所属するなど、文字通り安倍内閣の陰の組織の役割を担っています。

 「週刊朝日」は、自民党が14年に発表した憲法改正草案には、「日本会議」が主張する価値観が随所に織り込まれていること、自民党の選挙を支援していることなどをあげ、参院選挙後には自民党議員と一体となって改憲をめざすといいます。

 ネットでは、「日本会議国会議員懇談会」のメンバーと多くが重なりあう「創世日本」の東京研修会(2012年5月10日)の動画が出回っています。安倍首相も参加した研修会には、第1次安倍内閣の法務大臣を務めた長勢甚遠氏がこう語っています。

 「私は(自民党の)憲法草案、正直いって不満なんです。一番最初にどういっているか。国民主権、基本的人権、平和主義、これは堅持するといっている。国民主権、基本的人権、平和主義をなくさなければ本当の自主憲法とはいえない」

 人類永遠の普遍原理の国民主権、基本的人権、平和主義をなくせ、と主張しているのです。自民党、おそるべしです。

 「生長の家」は、元信者らがこうした運動にかかわっているとし、参院選前の6月9日、「与党とその候補者を支持しない」との声明を発表しました。次のようにのべています。

 「安倍政権は民主政治の根幹をなす立憲主義を軽視し、福島第一原発事故の惨禍を省みずに原発再稼働を強行し、海外に向かっては緊張を高め、原発の技術輸出に注力するなど、私たちの信仰や信念と相容れない政策や政治運営を行ってきたからです」

 参院選の序盤を迎えたなか、新聞各紙は6月24日、世論調査を発表しました。自民党、公明党、おおさか維新の会など「改憲4党3分の2をうかがう」(朝日新聞)などの見出しが躍っています。9条の改憲を許さないために、こうした政党にノーを突きつけようではありませんか。
2016参院選 | コメント(2) | トラックバック(0) | 2016/06/24 18:28

◎カクサン部など特設サイト 日本共産党HP

 参院選(7月10日投票)が始まり、日本共産党のホームページ(HP)のトップが「2016参院選 特設サイト」になりました。初めての18歳選挙権が実現したこともあって、カラフルな映像がたっぷりです。

 2013年の参院選から解禁になったネット選挙といえば、さまざまなキャラクターが登場する日本共産党のカクサン部が一躍、話題になりました。今回の参院選挙では、さらにバージョンアップしました。

25 2016参院選 特設ページ
(日本共産党のホームページの「2016参院選 特設サイト」)

 産経新聞(6月20日付)は、「候補者を『勇者』に見立てたトレーディングカードをホームページに掲載し、候補者名や政策の浸透を目指すPR戦略」「候補者の氏名と写真の上には、『市民革命のジャンヌダルク!』『どの子も戦場に送らない!』など、本人が考えたというキャッチコピーが記される。クリックすると、より詳細な自己紹介文などが掲載された裏面を閲覧できる」と紹介しています。

 また、新たなプロモーションビデオ「This is JCP」では、雇用や奨学金問題など若者たちが政治に期待することを1分間で訴えています。「JCP」とはジャパニーズ・コミュニスト・パーティの略で、日本共産党の英語名です。

 さらに、「JCP Journal」や「JCP×子育て」などで、日本共産党の参院政策がわかるようになっています。
日本共産党のHPは次の通りです。
http://www.jcp.or.jp/

 愛知県では、公示前まで、ラップで党の歴史や政策を訴えた動画「この指とまれ」を発信していました。戦争法(安保法制)反対で、学生たちのシールズがラップ調でコールしたことに触発されたものです。

 ネット選挙と同時に、党首や候補者が直接訴える演説会も豊田市や名古屋市で予定されています。愛知選挙区候補の、すやま初美候補の個人演説会は6月24日(金)午後6時30分から豊田市福祉センターで開かれます。

 志位和夫委員長は、26日(日)午後2時から名古屋市栄のオアシス21前で街頭演説します。
2016参院選 | コメント(1) | トラックバック(0) | 2016/06/23 11:50

◎“力をあわせ、未来をひらく” 参院選公示

 参院選は6月22日、公示(7月10日投票)されました。愛知県豊田市では、日本共産党員らが午前8時30分すぎから公営掲示板に、愛知選挙区(定数4)の、すやま初美候補のポスターを張り出しました。

 今回の参院選は、日本の戦後政治で初めてのことが起きました。時の政権(自民党、公明党の安倍政権)に、野党(日本共産党、民進党、社民党、生活の党の4野党)が“統一候補”を立てたのです。32ある1人区すべてで。愛知選挙区など複数区は、野党が競い合って安倍政権の打倒をめざします。

 憲法違反の戦争法(安保法制)の廃止をめざし、立憲主義を取り戻す大義あるたたかいです。これを後押ししたのは、戦争法とのたたかいで、学者の会やシールズ、ママの会などのあらたな市民運動であり、そうした会は「市民連合」を結成し、野党といっしょに運動しています。

 勇躍して参院選をたたかい、自民党、公明党、これを補完するおおさか維新の会などを少数に追い込もう! 比例代表で850万表を獲得し、9人を国会に送り込もう! すやま候補の勝利をめざそう! “力をあわせ、未来をひらく” いよいよ政治を変えるチャンスだ!

ポスター貼り 6月21日 (2)
(公営掲示板にすやま初美候補のポスターを張り出す=豊田市で、6月22日)

              ◇

 安倍首相は、衆院に続いて参院でも自民、公明などで3分の2を占めることをねらっています。「私の在任中に(憲法改正を)成し遂げたい」(3月2日の参院予算委員会)などとのべ、憲法9条を変えることを標的にしています。

 ところが安倍首相や公明党の山口那津男代表は、公示前から盛んに「憲法改正は争点にならない」と躍起になっています。朝日新聞(21日付)によると、安倍首相は6月初旬から20日までに18都府県、40カ所で街頭演説をしていますが、「憲法改正にひと言も触れていない」といいます。

 これは、安倍首相の常とう手段です。13年の参院選、14年の衆院選では、アベノミクスを問う選挙だといいながら、選挙後にやったことは秘密保護法の制定であり、憲法違反の集団的自衛権行使の閣議決定や、同行使を盛り込んだ戦争法(安保法制)の強行採決でした。

志位大ポスター 6月21日 (1)
(“力をあわせ、未来をひらく”の志位和夫委員長の大ポスター=6月21日、名古屋市で)

 公示前の安倍首相の街頭演説で、国民向けには憲法問題にひと言もふれていないのは、柳の下に3匹目のドジョウをねらったものです。しかし、22日のインターネット動画サイト「ニコニコ動画」などの「ネット党首討論」では、追及されて、「次の国会から憲法審査会を動かしていきたい」などとのべました。

 これに対し4野党は、安倍首相の下での改憲に反対を表明。日本共産党の志位和夫委員長は、憲法9条2項の全面削除や「国防軍」の明記などを盛り込んだ自民党の改憲草案について「憲法が憲法でなくなるもの。憲法によって国家権力を縛るものではなく、憲法によって国民を縛り付けるものへと大変質させるものです」と強調しました。

 選挙になると国民に黙るのであれば、だまし討ちと言っていいでしょう。1国の首相のそんなこすいやり方は、国民は絶対に許さないでしょう。
2016参院選 | コメント(3) | トラックバック(0) | 2016/06/22 17:48

◎週刊「ダイヤモンド」に志位さん、登場

 「ビジネス誌に初登場!」と週刊「ダイヤモンド」(6月25日号)に日本共産党の志位和夫委員長が登場しています。同誌は、安倍政権と「ガチンコ対決ができる存在として、あらためて日本共産党に注目が集まっています」とのべ、インタビューしたものです。

 トヨタ自動車の社員のみなさんが日頃思っている日本共産党への疑問、意見を代弁して志位さんに直撃しています。たとえば、「過去の日本共産党には、『大企業を敵視してきた』という印象があります。ところが、近年では『大企業とは共存する』という方針を掲げています」、など、など、と。

 志位さんは、「私たちは決して大企業を敵視していませんし、ましてやつぶれてもよいと考えているのではありません」と明快に答えています。「大企業には持っている力に見合うだけの社会的責任を果たしてほしい」といいます。

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(週刊「ダイヤモンド」の志位和夫インタビュー、6月25日号)

 具体例として、「大企業にたまっている内部留保(利益剰余金)を、『皆に配れ』と言っているのではありません」とのべ、「数パーセントでも社会のために還元すればよいのではないか、ということです」と主張しています。

 そうすれば正規雇用者を増やせるし、反対に長時間労働もへらせるので、企業のためにも社会の発展のためにもなると語ります。

 資本主義の枠内で民主的改革を進めるのであれば、「党名を変える必要があるのでは」との質問に、志位さんはこう答えています。

 志位 「現役世代のビジネスパーソンには、身の回りでの連帯、すなわち社会的連帯について、少し考えてみてほしいですね。例えば、正規雇用者が、立場の弱い非正規雇用者と連帯して“自分たちの問題”として捉えれば、職場をより良くすることだってできるはずです」

 「ビジネスパーソン」? ビジネスマン、ビジネスウーマンという言い方は性差別になるし、ビジネスウーマンは“娼婦”という意味もあるので、今はビジネスパーソンというそうです。知らなかった!

 このインタビューは、「7月中旬以降、ダイヤモンドオンラインにロングヴァージョンをアップする予定です」といいます。参院選挙後に、インタビューの詳細を掲載するというものです。楽しみです。
2016参院選 | コメント(3) | トラックバック(0) | 2016/06/21 08:46

◎参院選直前 列島、熱く

 参院選公示(6月22日)を前にした19日(日)、東京で、沖縄で、豊田市など全国各地で、安倍政権への怒りと打倒をめざした集会、行動などが行われました。

 東京の有楽町では、この日の午前11時45分から日本共産党の志位和夫委員長、民進党の岡田克也代表、社民党の吉田忠智党首の各野党党首と「市民連合」との合同街頭宣伝が行われました。

 司会のシールズの奥田愛基さんの音頭で「今度ばかりは野党を応援!」「選挙に行こう!」とコールしました。

 志位和夫委員長は、安倍首相が野党共闘を「野合」と攻撃していることについて、「市民の声に応えた活動が『野合』であるはずがない。立憲主義を取り戻すことは、あれこれの政策の違いを横に置いてでも、最優先にやるべき仕事です」と反論しました。

 その上で、野党の「共通政策」が発展していることをのべ、「市民の力で、野党が32の1人区全部で勝ち、自公とその補完勢力を少数に追い込み、安倍政権を打倒しよう」と呼びかけました。

 各党党首も、「憲法の平和主義を大事にして歩んでいくのか、海外で武力行使できる国に変えてしまうのか。市民が中心に立って、私たち政党と一緒になって、大きく輪を広げていただきたい」(民進党・岡田代表)、「自公過半数割れに追い込むために、野党4党結束してたたかう」(社民党・吉田党首)などと訴えました。

50 有楽町1
(東京の有楽町で開かれた野党党首と「市民連合」との合同の街頭宣伝=6月19日、ネットから)

 「東洋経済オンライン」は、次のように伝えました。

……
 野党4党と市民団体による街宣は熱気にあふれていた。「みんなのための政治を、いま。」――こう書かれた赤と青と白の三色のプラカードが一斉に掲げられ、舞台の上には若者たちが並んでいる。その脇をいくつもの青と白の風船が結び付けられ、踊っているかのように揺らいでいた。まるでお祭りのような華やかさに、足を止めて見る人もいた。
……

 そして、安倍首相が千葉県や都内で街頭演説したものの、同じ有楽町で午後2時から予定していた街頭演説は、「野党4党の動員力を恐れ」、ドタキャンしたと指摘しました。事実、新聞の「首相動静」欄を見ると、安倍首相は有楽町での予定演説時間帯は公邸へ戻っていました。

 豊田市など全国各地では、安倍政権と自民党、公明党が戦争法(安保法制)を参院本会議で強行採決した昨年9月19日を忘れない、という毎月の「19日行動」をくり広げました。

 沖縄では、「元海兵隊員による残虐な蛮行を糾弾!被害者を追悼し、海兵隊の撤退を求める県民大会」(主催・「辺野古新基地を造らせないオール沖縄会議」)が那覇市の奥武山(おうのやま)陸上競技場で開かれました。

 米軍属による女性暴行殺人事件に抗議するもので、6万5000人が参加しました。参加者は、「怒りは限界を超えた」「海兵隊は撤退を」のプラカードをいっせいにかかげました。

沖縄 海兵隊撤去
(「海兵隊は撤去を」などをかかげる沖縄での県民大会=6月19日、ネットから)

 翁長雄志知事はあいさつで、「先月、安倍首相に事件について抗議した際、日米地位協定の見直しを強く要望し、運用改善による対応では限界だと県民が等しく認識していると伝えました」と報告。

 そして、「凶悪事件が継続して発生したことは、広大な米軍基地あるゆえだとも改めて申し上げました。しかし、事件直後の日米首脳会談であったにもかかわらず、安倍首相は地位協定の見直しに言及せず、辺野古移設が『唯一の解決策である』といっています」と厳しく批判しました。

 翁長知事は、「地位協定の抜本的な見直し、海兵隊の撤退・削減を含む基地の整理・縮小、新辺野古基地建設阻止に取り組んでいく不退転の決意」とのべ、初めて海兵隊の撤退に言及しました。

 大会決議でも海兵隊の撤去をうたっており、海兵隊撤去は辺野古への新基地建設反対とともに、オール沖縄、県民の総意になってきました。
2016参院選 | コメント(3) | トラックバック(0) | 2016/06/20 13:53

◎福井、鹿児島で連合事務局長が野党統一候補に

 7月の参院選挙では、32ある1人区のすべてで野党統一候補が立候補を予定しています。時の政権の打倒をめざし、野党と市民が全国規模で選挙協力するのは、日本の戦後政治史でも初めてです。

 このうち福井県と鹿児島県では、地方連合の事務局長が民進党、日本共産党、社民党、生活の党の野党4党と安倍政権が強行した安保法制の廃止をめざす学者の会やシールズ、ママの会などの「市民連合」の野党統一候補になっています。

 福井県では6月14日、市民連合の山口二郎法政大教授やシールズの本間信和氏らと横山龍寛野党統一候補が、①安保法制の廃止、②立憲主義の回復、③個人の尊厳を擁護する政治の実現――の3点を公約する候補として協定書を取り交わし、調印しました。

 調印式には、日本共産党の南秀一県委員長、民進党の山本正雄県連代表、社民党の瀧田清成県連合代表らが同席しました。

 横山候補は、連合福井の事務局長で自治労の中央執行委員を経験しました。

30 福井 連合事務局長
(「しんぶん赤旗」、6月16日付から)

 鹿児島県では、日本共産党、民進党、社民党の3党と、「安保法制を許さない共同候補をたてる鹿児島の会」「安保関連法に反対するママの会@鹿児島」「ミナセンあいら」の3市民団体が、安保法制廃止などを共通の目標とする無所属候補として、下町和三氏の推薦を決定しています。

 下町氏は、連合鹿児島事務局長で、鹿児島農政事務所に勤務していました。

 労働組合の全国組織の連合には、トヨタ労組などが加盟しています。連合は、安倍政権と自民党、公明党がすすめた安保法制(戦争法)=昨年9月19日に参院本会議で強行採決=に反対し、国会前行動をくり広げました。

 これには、トヨタ労組の上部団体の自動車総連の組合員も、組合旗を持って多数参加。シールズの奥田愛基さんらが連帯のあいさつをしました。こうした運動をへて、7月の参院選では、地方連合の事務局長が野党統一候補になるなど画期的な動きになっています。
2016参院選 | コメント(2) | トラックバック(0) | 2016/06/19 20:39

◎新聞、テレビで日本共産党のことがよく出るようになったね

 【トヨタ詰所談義】

 A 最近、テレビ、新聞で日本共産党のことをよく出るようになったね。
 B 気づいたかい? 7月の参院選が近づいたこともあるが、舛添要一東京都知事のカネの問題でも、NHKは民進党、共産党の順で放送していた。都議会は、共産党が17議席で野党第1党だから。
 A 「100条委員会」の設置や舛添知事の不信任案提出でも真っ先に主張していたね。
 B そうだよ。志位委員長のコメントが放送されたり、掲載されたりしていたよ。舛添辞任で大きな役割を果たした。

 A 新聞、テレビの世論調査で、毎月1回、政党支持率を発表しているが、自民党、民進党、公明党、共産党の順番だけでなく、共産党が3番目になることもあるよ。
 B そうだよ。13年の参院選挙、14年の総選挙で共産党が躍進したことが大きい。安倍内閣と自民党、公明党は昨年、憲法違反だといわれる集団的自衛権の行使をふくむ安保法制を強引に可決した。民進党や共産党、社民党、生活の党の野党4党は、結束して反対した。

 A 戦争法というんだろう。憲法9条があるし、もう2度と戦争はしたくないというのは当然だ。おれたちのトヨタ労組が加わる自動車総連、連合が国会前で何度も反対集会を開いたと聞いたよ。
 B 安保法制に反対するシールズとかママの会、学者の会という新しい団体ができた。民進党の岡田代表や共産党の志位委員長が国会前で抗議しているそれらの団体に、よくあいさつにきていたというよ。

 A そうした新しい団体と野党がいっしょになって、参院選を野党統一候補でたたかうという動きになったのか? すごいじゃん。
 B 全国に32ある1人区すべてで野党統一候補が実現した。福井県の野党統一候補は、連合福井の事務局長だ。野党は、安保法制を廃止する、立憲主義を守ることで一致している。そのために共産党が独自候補を降ろした決断もすごいよ。

岡崎市 6月14日
(岡崎市内で訴える須山=すやま=初美候補と小池晃書記局長=左=、6月14日)

 A 愛知県は定数4だろう。ここはどうなっているの?
 B 中日新聞にのっていたよ。新しい団体は「市民連合」をつくっており、愛知県の市民連合は、民進党の斎藤嘉隆参院議員と共産新人の須山初美さん、社民新人の平山良平さんの3人を推薦するというんだ。

 A その須山さんと、たけだ良介という比例代表の候補が堤工場の門前に来て訴えていたね。共産党のビラは、会社の目もあってなかなか受け取りにくいが、今回は受け取ったよ。
 B それは勇気があるよ。演説している須山さんらに車のクラクションが鳴った。こんな風景、見たことないよ。

15 JCP TIMS
(「JCP TIMES」)

 A おれの家に「JCP TIMES」というビラが入っていた。どこのビラかと思ったら「日本共産党」とある。志位さんのイラストがあり、垢抜けたビラだった。「政治は変わる。希望はひろがる」とあった。
 B JCPとは、ジャパニーズ・コミュニスト・パーティの略なんだ。税金の集め方、税金の使い方、働き方の「3つのチェンジ」を訴えている。長時間労働を一掃するために残業時間の上限を法律で規制する政策を示している。

 A 政治なんて変わらないと思っていた。民主党政権がそうだった。でも、今度の参院選で、何か変わりそうな気がしてきた。
 B これまで黙っていたヤツが、「共産党を応援するぜ」と語っている。政治が変わりそうな予感がするよ。
2016参院選 | コメント(6) | トラックバック(0) | 2016/06/17 11:36

◎財源はある 消費税にたよらなくても

 このブログ「トヨタで生きる」では、中日新聞(5月31日付)が掲載した表を使って、「だれのためにエンジンをふかすのか」(6月3日アップ)で、アベノミクスの破たんを明らかにしました。

 その時の中日新聞の表の下のところを、もう一度、見て下さい。主要国・地域の経済成長率を表していますが、日本だけは異常です。安倍政権下の3年3カ月の平均成長率は、実質で0・6%、名目でも1・6%にとどまりました。

中日 5月31日
(中日新聞、5月31日付から)

 今後2年間についても、IMF(国際通貨基金)の予測では実質0・2%で、他のサミット参加国(1・1~2・5%)にくらべて、きわめて低い成長見込みとなっています。

 日本共産党は、この原因について、「アベノミクスで大企業は3年連続で史上最高益を更新しても、労働者の賃上げにはつながらず、そこに消費税増税をかぶせた結果、実質賃金は5年連続マイナスとなり、個人消費が2年連続でマイナスという、戦後初めての事態が引き起こされたためです」と分析しています。

 これは、6月9日に発表した「『消費税にたよらない別の道』――日本共産党の財源提案」でのべているものです。
http://www.jcp.or.jp/web_policy/2016/06/2016-sanin-seisaku2.html

 「財源提案」では、自民党政権による1989年の消費税創設以来、5%、8%と増税するたびに「増税不況」がくり返されたこと。消費税10%増税は先送りではなく、きっぱり断念すること。社会保障の拡充や財政危機打開に必要な財源は、「消費税にたよらない別の道」で確保するとして、2つの改革を提案しています。

 提案は新聞1ページにわたる詳細なもので、「税制改革等による財源確保の見込み額」は、表のように22兆3000億円になるとしています。

60 日本共産党の財源提案


 改革の柱は、〈1〉富裕層や大企業への優遇をあらため、「能力に応じた負担」の原則をつらぬく税制改革をすすめます、〈2〉大企業の内部留保の一部を活用し、国民の所得を増やす経済改革で、税収を増やします――の2つです。

〈1〉では、▽大企業への優遇税制をあらためます、▽法人税減税のばらまきを中止し、安倍政権以前の税率に戻します、▽所得税・住民税、相続税の最高税率を引き下げ前に戻します、▽証券税制を欧米並みに強化します、▽新しい資産課税として「富裕税」を創設します、▽タックスヘイブンを利用した「税逃れ」をやめさせます、▽被用者保険の保険料上限を見直します、▽「為替投機課税」を新設します、▽環境税を強化します、▽将来は、「応能負担」の所得税改革をすすめます――から成っています。

〈2〉では、▽人間らしく働ける雇用のルールをつくり、賃金を引き上げます、▽社会保障の連続改悪をストップし、拡充をすすめます、▽2%台の名目成長で、10年間で20兆円以上の税収増を実現します、▽社会保障充実・暮らしの向上と、財政危機打開の両立をはかります――から成り立っています。

 詳細な「財源提案」を是非、上記の日本共産党のホームページのアドレスでお読みください。

              ◇

 この記事は、6月15日にアップする予定でしたが、都合により前日にアップしました。
2016参院選 | コメント(4) | トラックバック(0) | 2016/06/14 15:47

◎法人税減税に消えた消費税

 安倍政権など歴代自民党政権は、消費税を福祉財源に使うと主張し、3%から5%、8%へと引き上げてきました。その一方では、法人税減税を続けてきました。

 その結果、どうなったか? 表1が歴然としています。消費税導入(1989年)以降の27年間で、消費税収は累計304兆円。これに対し、法人税の税率は、89年度当時の40%から下がり続け、23・9%(15年度)になりました。

50 法人税と消費税
(表1 消費税収と法人3税による減収の比較)

 このため、法人3税(国税の法人税と地方税の法人住民税、法人事業税)の減税の累計は263兆円になりました。消費税収の86%に当たる分が法人税減税で消えたことになります。何のことはない、弱者に税負担が大きい逆累進課税の消費税は、法人税減税の穴埋めに使われてきたのです。

 しかも、法人税をいくら減税しても、企業の内部留保として蓄えられるだけです。財務省が発表した、今年1~3月期の「法人企業統計」(抽出調査ですが、資本金5億円以上は全数調査、金融・保険業は1億円以上全数調査)では、企業の内部留保の大きな部分をしめる利益剰余金は、366兆6860億円にのぼっています。

 麻生太郎副総理・財務相は、「たまった内部留保が賃金や配当、設備投資に回らず、じーっとしている(今の)状態は異常だ」(2013年2月20日、日本共産党の大門実紀史参院議員の質問に対する答弁)とのべているほどです。

 麻生財務相は、2015年10月16日の経済財政諮問会議に、内部留保の推移表(表2)まで提出したことがあります。

麻生資料2
(表2 麻生太郎財務相が経済財政諮問会議に提出した内部留保の推移表)

 内部留保ダントツ1位は、いわずと知れたトヨタ自動車です。利益剰余金は、16年3月期決算で16兆7942億円にもふくれあがっています。企業全体の利益剰余金366兆円の約5%も占めるほどです。

 そのトヨタに、安倍政権などによるこの間の法人税減税で、実効税率は9・8%も下がり、なんと2200億円も減税されるという試算があります。

 トヨタの税引前利益(2016年3月期決算) 2兆3126億円×9.8%=2200億円

 安倍首相のいうように、消費税10%への増税を2年半先送りするのではなく、きっぱりと中止すべきでしょう。
2016参院選 | コメント(2) | トラックバック(0) | 2016/06/12 10:54

◎香川で日本共産党と民進党が確認書

 讃岐うどんやこんぴらさんで知られる香川県。反戦小説『二十四の瞳』の舞台の小豆島に行ったこともあります。島から見る瀬戸内海は、どこも美しい。

「二十四の瞳」のポスター
(木下恵介監督、高峰秀子主演の映画「二十四の瞳」のポスター)

「二十四の瞳」の教室
(小豆島にある「『二十四の瞳』映画村」の小学校教室)

 その香川県で、7月の参院選香川選挙区で、日本共産党公認の、たなべ健一候補が野党統一候補になりました。全国に32ある1人区で、日本共産党の候補が野党統一候補になったのは、香川県だけです。

 日本共産党香川県委員会の松原昭夫委員長と民進党香川県連代表の小川淳也衆院議員との間で、注目すべき確認書が取り交わされました。日本共産党の小池晃書記局長が6月4日のたなべ候補の事務所開き(高松市)で、前日に交わされた全文を紹介しました。

 小池書記局長は、「(党への)誤解や先入観をお持ちの方もおられます。こうした形で改めて文書で確認書を交わしたことは大変重要です。丁寧に一つひとつの誤解を取り除きながら、一歩一歩、山を登るように野党共闘を力強いものにしていきたい」と語りました。

 日本共産党が2004年の大会で採択した新綱領をあらためて確認した内容です。日本共産党からいえば当たり前のことですが、小池書記局長が語るように、誤解を取り除くものです。その全文は――。

……
 基本的事項の確認書

 本参議院選挙を通して、安保法制の廃止及び憲法違反の閣議決定の撤回を目指す。同時にアベノミクスの失敗と弊害を追及し、安倍政権の打倒を目指す。そのために野党4党の共闘路線を重視し、有権者の正しい理解を求めるため、以下の両者は04年共産党新綱領の趣旨に従い、改めて以下を確認する。

(1)今日の日本社会に必要なのは社会主義的変革ではなく、資本主義の枠内での民主的改革であり、私有財産の保障が基本となる。

(2)平和外交を重視するが、日米安保条約の廃棄や自衛隊の解消という共産党の政策は野党共闘に持ち込まない。

(3)天皇制を含めた現行憲法の全条項を守る。天皇制のあり方は、国民の総意によって決せられるものである。

(4)一党独裁制を否定し、議会制民主主義及び選挙による政権交代制を堅持する。

(5)地方自治の確立、労働基本権の擁護、男女平等、信教の自由及び政教分離原則の徹底を図る。

70 たなべ 小池 6月4日
(高松市内で訴えるたなべ健一候補=右=と小池晃書記局長=6月4日)

……

 トヨタ自動車で活動する日本共産党トヨタ自動車委員会も、ここで確認された内容で2004年以来、奮闘してきました。今回の参院選挙でも、この内容で活動します。日本共産党への大きなご支援をお願いします。
2016参院選 | コメント(5) | トラックバック(0) | 2016/06/11 15:15

◎せこい! 安倍首相の争点隠し

 自民党の参院選挙政策がホームページに掲載されています。冒頭に出てくる写真は、広島の原爆記念碑の前でオバマ米大統領と安倍首相が握手している姿です。G7で来日したオバマ氏との2ショットを最大限に利用しています。

 しかし、オバマ氏は演説で核廃絶の具体的提案をまったくせず、被爆国・日本の国民を失望させました。この参院選政策で安倍首相が「アベノミクスのエンジンを最大限にふかす」とのべているように、アベノミクスのオンパレードです。

 「1億総活躍社会」とか、「GDP600兆円の実現をめざす」などと耳触りのいいことを並べ立てています。そもそもアベノミクスは、日本銀行に「異次元の金融緩和」などを実行させ、大企業と富裕層には円安と株高で空前の利益と富を集中させました。

 国民と労働者には、格差と貧困を拡大させただけです。GDP(国内総生産)の6割を占める消費は低迷しつづけ、労働者の実質賃金指数は100を下回ったままです。

自民2016参院政策
(憲法問題はわずか10行=自民党の参院政策から)

 実際、読売新聞のアベノミクスの全国世論調査(郵送方式)では、「この3年余りの経済政策を『評価しない』は57%で、『評価する』の42%を上回った。評価しない理由(複数回答)のトップは「収入が増えない」の60%で、評価する理由(同)は『大企業を中心に業績が改善した』の44%がトップだった」(2月26日付)といいます。

 安倍首相や自民党は、アベノミクスを参院選の争点であるかのように描いていますが、秘密保護法や戦争法(安保法制)に続いてねらっているのが、戦争放棄の憲法9条を変え、日本を戦争ができる国へと変えることです。

 これまでも安倍首相は、「わが党はすでに9条の改正案を示している」(2015年2月3日の衆院予算委員会)などとくり返しのべているように、「国防軍を保持する」とうたった自民党の憲法改正草案に沿って9条の明文改憲をねらっています。

シールズ東海 1
(6月4日にシールズ東海が名古屋市で行った「参院選挙に行きたくなる集会デモ」)

シールズ東海 2


 自民党の参院政策の「政策BANK」には、11ページの詳細な政策がありますが憲法については、「各党との連携を図り、合わせて国民の合意形成に努め、憲法改正を目指します」などと最後に10行ふれているだけです。

 このアベノミクスなど経済を選挙の争点にしながら、選挙が終わると秘密保護法や戦争法(安保法制)など戦争をする国づくりへの政治課題を強行する手法は、過去2回の国政選挙の参院選(13年7月)、衆院選(14年12月)で使ってきた手法です。

 “争点隠し”のこんなせこいやり方に、国民は3度もだまされないでしょう。参院選では、自民党、公明党とその補完勢力のおおさか維新の会などを少数に追い込み、野党共闘をすすめる野党を勝利させようじゃありませんか。
2016参院選 | コメント(3) | トラックバック(0) | 2016/06/09 10:45

◎「選挙へ行こう!」「選挙で変えよう!」

 「選挙へ行こう!」「選挙で変えよう!」――6月4日(土)午後1時半から名古屋市の繁華街・栄のひかりの広場で、「シールズ東海」の「参院選挙に行きたくなる集会デモ」が開かれ、約300人がこうしたコールを響かせた。

 シールズ東海の海老原陽奈さんやゲストの精神科医、香山リカさん、三重大学准教授の森原康仁さんらが、「参議院選挙で市民が政治を変えよう」とスピーチした。全国に32ある1人区すべてで民進党、日本共産党、社民党、生活の党の野党4党の統一候補が実現した。

市民連合1

市民連合2

市民連合3


 安倍政権と自民党、公明党が強行した戦争法(安保法制)の廃止を求めて、学者の会やシールズ、ママの会などが「市民連合」を結成し、野党共闘を後押ししてきた。

 その力を、今度は参院選に国民がこぞって投票へ行き、政治を変えようというのだ。シールズの新しいコールやプラカードが「GO! VOTE!」だ。先日、「VOTE」ってなんだ、と言う話になった。VOTEは“投票する”という意味だと知った。「GO! VOTE!」、投票に行こうという意味だ。

 集会では、日本共産党の穀田恵二国対委員長や民進党の山尾志桜里政調会長らがスピーチ。「市民の後押しで、野党統一候補が実現したが、これがスタートです。選挙で勝とう」と呼びかけた。

市民連合4
(左から、本村伸子衆院議員、1人おいて穀田恵二衆院議員、山尾志桜里衆院議員ら)

市民連合5


 サウンドカーを先頭に、栄の中心街をパレード。日本共産党の本村伸子衆院議員、すやま初美参院愛知選挙区候補も参加した。

 「7月10日は参院選挙」「選挙に行こう」「選挙で変えよう」「民主主義って何だ」「最低賃金を1500円に」「GO! VOTE!」などと訴えると、道行く人々をも振り返ってスマホで写真を撮っていた。
2016参院選 | コメント(11) | トラックバック(0) | 2016/06/06 15:35

◎だれのためにエンジンをふかすのか


 安倍首相は通常国会が閉幕した6月1日の夕方、記者会見し、消費税の10%への増税を2年半先送りすることを表明しました。

 消費税を5%から8%へと17年ぶりに引き上げた(14年4月)ことで、GDP(国内総生産)の6割を占める消費は低迷しつづけ、アベノミクスの破綻は明瞭になり、これ以上の増税は不可能だからです。

 大企業が利益を増やせば、したたり落ちてくるといトリクルダウン政策をもとに安倍政権は、アベノミクスを推進しました。アベノミクスの破綻ぶりを端的にわかりやすい表にしたのが中日新聞(5月31日付)です。

50 中日新聞 5月31日付
(中日新聞、5月31日付から)

 見て下さい。企業の経常利益は円安などで急増しているのに、個人消費は消費税増税で一挙に急降下。それ以後も低迷のままです。実質賃金指数も100を下回ったままです。

 消費税の10%への増税は、日本経済を破壊するものであり、先送りではなく中止すべきでしょう。

 それなのに安倍首相は記者会見で、「アベノミクスのエンジンを最大限にふかす」などとのべました。大企業に大きな利益を与えただけのアベノミクスのエンジンをふかすなんてとんでもないことです。

 私たちが働くトヨタ自動車は、16年3月期決算で史上最高の2兆8000億円を超える営業利益をあげました。しかし、国内販売は、前期より9万8000台減って205万9000台にとどまりました。国内の消費が低迷しているからです。

豊田駅前 6月1日
(豊田駅前で日本共産党への支持を訴える人々=6月1日)

 6月22日に公示される参院選(7月10日投票)では、安倍政権を退陣に追い込むために自民党、公明党を少数にすることです。そのために32ある1人区すべてで、民進党、日本共産党、社民党、生活の党の野党4党の統一候補の擁立が実現しました。

 安倍首相が記者会見していた同じ時刻、日本共産党は全国各地で、いっせいにアベノミクスの破たんと安倍政権の退陣を訴えました。豊田市でも、豊田駅前で大村よしのり、根本みはるの両豊田市議を先頭に8人が、日本共産党への支持を訴えました。車から手を振ったり、バス停から声援がかかるなどの反響を呼びました。
2016参院選 | コメント(5) | トラックバック(0) | 2016/06/03 11:49
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