◎アメリカの属国か オスプレイ飛行容認

 2年前の2015年8月、私は沖縄県宜野湾市の普天間基地を一望にできる嘉数高台公園にいました。しかし、突然の豪雨。滑走路のそばにある嘉数高台公園は高台にありますが、基地から飛び立つ飛行機は見当たらないし、オスプレイも見えなかった――。

 この普天間基地から飛び立った米海兵隊のMV22オスプレイが8月5日、洋上でドック型揚陸艦グリーン・ベイ(所属・米海軍佐世保基地)に着艦しようとして衝突、海中に墜落し、3人が死亡しました。

 普天間基地所属のオスプレイの死亡事故は初めてでした。米海軍安全センターは、航空事故の重大さを示す4段階評価のうち、最も深刻な「クラスA」に分類しました。

 この1年間のオスプレイの「クラスA」事故は、▽昨年12月の沖縄県名護市での墜落、▽7月の米本土での機体整備中の落雷・整備士の脳死―に続くもので、3件目という異常事態。オスプレイの危険性が改めて浮き彫りになりました。

 翁長雄志沖縄県知事は、「起こるべくして起きた。(オスプレイは)とんでもない飛行機」と強く抗議しました。小野寺五典防衛相は6日以降、米側に「飛行自粛」を要請していました。「飛行再開は安全だ」とする米軍の説明に対し、防衛省は11日、「理解できる」と飛行再開を容認する見解を発表したのです。

 オスプレイ4機は同日午前、普天間基地を出発し、午後4時半ごろ、米軍三沢基地(青森県三沢市)に到着しました。10日に北海道で始まった日米共同演習「ノーザン・ヴァイパー」へ参加するのではないかと見られています。

普天間基地
(人口密集地にある普天間基地)

 「クラスA」事故から1週間もたっていないのに、オスプレイの飛行を容認したのです。安倍政権の対応は、沖縄県民をはじめ日本国民の声を無視し、アメリカいいなりの姿勢をあらためて示しました。

 アメリカには、何も言えない、これではアメリカの属国ではないのか―。長崎に原爆が落とされて72年目の9日には、被爆者から「あなたはどこの国の総理ですか。私たちをあなたは見捨てるのですか」と詰め寄られた安倍首相。

 わずか2日後には、こんな醜態を安倍政権はさらけ出しているのです。安倍政権を、これ以上、続けさせていいのでしょうか。
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未分類 | コメント(3) | トラックバック(0) | 2017/08/12 20:38
コメント
だから人口密集地から日本主体で辺野古へ移設しようとしてんじゃないの?

お前ら反対してんじゃないですか?
いつもながらマクロミクロ視点をご都合よく使い、切り取り批判、無責任政党ですね
No title
改めて上空から見ると普天間基地の周辺は人口密集地帯です。早い基地移転が必要ですね。これを見たら辺野古への移設は当然じゃないですかね。
No title
労働者が落雷で死んで労災事故起こしたら異常事態にカウント?

共産党の上層部は狂ってしまったのか?

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