「燃費バトル」でもプリウスは19・75キロ

 燃費がいい、といわれるハイブリッドのプリウス。来年には、住宅の電源から充電ができるプラグ・イン・ハイブリット(PHV)のプリウスが販売されます。

 トヨタ自動車のホームページに、「GAZOO TV」というコーナーがあり、プリウスとPHVプリウスの「燃費バトル」の動画を見ることができます。サーキットで2つのチーム、6人が競うものです。

 その結果は? ガソリン1リットル当たりの燃費は、PHVチームが平均28・77キロ、プリウスチームは19・75キロです。PHVは、燃費が大幅に向上しています。

 これを見ていて考えさせられたのは、プリウスの19・75キロという値です。カタログでは38キロとなっているのに、その52%にすぎないからです。

 このブログ「トヨタで生きる」(2011年1月22日)で、燃費問題を紹介しました。実際の走行距離から燃費を算出する携帯電話のサイト「e燃費」によると、プリウスの燃費は約21・7㌔です。

 日本車は、外国車と比べカタログの燃費は誇大すぎると批判しました。「燃費バトル」でも、そのことが実証されました。そろそろカタログには、実際の燃費を書くべきではないでしょうか。

201010 豊田市役所で
 (PHVプリウス。豊田市役所で)
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燃費 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2011/05/05 09:23

カタログ燃費はインチキ?

 「いやあ、この通りですよ。プリウスは、燃費がいいというけれど、実際に走ってみるとリッター22キロくらいですよ」
 プリウス(3代目)の新車を買ったばかりという知り合いのAさんが朝日新聞(1月22日夕刊)の記事を見せていう。プリウスのカタログでは、38キロになっている。

「朝日」は、実際の走行距離から燃費を算出する携帯電話のサイト「e燃費」のデータを使用している。プリウスは約21・7㌔という。Aさんのいう通りだ。カタログ値の57%だ。ちなみに、「e燃費」にアクセスしてみる。

毎日更新という「e燃費」。1位はホンダのインサイト(初代)で、26・1㌔。プリウス(3代目)は5位で、19・7㌔だ。

Aさんは、「国産車のカタログを見るとき、6~7割で計算していましたが、その通りですね」という。「朝日」の記事でおもしろいのは、輸入車と比較していることだ。

フィアットは、カタログ値の88~92%、フォルクスワーゲンは87%である。日本車の60%前後と大きな開きがある。トヨタとフィアットのコメントがおもしろい。

トヨタ「カタログ表示はあくまで(国交省の)基準にのっとって算出した結果。走行条件が違えば燃費に差が出るのはやむを得ない」
フィアット「燃費は現実に合った表示を心がけている。利用者に誠実であるべきだ」

商品の誇大表示は問題だ。Aさんがいう。
「フィアットの言葉は、日本メーカーをぐさっと刺す言葉ですよね」

110122燃費

(朝日新聞 1月22日夕刊から)
燃費 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2011/01/22 18:12
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