◎1日も早く納車できるように頑張っています


 このブログ「トヨタで生きる」に11月1日、次のようなメールをいただきました。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 カムリの生産状況をおしえてください。
お仕事ご苦労さまです。
私は、先日カムリハイブリットを注文し、
納車を楽しみに待っている者です。
今回の洪水の影響で、カムリの生産状況に遅れがでているのでしょか。カムリを生産するために、はタイからの部品が不足しているのでしょうか。
教えてください。
よろしくお願いします。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 トヨタ自動車では、東日本大震災で部品が滞り、納車が遅れる車が多数あります。プリウスαの納車は、多くの注文も重なり、10月3日現在でも、6カ月(5人乗り)~11カ月(7人乗り)待ちになっています。

このためプリウスαやカムリハイブリッドを生産している堤工場では、1日の残業を2時間30分にし、増産してきました。私たち労働者は、2直の残業が終わるのは、それまでの午前1時から午前3時になりました。家族もふくめて負担が増えることになりますが、納車待ち解消のために懸命に働いてきました。

 そこに、予期せぬタイの洪水です。部品が滞って残業がなくなったり、定時前にラインが止まることもあります。一部車種では、やむなく生産を停止しているのもあります。

 カムリのハイブリッドの生産は止まっていないと聞いています。しかし、残業がない分だけ生産はダウンします。私たちもタイの洪水が収束することを強く願っています。1日も早く、カムリハイブリッドが納車できるよう私たち労働者も頑張ります。よろしくお願いします。
カムリ
(カムリ)
スポンサーサイト
投稿 | コメント(1) | トラックバック(0) | 2011/11/03 10:43

安藤さんから投稿(その2) 土日出勤について

 安藤さんから、土日出勤になるトヨタの職場の投稿がありましたので紹介します。

長期連休が明け、職場の状況を報告します。自動車工業会の「夏季(7月〜9月)の全国規模での土曜日・日曜日から木曜日・金曜日への休日変更」決定を受けて、職場で休日変更の説明がありました。

私を含め、職場の同僚たちも、この事について特段不満の声が上がることはありませんでした。

会社で休日変更の説明がある以前に、テレビのニュース等で事前に情報が入っていましたし、工場の正門を出たところでは、新聞社が「トヨタが7月〜9月の休日を木・金に変更決定しましたが・・・」とインタビューしているとの話を聞いていたからかもしれません。

ただ、「小さな子どもを持つ共働きの家庭は大変だねぇ」という声は聞かれました。

全員に配布された【東日本大震災関連情報(第9報)】には、『夏場以降、生産が挽回できる状況となった際には「3月・5月に休日とした10日分のカレンダー変更による出勤」や「休日出勤」に、是非ともご協力いただきたいと考えております。』と記載されていました。

震災後、会社休業・カレンダー変更で出勤がない日が多く、工場の稼働も回復していない状況が続くなかで、久々に顔をあわせた同僚たちは一様に「休業ではなく、休日変更の出勤でよかった。」といいます。

あたり前のことですが、従業員の生活は、自動車が売れて、自動車を生産して私達の賃金になる。不満や不平を言う者はおらず、今までに感じたことのない一体感・連帯感を私は感じました。

4月のトヨタ自動車の国内生産台数は、前年比78%減でした。今この逆境の時こそ、単一の職場だけではなく、労働者一丸となってこの状況に立ち向かおうと思える一週間でした。

トヨタ労働者は働く
(トヨタの労働者は土日出勤になります)
投稿 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2011/05/30 09:58

減収対策は切実!

 安藤さんの投稿の2回目を掲載します。

 トヨタの給料体系は複雑です。今回特別休暇が付与され、賃金80%保証の休日が何日か設定されました。実際にどれくらい減収になるのかは、給与明細を見ないとわからない、と組合の評議員ですらいいます。

また、減収になることによって、会社と組合は従業員に対して【減収の不足分を消費者金融にて補うな】と言います。減収によるローン等の支払不足分はそれぞれ、会社・組合に相談してくれとのことです。

しかしながら、会社・組合に相談を行ったとしても、労働金庫への斡旋を行うのみで、根本の減収の解決には至りません。

A「そういや、組合ってプール金がだいぶんあるって聞いたけど?」
B「ストなんかで会社から給与が支払われないときに組合員の給与分を保証するやつでしょ?」

A「それを今回支給してくれないのかなぁ。本当に危機的状況なんだから。」
B「そうだよね。どうせストなんかしないんだから、会社が給与を出さないって状況は一緒だから今回それを出してくれてもいいよね。」


私は、組合がどれだけの闘争資金を蓄えているかは知りません。そして、このような状況で闘争資金を使用して良いのかどうかは私にはわかりません。

ただ、従業員を取り巻く状況は深刻で、闘争資金の切り崩しまで要求するような声が職場で聞こえてきたのは各家庭の経済状況の厳しさを大きくあらわしていることではないかと思います。

会社、組合は今回の減収に対して、もう一歩踏み込んだ対策が必要ではないかと思います。

 減収対策が必要 トヨタ労働者です

 (減収対策をしてほしい、との声がトヨタ労働者からあがっています)
投稿 | コメント(1) | トラックバック(0) | 2011/05/15 09:29

安藤さんから当ブログへ投稿 5月の出勤日はわずか7日間

減収? トヨタ労働者
    (減収対策はどうする? トヨタ労働者は悩んでいます)

 トヨタ自動車で働く安藤さんから、当ブログ「トヨタで生きる」に投稿がありましたので、2回に分けて紹介します。

A「今年のゴールデンウィーク、18連休だぞ!」
B「そうそう、五月の出勤日って七日しかないんだね。」

トヨタ自動車の製造部の勤務体系は大まかに分けて
・三交代
・連続二交代
・常昼
この三つになります。

先の会話は、連続二交代勤務(連二)の二つのグループのうち、ある一つの職場の会話です。

実際に連二の黄直の職場では4月28日〜5月15日、5月21日〜29日が休みになっています。
正味、5月の出勤日は16日〜20日と30、31日のみの7日間です。

A「俺、来月に家の契約する予定だけど、マジ、この状況ムリ!」
B「俺も、この先給料の見込み、わからないから来月の生活設計すらたてられない」

連休前の同僚の会話です。
投稿 | コメント(1) | トラックバック(0) | 2011/05/14 08:40

ブログへのご意見、ありがとうございます

ブログ「トヨタで生きる」の11月30日付、「TPPとトヨタ労働者」に、ご意見をいただきまして、ありがとうございます。ご意見は、次のようなものです。

 「コストダウンを下請け関連企業に押し付け」ても、国内生産が無くなるよりは良いのではありませんか?
「為替変動リスクを減らすとして海外生産にシフトして」いるのは、関税協定を結んでいない国内で生産するのは苦しいからでは?

 ご意見にたいし、私たちはこう考えます。

 トヨタは、いまや世界1の自動車メーカーです。営業利益2兆円を計上するなど日本の大企業のなかでもダントツの利益をあげてきました。赤字も1年だけで、すぐにV字回復しました。ため込み利益は、大企業1位の11兆円以上になります。2位のホンダが5兆円ですから、まさにケタ違いです。

 こうした利益は、どこから生まれたのでしょうか? よくいわれるのがトヨタ生産方式(かんばん方式)です。たとえば、トヨタに在庫を置かず、下請けからジャスト・イン・タイムで部品を納入させています。在庫を持たなければ、それだけ利益があがるからです。

究極の利益をねらうのがトヨタ生産方式です。これは、あらゆるところで応用されています。乾いたタオルを絞る―乾ききっているのに、さらに絞って水を出す―のもトヨタ生産方式の応用です。その具体例が、下請けへのコスト削減要求です。

このブログでも、「過酷なトヨタのコスト削減」(11月29日付)として紹介しました。2000年から始まった「CCC21」(総原価低減)でトヨタは、30%のコストダウンを迫りました。

さらに、「BT2」「Ⅴ1」「RRCI」と今日まで続き、この10年間のトヨタのコスト削減のトータルは、1兆8700億円にのぼります。下請けでは、コスト削減に応じなければ、取引を停止させられるために、安い賃金の外国人労働者を雇用して経営を維持するなど懸命の生き残りをはかっています。

下請けからは、「この状態が続くと廃業を余議なくされる。余命6カ月という状態」という悲鳴が上がり、コスト削減に応じた結果、経営が成り立たず、廃業、倒産に追い込まれた下請けが相次いでいます。

 トヨタだけが利益の「独り占め」をして、下請けがどうなろうといいのでしょうか? 下請けも経営が成り立つようにすることが必要ではないでしょうか。そのためには、トヨタと下請けが対等に話し合うことが必要だと思います。

 トヨタが、国内生産を海外に移す大きな理由の1つは、日本の労働者より賃金の安い発展途上国での生産のためです。これも利益をあげる手法です。国内の労働者は仕事を失うことになります。

 TPP(環太平洋戦略的経済連携協定=輸入関税を原則的に撤廃する)で、関税がなくなれば自動車メーカーは、発展途上国へ輸出攻勢をかけるでしょう。一方で、賃金の安い発展途上国で生産し、逆輸入することが考えられます。国内の下請けの仕事はなくなり、労働者の雇用は失われます。日産がマーチをタイで生産し、逆輸入しているようなケースが増えることになります。

 日本国内で労働者や下請けをさんざん使って、ばく大な内部留保をたくわえたうえに、いっそうの利益を求めて海外に工場を移すような身勝手は許されるものではありません。トヨタに、下請けへのコスト削減を強要するな、海外への生産移転をやめろ、という声をともにあげていきましょう。


トヨタ本社22

(トヨタ本社)
投稿 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2010/12/20 18:19
 | HOME |