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◎トヨタ 10月から特別の生産体制へ

 トヨタ自動車が10月から来年3月までの6カ月間、特別な生産体制に入ることがわかりました。新型プリウス(4代目)の生産が始まるだけでなく、3カ月以上の納車待ちの車があるというのが理由です。

 ランドクルーザー・プラド(ディーゼル)の納車は12月以降、新型シェンタのハイブリッド車、ガソリン車とも来年1月以降の納車、燃料電池車のミライは2018年以降などとなっています。

 このため、要員確保のために、期間従業員の採用増や定着率の向上、期間満了金の見直し、無料ランチ懇談会などを行っています。また、工場内応援や社内応援、他のボデーメーカーからの応援などを行っているものの、要員の確保がままならず、事務系職場からの応援をふくめるなど、「過去に例を見ない異例のケース」になっているといいます。

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(新型シェンタ=トヨタのカタログから)

 このため、次のような対応をとるとしています。
 ▽10~11月は、1日当たり最大2時間の残業に、1カ月に4直の休日出勤(1人当たり月2回)
 ▽12月は、2直(午後4時10分~午前1時)の開始時間を15分遅らせ、1、2直の直間を拡大することで最大2・5時間の残業
 ▽16年1~3月は、1日当たり最大2・5時間の残業に、各月に2直の休日出勤(1人当たり月1回)

 実施する上では、36協定の上限時間である月45時間以下とし、36協定違反などが絶対にでないようにする、休日出勤時の食堂無料化などを実施するとしています。

 6カ月間の限定とはいえ、1日最大2・5時間の残業になれば、2直の場合は自宅に帰れるのが明け方の午前4時前後になります。本人の健康面はもとより、家族への大きな負担になります。

 トヨタは、一切の無駄をはぶくかんばん方式で、日常的にぎりぎりの要員しか配置していないために、これまでも生産増になると、残業、休日出勤で対応してきました。過去最高の利益をあげているいまこそ、余裕のある人員配置をすることが必要ではないでしょうか。
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職場は今 | コメント(3) | トラックバック(0) | 2015/09/09 10:01
コメント
No title
お盆休みはたっぷりリフレッシュしてるはずだし、今度は忙しくなるからと言って苦言を言いたいのですか?

世の中には未だに仕事もお金もない。
長時間労働を強いられる上に残業代も付けてくれない。

仕事があるだけで有難く思いなさい!
もう、こんなしょうもない記事を投稿するの止めた方がいいよ?
どうせ鼻で笑われるだけだし(笑)・・・
No title
家庭面とか個人的なことはどうでもいい。
半年以上納車待ちしている人がいるんだから。
がむしゃらに働きなさい!
No title
ついに本格的に始まるなっていう気がしてきた。
部品の引取も多くなってきたし。
頑張って乗り切ろう。

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